ablindspotのブログ -198ページ目

チョッコレート



今日はバレンタインズディ。



生まれてこの方、手作りチョコレートを持ち、待ち伏せをし、くねくねしながら告白をする


という行為をしたことがございません。


というか、手作りチョコレートを渡したこともございません。



餅は餅屋。チョコレートはショコラティエ


だと、今年も変わらず思っております。




私の周りの女子には、そんな乙女チックな女子は見当たらないけれど


いやいや、世の女子はそうでもないらしい。


何週間も前から試作や試行錯誤を繰り返し


ロフトやハンズで包装紙やハートのカードを、長蛇の列にも負けずに買い込み


13日の夜から夜な夜な制作を始める。


汗と涙と愛がてんこもり。





売っているチョコを、味気ないとお思いかも知れないが


買って渡すチョコには、手作りのチョコにはない苦労と愛がこもっている。



例えば


お店までの交通費とか、選ぶ時間とか、催事場での鬼のような人ごみに打ち勝つ精神力とか


ショコラティエの愛情とか、パッケージデザイナーの情熱とか、販売員さんの熱意とか、私の気持ちとか




ほら、手作りよりも6個も手間と暇と気持ちが上乗せされているよ。



手抜きじゃないよ、生産性と効率と経済の為だよ。



と、作るという行為に、かわいくない一石を投じることで


手作りしない事への言い訳とさせていただきます。



何か踏み絵のようだなあと思ってしまう私には、乙女の仲間入りは、やっぱり今年もできませんでした。




皆様、ステキなバレンタインナイトを。








つづく





サイモンふみがファンキー




皆さん おげんきですか


今日も僕がこのブログをアップさせて頂きます



というのも大橋さんが




「今日は夜9時から古本さんの結婚式の二次会の


打ち合わせあるんですよねぇ」




夜9時と大阪という発音を妙に強調し


僕に訴えかけてきた






店もあんまり忙しくないしい いっちゃいいんだけど



僕もさぁ 後10日に迫っている古本君の結婚式のスピーチを


考えなくちゃならないことわかってんの ったく



てな下り





そうなんです 前代未聞のバツイチスピーチをありがたく


しなくちゃいけないことになっているんです 僕




そりゃさ、結婚前まではいろんな人からスピーチを頼まれて


それなりに高評価をいただいてきたんですが




これ 罰がついた今 何を話していいのかがまずわからない




結婚とは


とか


お嫁を大切に


とか


家庭を省みて




とか


とか


とか


とか




なんて言葉を発することがなんとも皮肉な話であり


もう一人の僕が僕に



「よくしゃーしゃーとそんな事言えるね」


とほくそ笑むだろうし





だからといって


別れを連想させるような言葉を使っちゃだめとなると


一体 僕は何を話せばいいのか


全くわからなくなって




まあ 先のことだしね




なんて悠長に構えていたら


あと10日となってしまって




それでも



慌てない慌てない 一休み 一休み



と行きたいところなんだけれど




さすがに小学生の夏休みの宿題じゃないんだから


ある程度 骨子を考えなくちゃならないわけさ




古本君は鹿児島出身やしね


お嫁サンバは山口出身やしね




両家の皆様にとっては


自虐的な関西人のボケが全く通用せず


どっちらける可能性もあるわけさ





・・・・・・・ということで私の挨拶と代えさせて頂きます。」



しーん




司会者



「ごめんやっしゃー」








新喜劇のネタは幼少期から見ているからこそ


面白いのであって これに全く馴染みのない地方の人間が



「おじゃましまんにゃわ」





みんながずっこけたり


観衆が大爆笑している意味がわからないに決まっている



という意味においては いくら神戸で式を上げるとしても


フィールドはアウェイな訳なんす





むー慌てる 慌てる


多分 この人生において


もっとも緊張するスピーチになるのは間違いない






それでも僕は


こもと君がある意味



非常識なオファーをしてきたから(世間的にね)




「ほらいわんこっちゃない」的な


非常識なスピーチをしてやろうと思ってもみるし




「ゴイスーさすがオーサワさん 


うまくまとめましたね」



と言われたい気もしなくもない




あ あ あ



やっぱり僕の失敗談話を話をさせていただき


しかるに的な結びをしようと思っている




だいたいね


そんな連想させるような言葉を使わなくたって



僕はほら


離婚したじゃない?




いずれにせよ




このスピーチの聴衆に元嫁がいなくて本当によかった



と心から思っている




と同時に後ろをむいても前をむいても


地獄が待っている感は



離婚前にとても似ている 



気がする




生きた心地がしない今日このごろ




僕は卒業のダスティンホフマンのような


気持ちになっている





続く






続く 

優しい雨 (前もこのタイトル使ったっけ?)


しとしとぴっちゃん



しとぴっちゃん






今日の神戸は小雨がぱらついておりますが



はるかかなたのロンドンの読者の皆様



そちらの天気はいかがでしょうか






ああそうですか あの陰鬱な鬱蒼とした



太陽を1ヶ月見ないような天気が続いているのですね





お疲れ様です







僕は傘を指す男はあんまりかっこいいとは思わない、




というかみかんの皮をむくのがめんどくさいのと同じように



傘をもつ行動自体がめんどくさいから


傘をもつ男がまめに見えてしまうだけやどね




だからと言って小走りになるわけじゃなく



雨に打たれながら普通に歩く。






北区民じゃないとわからない話だけど



その昔 西鈴蘭台駅から鈴蘭台西高に上がっていく坂の途中で



しとしと降っていた小雨が布引の滝のような大雨に変化し




上着も靴も何もかもビチョビチョで それはそれで楽しんで歩いてたら



ちょうど鈴蘭台西高の前で傘をさしていた女性が



僕の方をじーと見つめていた。






うぬぼれじゃなくその女性はきっと僕を哀れみ



一緒に入れてくれようとしていたのだろう






僕は そんなずぶ濡れの中の捨て犬扱いされるのがとても嫌で



道路を渡り 反対側の歩道で家へと戻った






多分 そこからその女性は再び歩きだしたので



きっとそうに違いなかったと思う







そう 僕は相合傘もあまり好きじゃない




僕が入ることによって片割れが濡れること自体



僕が傘を持っていないことが悪いという話になり





それは僕の連帯保証人になった人が



僕が金が払えないせいで 一緒に金利を払い続ける話に似ている




そんなんで風邪をひかれるのも嫌やしね








たまーに僕が傘を持ち合わせていて



相手がもってない場合には僕は傘に入らず



相手に貸す。






理由はわからないがとにかく相合傘はいやなのであーる






ロンドンは非常に天気が変わりやすく


ピーカンやったのに



たまーにスコールみたいのが降ってきたりする





そんな土地柄 店々には大きなアーケードがあり


軒先で雨を凌ぐことが出来たから



傘をもたないロンドンっ子たちは



一斉にすずめのように肩を寄せ合い 雨宿りをしていた






なんかよくわからんが



傘という自分のスペースの独占じゃなくって


公の共有といいますか





なんかそんな時に見知らぬお祖母さんや黒人たちと



「おう でぃあ」なんて言いながら



一期一会のコミュニケーションが生まれているときに



僕は幸せを感じたりする



黒人もアジアも白人も関係ない


小さなボーダーレス



そして晴れ間が出てきた瞬間に



何事もなかったように 雀たちは大空に羽ばたいていく感じも



好きだったりする




二度と本当に二度と出会わないだろうけど




またね 


シーアー


なんて言いながら






そんな感じを僕は日本でも感じたいものの



そんなことはあるかもしれないが



きっとほとんどないと思う







と思ってこうやって書いていたら



そういえば大学生の頃 コンパで夜な夜な遊んでいたら



神戸電鉄の終電を乗り過ごしてしまい



三宮でうだうだ時間を潰して始発を待っていた






が いらちな僕は始発を待つことの生産性のなさを感じ



4時くらいから有馬街道を歩いて帰ることにした





しかし徹夜明けの有馬街道はとても疲れる



あの傾斜は徹夜明けじゃなくても相当しんどいし危ない






ヒーコラ ヒーコラ バヒンバヒン





水呑の交差点前のトンネルが見えてきたとき



クラクションがなった






ベンツのSLが路肩に止まり




「兄ちゃん家どこだ」




へい いやー星の方です





「乗りな」




お互い疑いもせず



僕はお言葉に甘えさせてもらった





何を話したか全く覚えていないが



まもなく家が近づいてきて




「ここらへんでえーか?」




はい




「じゃあな」




とベンツはどっかに走り去った。




ってことがあった。





もう一つは先日 宇治川沿いのヤマト温泉に浸かっていたら



見知らぬおっさんが





「にーちゃん 外寒いからな



よー温もれよ。」




とおっさんが僕に向かって叫んだ






外が寒いのは十分僕も分かっていたが



僕はとても嬉しく感じ 思わず





ありがとう おっちゃんも気を付けて




と叫び返した






相合傘は好きじゃなかったから仕方ないが




僕は感動巨編の「感動」を疑うし



お涙頂戴のドラマも好きじゃないし



アホみたいな友情モノも全く好きじゃないが






僕はそこに ありそうで なさそうな



こんな関係性がとても好きだ



こーこーろーのすきーまにー


やーさーしい


こんなに普通のまいにちのなかーでー



この曲も好きだ



続く