ablindspotのブログ -194ページ目

本編




愛はー空にうーかんだー雲のようーにー




はい このブログは僕のFBと連動しております



なんとケータイが水没死してしまいまして


お陰様で死亡最短記録や死亡記録を更新してしまいました




なんてデリケートな生き物なのでしょうか


スマートな人にしか使いこなせないんやねきっと。




さすがにちょいと落ち込んでいるのですが


なんのこれしき へのツッパリはいらんですよ


と言いたいところですが


また手続きするのが面倒くさいね本当に




さてあんまりゆっくりできないから


早速 山澤先輩のお話を書き進めていこうと思います




トイレ行きましたか?


手を洗いましたか?


読まれる準備が整いましたか



そうですか 


では どうぞ





あれこれ10年近く前から山澤先輩の噂はよく伺っていた僕




というのも 


以前勤めていた広告会社が美容関係のクライアントが多かったし


その縁で今も仲良くさせていただいている方が多いからね


そんな方々に

神戸で一番パンチが効いている美容院ってドコ?


って聞くと


必ずみんなが「CHESTでしょ」って答えていた



それは美容業界の方のみならず


広告業の方やデザインやファッションに関わる友達たちも


聞けば かならずCHESTという名前を出していた


残念ながら


「紹介してくださいよ」


と言うことができる

直接のヤマザワ先輩の友人という方とは


お会いすることはなかったものの


みんな間接的に聞いたヤマザワ先輩の噂を


ご丁寧に僕に教えてくれていた




「変わってるらしいよ」


「なんだか変らしいよ」


「常識的な人じゃないらしいよ」


「美的センスがぶっ飛んでるらしいよ」



僕はそのお話を聞くたびに


その噂のCHESTのオーナーに一度あってみたいものだ


と思っていたものの



野郎が男に会いたい


っと言ったところで


なんの面識もなく共通の友人もいないのにも関わらず


ご本人が勤める美容院に行き



「オーナーさんが変わっているという噂を聞きつけまして」



なんて失礼千万な指名できやしないし




ましてや 僕が美容業界の人間ならまだしも


全く関係ないし


おっかけみたいで気持ち悪いやろうし



そのうち どこかでお会いできるに違いない



噂を聞くたびに思っていた



それから数年の月日が立ち


僕は神戸青年会議所の扉を叩いた


たのもー




前回 書いたように


ヤマザワ先輩は当時神戸青年会議所に所属されており


なんとまあ僕が配属された新入会のチームの世話人だったため


何度か話しする機会があった




「美容院を経営しておりまして」



へえ どこですか


僕 結構 色々な店に行ってるんですよ



「CHESTです」



ブ 



飲んでいたお茶を吐きそうになるくらい


一気に舞い上がった



あなたが 


長年お会いしたかったCHESTのオーナーだったのですか



あなたが水戸光圀公やったんですね




数多くの人たちから噂を聞いておりました


あの是非一度 お食事にでもいきませんか



と懇願してみた




「いつでもいいよー いつでも電話してきてねー」



とヤマザワ先輩は照れくさそうに答えたものの




いきなり飲みに行ったところで


何をきけばいいか わかりやしない




だからこそ 一回 髪をきりに行こうと思っていたものの


飲食店ゆえの


ずーと坊主だったから


行く機会すら訪れることもなく


口約束から一年以上が過ぎた先日



「これはチャンス」


古本くんの結婚式という大義名分をもとに


坊主頭に毛が生えたくらいの長さにも関わらず



ヤマザワ先輩のケータイに電話してみた



ご無沙汰しております おーさわです




「あーオーサワくん ひさしぶりー 


元気してるの?どーしたん?」



いやー結婚式が近くありまして


スピーチもありまして・・・・・・


なんとか男前に




「わかった ありがとう 


ホンマに来てくれるんや


ありがとう じゃあ明日待ってるからねぇ」



こんなにありがとうを言われることも


そんなにないせいか


こっちもなんだか照れくさくなってしまった




そごう近くのスタバに到着


あと10分くらい時間はあるし


適度に緊張をほぐすためにも



エスプレッソwを飲みましょか



と思ったものの


オンタイムは年長者には失礼だ



エレベーターを押し店内に向かった



僕にはそぐわない


イケてる空間 イケてる客 イケてるスタッフ 


なんなイケイケイケな雰囲気に少々戸惑い 緊張し



「ごごごごごじから やややややまざわさんににににに


おおおおおおねがいしている おーさわなんだなぁ」



と不覚にも山下清みたいになってしまった。



スタッフからすれば中年太りをした山下清に見えたに違いないが。



ロッカーがある


しかも鍵付き


部室や温泉なら普通に使い方がわかるのに


美容院だから僕は使い方がよくわからなくなってしまった



ええっと


緊張のあまり


ロッカーを力を込めて閉めてしまい


夕方の静かな店内には その音が響きわたる


振り向く一同



「すんません すんません」


店内に向かって頭を下げる僕



これじゃ田舎モンじゃないか


もう帰りたい



と思っているときにヤマザワ先輩は登場した


モンサンミッシェルで唯一の日本人にあったような気分になった



「こんにちわ」


が言える喜び




中略



中略



僕はカットのしようがないほぼ坊主頭から


おシャンティカットになるまでの2時間


ありとあらゆる質問をヤマザワ先輩にしまくった



経営のあり方


店のあり方


身の引き方


美的センスの磨き方



これらを全て書いてしまうと


もう明日の朝になってしまうかもしれないから


僕は感動したセンテンスを抜粋して書いてみたいと思う




問1、


僕のまわりの人たちがヤマザワさんのことを変わっていると言っていますが


どこがどう変わっているか もしくはほかの美容師とどう違うのでしょうか





うーん 僕は僕が変わってるとは思わないねぇ


強いて言うのなら


この世界 職人の世界やから


どうしても自己顕示欲が強くなってしまいがちやけど



僕はいつも出会いに感謝してるんよね


今の僕が形成されているのはスタッフを含めて仲間たちのおかげなんよね


出会い、出会い、出会いが今の僕を作ってくれていて


それがなければ今の僕は存在しないからね




40代になっていま人生が最高に楽しいのさ


20代 30代ってほら


0から100まで自分で作り上げなくちゃいけない


何かをしたいと思っても


ゼロから自分がノウハウを学ばなければならないし



人にやらすにしても 途中でその人がやめてしまえば


またゼロからの出発やし徒労にくれるんだけど


いま 僕の右腕たちが本当に頑張ってくれてるし



信頼のおけるブレーン達を通したら


必ずやりたいことのやっている人たちを探すことが出来るし


0からやるリスクを負わなくてもいいし


お互いウィンウィンだしね



そういった意味でも出会いに感謝してるんよ


逆にね 僕が出会った人たちが成功しているとさ


心から嬉しく思うし 応援したくなるんよね



これって変わってる?




「いえいえ あくまでも噂ですから」




問2


美的センスが変わってると巷では言われていますが



んー僕はね流行というものは追わないんだよね


僕が店で新人入ってきたらどんな話をすると思う?




ただひたすら神戸の歴史の話をするんよね


ずーとずーとね



なぜだかわかる?



僕はあるときアメリカに旅行したんだけど


一緒に行っていた人間がある青色の洋服を来てたんだよね


その青色が西海岸じゃ全く生えなかったんだけど


東海岸ではその青色が見事に調和してたんだよね



なにが言いたいかわかる?



その場所にこそこだわらなくてはならない


万国共通の美なんてないわけさ




という意味においてね 僕は神戸で商売をしているから


神戸で生活を送っている人たちが


街並みにいかに同化し そして調和することの出来る美しさを


提供し 追求しなければならないんだよ



だからそのためにも歴史から入らなくてはならないし


もし僕が大阪や東京で出店するとするならば


そこの歴史や街並みを学び


店構えもスタイルも全く違うものを追求すると思うんだよね




なるほど美の地産地消ですね


と僕は感じた




だから店の外観も内装も


徹底的に神戸らしさにこだわるんよね



店自体がまず街に同化しなきゃ



だいたい


店の作り自体を流行の作りにしたところで


それはいずれ流行りに過ぎないし


なんの普遍性もないわけだよ



その土地で過ごしてきたお客様が落ち着く空間


その求めているコンセプトに合う空間デザイナーを僕は徹底的に探すし


徹底的にその空間デザイナーと打ち合わせをするし


それが僕の中のあるべき美への追求やと思うんだけど




姫路に出店したんだけど


本当は内装 姫路城をどかーんと描こうかと思ったんだもん


でもやめたけどね



何か変わってるかなぁ




「いいえ とても興味深いお話です」




問・3



御社は神戸の中ではずば抜けて


成功していると同業者の皆様は言われておりますが


その秘訣をおしえてもらえないでしょうか





これを成功というのかどうか分からないけど


これをもし成功というのであれば



人の悪口を言わないこと



360日一生懸命働くこと


僕 去年休んだの五日だけだよ




とにかく現場から離れないこと



オーサワ君も料理食べに行くなら


オーナーシェフの店いくでしょ


「はい」



そして前述のとおり


出会いに感謝し 


自分一人では何もできないということを


分かることだと思うよ




成功の秘訣ってこれくらいだと思う







僕は2時間のカットを終え


どこぞの経営セミナーよりも1000倍学べたことに


心から感謝した。



ありがとございましたヤマザワ先輩


みんなが変わっているといっている意味が


わかりました。



ヤマザワ先輩は人間として普遍的なモノを追求しているから


表面的なモノを追求している人間からすれば


変わって見えるだけの話なんですね




って話




何も感じない人には感じない話だけど


僕は読者のみなさまに何か感じて欲しいと思い


長文を書いてしまいました



お許しください




前回の前置きのおじいさんのお話を


もう一度 読んでみてくださいな





それでは求人営業マンが来たので


さよなら


さよなら



さよなら






続く












 











 




























雨の火曜日



今日は雨でしたね。雨が降ると頭が重くなって首が痛いね。


先週髪の毛を切りに行った。


誰にも気づかれない位こそっと切ったから、誰にも気づかれていない。


髪切った?と誰にも言われていない。


髪切ったんだけど。と言ってみようかな。


言われても困るからやめておこうかな。



いつもの美容師さんが、すごく痩せていたので


痩せました?と聞くと、2週間ほど入院していた。とのこと


お腹が痛くて、病院に行ったら虫垂炎と言われて手術したけど


原因不明の炎症が続き、ご飯が食べられなくて、栄養チューブ生活を余儀なくされたんだとか。


しかも、注射がへたくそな看護師さんに当たってしまい、1日に何度も何度も針を刺したり抜いたりされ


腕がパンパンに腫れ上がってしまったらしい。



かわいそうに。ツイテないですね。




2週間もベッドに寝たきりになると、人間やはり段々と衰えていくようで


退院して一番痛感したのは立っていることの大変さ、だという。



退院して仕事復帰を果たした1日目、夕方には立っていられなくなり


しんどすぎてソファーに横になってしまったんだとか。



人間、遣わないと筋肉からどんどん落ちて行ってしまう。


背筋を普段意識することは、まあないけれど


人間がまっすぐ立つという行為に背筋は欠かせないものらしい。




何の運動も、移動で歩くという事もしていない私でも


立っているという行為だけでも、筋肉は鍛えられているらしい。



立てなくなって初めて分かる、立たせてくれている筋肉が存在するということ。


なくなって初めて分かる本当にひつようなこと。



おじさん、深いね。



おやすみなさい。








つづく







前置き





皆さん かんばんわ


良い週末をお過ごしでしたでしょうか


僕は土曜日のビックイベント


古本夫妻の披露宴スピーチを済まし


穏やかな生活を送っております



三時に目が覚めていたのが


ぐっすりと眠れるようになり 潜在的にプレッシャーを


受けていたのだなとつくづく感じるわけですね




はい


さて


話がゴロっと変わります


以前書いたと思いますが




僕は営業マンの頃


行動心理学の本と


マーケと営業の本を読みまくっておりました



大分稼いでいたので



営業という見出しがついていれば


中身に目を通すことなく



バブル期 パリに遊びに行った日本人が


片っ端からビトンのアイテムを買いあさるがごとく


本棚ごと買い占め


読み漁っておりました



とある日 マーケの本を読むのをやめました



止めた理由となった本のタイトルを忘れてしまったのですが


とても興味深い話だったのでうる覚えなのですが


記憶の範囲で書いてみます



アメリカのとある地方に老人が経営しているハンバーガーショップがありました



このお祖父さんはとても気前がよく


お客様がいかに喜ぶかを考えたサービスをいつも率先して行なっていました




例えば


ハンバーガーに気前良くポテトを付けてあげたり


小さな子供にはドリンクをサービスしてあげたり


お客様には挨拶しもって愛想良く会話をかわし


それほど儲けることはないけれども


地元ではそれなりに繁盛店として賑わっておりました



そんなある日


息子が店を継ぐ形で手伝うことになりました



インテリゲンチャな息子は


生産性とマーケや品質管理の知識を最大限に活かそうとします



「この店には改善点が腐るほどある


このままじゃ死に体だ」



無学な老人はインテリゲンチャの大卒息子に



「ああ なるほど


さすが大卒なだけある」



と下駄を預け 息子の言うことに盲目的に従いました



広告として看板を立て


品質管理・在庫管理を高め


生産性を高めるために無駄なサービスを徹底的に排除し


お客様との会話さえも非効率だと考え


無駄無駄無駄無駄



と不思議な冒険のように徹底的に無駄を省きました



結果



お客様は離れていき


どうにもこうにも首がまわなくなり


店を畳むことになりました



愕然とした老人はこうつぶやきました



「息子の言うとおりやったな」




というお話 



かなり割愛して書きましたが



僕はマーケの本質とは


これに近いんじゃないかと思い


一切 本を読むのをやめました



営業マンとして


広告マンとして


そのジャンルの本を読まないということは


失格とも言えると思いますが


僕はそのデータ的な切り口は


全く語らなくなりました




そもそも


トレンド


傾向


流行


という言葉はあまり好きじゃないですし


服屋にいって店員に


「これ流行ってますよ」なんて言われたら


絶対に買わないのですが



仕事だから


それを口にしなくちゃいけないんだけど


一切 口にするのをやめて


どこが流行っているのかも話するのを止めて



得意先とは


最近あった面白い出来事と


おいしいレストランの情報だけを


話すように努めておりました


「調べて」ということは調べるようにしましたし


宿題を課せられたらちゃんとしていきましたがね


そして今僕は


どちらかと言えば


情報の売り手ではなく


情報の買い手という立場に立っております




同業者はもちろんのこと



周りは



原価率や


ロスの計算や回転率や


客単価がへちゃちゃへ


うんちゃらかんちゃら



というモノへの僕の意識の低さにはっきりいって


戸惑っており 



飲食店をやっている友人たちからは


「お前はあほやねん


売上ー原価ー人件費=利益



という考えは改めたほうがいいよ



利益率 利益率 利益率」



と散々指南してくれます。




僕はそんなものなんかいな


しかし食えてるしね



と思いながら



適度に生産性のないサービスを


あんまりお金にならないサービスを


たまにはご馳走するサービスを


お客様に提供をします



スタッフには



お給料は僕が払ってるんじゃない


お客様が払ってくれてるんだから


スタッフ同士で気を使うんじゃなくって


スタッフ同士お話するんじゃなくって


お客様に気を遣って


お客様とお話してください



と常々口がすっぱくなるほどに言っております




理想としてあるべき姿はスタッフ間の私語禁止



と言いながら僕も話しかけたりするんですけどね




これはカッコつけて言っているわけじゃなくって


僕があの時 読んだアンチマーケに書かれていた


おじいちゃんの後ろ姿から学び取った学習なのです




客単価を上げる 回転率を上げる


看板を上げる チラシをまく 知名度を上げる


費用対効果は etc




数字にとらわれすぎて


お客様の個々の情報をどこまで網羅出来ているの?



お客様の



前の髪型を覚えている?


誕生日知っている?


乗っている車は?


名前知ってる?仕事知ってる?


子供が何人いるか知っている?


好きな映画は?


まえ何を話した?


好きな色は?



を知ってるかい?



広告予算への興味もいいけど


そもそも相手に興味を持ってるかい?




と僕は後輩営業マンにいつも聞いておりました



マーケの話なんて


大企業に任せとけばいい


言い訳の理論武装に過ぎないんだからさ





そしてこーしてサービス業にいざ携わり


五年経ちまして



嫌味じゃなく


この五年間で一番売上がいいのを見ていると


ああ間違っていない


僕は間違っていない



と改めて思うのです




相手に興味をもつことが


何よりも大切なことで


数字に興味をもつことは二の次だと







大した愛想もない店員が


客単価をのばすために


空いてるグラスを見て



「次 何飲みますか?」


なんていう店には行くか



俺が飲むペースは俺が決めるんじゃ


ほっとかんかい ボケ




これは僕が懇意にさせていただいている社長の


名台詞です




本当はヤマザワ先輩の話を書こうと思っていたのですが


あまりにも前置きが長くなりすぎたので


次回にさせて頂きます





ちゃおちゃーお








続く