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アニョハセヨ 3日目


アニョハセヨー。
しつこいセヨ。これで最後ですので許してチュセヨー。


wi-Fi 難民から脱却できた私は、とりあえずお店に入ったらwi-Fi に繋いでみる
というwi-Fi おのぼりさん期を過ごし、それにも飽きたので

携帯さんにさようならをし、旅行の醍醐味である
食べて買って移動して、食べて買って移動してを繰り返していた。


ガイドさんの最初の説明では、今の韓国の観光スポットには


ナントカという大きな川を挟んで北、南に分けられる、とのことだった。

ナントカという川を挟んでの北側は、首都のソウルとか繁華街の明洞とか


従来の観光スポット。


一方、ナントカという川を挟んでの南側は若者たちに流行り始めている


エッジの効いたニュータウン、カンナム地区


とのことだった。


あの、流行のカンナムスタイルは、このカンナム地区発信の流行なんだとか。

それならば、と
もちろんカンナムスタイルを体験しにカンナム地区へ。


渋滞がヒドイという事で果敢にも地下鉄に乗って川を渡る。



確かにカンナム地区は、出来たばかりのニュータウンの匂いと
若いデザイナーやファストファッションショップの進出が目白押しで
勢いのある街だった。

若者街を堪能し、さてホテル方面に帰るか、と
帰りも地下鉄に。



海外旅行で一番嫌な事と言えば
両替したその国のお金が中途半端に残って
お土産屋さんや空港で、買いたくもない物を買って使い切る、という行為。



大きな金額だったらまあ次回、となるものの


中途半端な金額や硬貨が残ってもなあといつも困ってしまう。


今回はその困った、をなくすために最小限の両替にしよう。


それ以外はカードで支払おう。宣言をしていたため


地下鉄の駅に着き、チケットを購入しようとお財布を開けたものの


お金がない。


オーノー。帰れない。エクスチェンジ、エクスチェンジ。


ぐるぐる、質問質問しながら探し回るも


もう遅いので担当者がいません、とか


近くにはありません、とか


つれない返事ばかり。


あと、30円ほどあれば帰れるのに・・・。と途方に暮れ


もうカード使えるタクシー探すしかない


と、諦めかけた時、日本語を話すおばさま軍団が地下鉄から降りてきた。

奇跡的に、日本円の500円を持っていた私は


ダメもとで、500円とウォンとを替えてくれませんか交渉を、勇気をもって行ってみた。



なんと、心優しきおばさま軍団の皆様


あらまあ、大変。いいから持っていきなさい、と


500円分と何かあった時用に
と、もう500円分、合計1000円分のウォンを握らせれくれた。


あ、500円しか日本円ないんです・・・とあたふたしてると


そんなのいらないから。それも持っておきなさい。じゃあねー。気をつけてねー。


と、颯爽と歩いて行かれた。



私は、異国で感じる日本人の心の優しさと、異国で感じるお金の大切さに


感動するやら、感謝するやら


私も、困っている外国人の人には優しくするぞ


と決意してみたり、それには英語が必要だな・・・と思ってみたり


人の温かさに触れた旅行でした。



思い出して書いてたら、ホテルに変圧器忘れてきたな


と、今思い出しました。
悔しいけど、まあいっか。


日本万歳、ということで。

おしまい。









つづく















神戸しぐさ





数週間前 仕事上がりに


彼女と東門街の南天の釜めしを


食べに行った。



この店は素姓がばれていないし


店員も寡黙なため無駄に愛想を振り向かなくていいし


客の年齢層も高めなため


カウンターのみの狭いスペースて”ありつつも


そんなに苦になることがないが


タイミング悪くジャリ3人組と隣り合わせになり


チャンジャ キムチ らっきょのみを食べ20分強て”店を出た



なにしろ狭い店て”満席の場合は


一人あたりに与えられるスペースが60cmくらいしかなく


確実に肘と肘がぶつかり合うくらいの密接度なんやけと”


とにかくそのジャリ3人組は声が異常に大きく


「なんや君たちは学芸会の演劇の最中か」


と思っちゃうくらいのボリューム。


おまけに僕の横の男がアリバイのために


嫁と携帯て”話し出し


その横の横の男に携帯を渡し出した。




横の横の男


「ごめーん ごめーん


俺が今晩はご主人を占領させてもらうぜ、


俺がご主人と久しぶりに会うのしってるやろ」



五分経過


「ということて”ご主人と代わるね」



「ということなんやけと”ね 


うん うん


うん うん・・・・・・・」



五分経過


「ほんならねー」




とよくやく爆発級のボリュームの携帯の会話が終わったころ


そのジャリ三人組の反対側の横の客達が


あきれかえったのた”ろう


席をたち 帰って行った。




そこからまたそのずっこけ三人組は


店内に響きまくる声て”会話を始めた



「嫁はね―・・・・」


「夫はね―・・・・」


「夫婦関係はねーユーモアが必要やねー・・・」



その三人が繰り広げる会話には


ユーモアのかけらもなく


といいつつも彼らが彼らの会話を面白いと勘違いしている姿が


妙に腹立たしく 席を立った



いるよねー東京とかいくとさ


全然面白くないのに公共の場て”大きな声出して関西弁話して



「俺っち面白いから ちゃんと聞きなよ みんな」


とか


「俺っチ 医者なんた”-」


とか


「ベンツに買い替えてさぁ」


とか



大声て”身分をやたらと強調し


赤の他人さまにも俺っチの偉大さを誇示しようとする輩たち




ああいうジャンルの人たちは


僕が環境局に勤めていたら


いますぐパッカー車にほりこむんやろうね



「バックオフ」



って下り




確かにずっこけ三人組が言っていたように


ユーモアというの人生を渡っていく上て”僕も必要やと思う




そのユーモアについて先日 夕刊フジが特集記事を書いていて


とても興味深かったのれちょいと引用させて頂く




「江戸しぐさ」と言う言葉をご存じかわかりませんが


そういう哲学が江戸時代に存在しておりまして


江戸町方の商人道やったらしい




この中に半畳返しという教えがありまして


ようはウィットの富む返事をするわけなんす



たとえば


記事が載せていいたのは


タ”ン蜜さんが何処かのインタビューて”


「自慰行為の頻度は?」


と聞かれ


「暇さえあればしております


佐野しろうさんとは妄想の果て 最後まて”行きました」



確かに面白い



この言葉の概念を知らない以上は


夕刊フジの例に頼るとそういうのを半畳返しというらしい



※手元に新聞がないから文言に間違えがあるかもしれませんあしからず




そういうウィットが日本にもちゃんと商売人に必要な哲学として


存在してたんやなぁ



日本人おもろない おもろない



っていうけと”


その面白さの指針と言うのが確かに存在してたんやねー




と思ってもっともっと何個もあるという



江戸しぐさを知りたく思い


今朝 二時間くらい江戸しぐさを調べていた




するとさらに面白い




何が面白いかというと


その江戸時代にやんわりと存在した哲学が


我々のこの時代よりも


よっぽと”ちゃんとしていることが面白いんすよね




時間がないから


皆さま調べてみてくんさい





行動規範


モラル




人間って進化し続けてていると思いきや


人として退化している部分も確実に存在しているってこと




あのずっこけ三人組には


是非 ユーモアを含め


この江戸しぐさを学んて”ほしいところやね



って


あかん


あと三分


時間がない




のーもあ ゆーもあ



書いてる僕がこれじゃあ あかんね



ごめんさい




ちゃお






続く










アニョハセヨ 2日目



コリアンレポートの更新が滞り、もう帰ってきて一週間が経とうとしている。

特段面白いハプニングやエピソードがあるわけではないけれど、せっかくの非日常なので、やっぱ書こうかな。

ひとつ賢くなった話と、心温まる話。


インターネットとスマートフォンというツールに、漠然とした信頼と、安心感を持っていた私は

世界はひとつ。ボーダレス。

を合言葉に、電話はできなくてもスマホで検索とか、ラインとかできるから
余裕余裕。
ブログだって、いつも通りオッケー

と高をくくり、充電器の心配ばかりしながら韓国へ飛び立った。

私の数ある悪い癖の中で

大して知らないのに、まぁこうだろう、何とかなるだろう、と思ってしまう。
というものがある。

何とかならないことと何とかなることの勝率が同率くらいなので、この癖もなかなか治らない。


韓国へ着き、携帯を飛行機モードから通常モードへ変更。
電波はない。そりゃそうだ。
さて、着いたよの報告ラインでもするか。

あれ、繋がらない。クグれない。
はて?
世界はひとつでは?

真面目な私は、まずい、ブログが書けない。大澤さんに伝える術もない、と
ドキドキしてきた。

真面目な私は、どうしたらネットに繋がるのか必死で考え
考えても分からなかったから、隣でiPhoneをピコピコやっている、日本人ギャルに恥を忍び

あのー、アニョハセヨ。携帯ってここでも使えてるんですか?
と質問してみた。

ギャルはよく意味が分からなかった様子で、ここでは無理だけど、ホテルとかならWi-Fi使えるんじゃないですかね。
と、質問の答えになっているのかいないのかよく分からない答えをしてくれた。


Wi-Fiね、Wi-Fi。聞いたことあるー。Wi-Fiスポットとか聞いたことあるー。

Wi-Fiについての詳しい説明が欲しかったけれど、それ以上はプライドが邪魔をして聞けず、ですよね。
と知ったかぶりで終了。

とりあえず、Wi-Fiの下に行けばいいんだね。と何とかなったとホッとしつつ
ホテルに到着。

Wi-Fiは?Wi-Fiは?
お部屋かな?

入らないなぁ。何でかなぁ。

フロントかな?
入らないなぁ。

フロントマンさん、Wi-Fiはどこですか。

日本語の通じないフロントマンさんには、Wi-Fi、OK。と言われ

Wi-Fi、NOの私は、途方にくれる。


真面目な私が、もう諦めようと思った時、携帯をポチポチしている若者男子がエレベーターから降りてきた。

その男子は、高校生か、大学一回生の様に見え、それなのにお母さんとおぼしき妙齢の女性と旅行に来ている様だった。

その年齢で母親と二人で旅行に来るなんて、いい子に違いない
と、思った私は

恥も外聞も捨て、Wi-Fiについての疑問を彼にぶつけてみた。

唐突に、知らない人からWi-Fiについて質問された彼は戸惑い、何と言ったらいいか分からない様子で母の方を伺っていた。

母世代は無理だよ。と心の中で思っていた私に、母はWi-Fiについて教えてくれた。


母世代にも完敗。

何にせよ、Wi-Fiは電波のように勝手に入るものではなく、いちいちアプリ的なものを使って接続して、それが接続されれば、やっとこさネットに繋がり、世界とも繋がれる。

ということらしいです。


知ってた?

普通みんな知ってるの?

はじめて知ったよ。

ありがとう、お母様。


旅の恥はかき捨て、とはよく言ったものですね。

長すぎたので、心温まる話はまた次の機会に。


一つ賢くなりました。







つづく