アトリエ・ポレポレのブログ -41ページ目

自分と向き合う場所:2022年4月9日

更新が遅くなり申し訳ありません。

4月9日のポレポレの様子をお伝えします。


この日のテーマは……。

 

 

「こまったこと!」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

「俺がガキの頃に……」と言いながら

絵を描いていた裕士さん。

大きな鬼の姿が見られます。

 

 

色を塗っていったのですが、

隣の子どもの顔に注目すると、

大量の涙が加えられていました。

 

 

子どもの上の部分は空いていたのですが、

背景の色を塗り進める途中に、

大きな丸と数字を描き始めました。

 

 

描き加えたのは、

金色の時計だったようです。

 

時間の理由は教えてもらえませんでしたが、

ご自身が子どもの頃の思い出のようです。

本当に「こまった」様子で

泣いていたんですね。

 

 

選曲中に、新宿のタワーレコードで、

中山ラビさんのコーナーが

設けられていたことを本人に伝えたところ、

思いを馳せていました。

 

 

中山ラビさんの曲を聞きながら、

次の作品を描き始めたのですが……。

 

 

過去に地元で台風の被害があったことを

思い出して描いていたようです。

 

この絵を描いているときに、

「なんでこんなことになるんだ!」と

災害の理不尽さに対して

怒りを表明されていた裕士さん。

 

今回のテーマをきっかけとして、

苦しい思いを昇華させていたようで、

「描く」ということの意味について

考えさせられた場面でした。

 

 

 

 

裕士さんのいるテーブルの反対側では、

萌さんがサイモンさんを

呼び出していました。

 

 

絵の具だけでなく、

クレヨンを使って描かれたこちらの作品は、

「花やしきの花吹雪」という

タイトルが付けられていました。

 

 

この日は来た時から

完成させようという

意欲が高まっていましたが、

まわりから励まされていたこともあり、

筆が勢いよく進んでいた裕也さん。

 

 

宣言通り、完成することができました。

「色とりどりの色」という

タイトルを付けたとのこと。

 

今後別の作品と組み合わせるそうなので、

後日改めて紹介したいと思います。

 

 

 

 

美名子さんは、前回の「桜」の絵の

続きに取り組んでいました。

 

 

前回は満開に近かった3331の桜も、

今回は葉桜に変わっていたので、

絵の中でも葉桜を描いているのかと

こちらは勝手に思っていたのですが、

本人が言うには、「梅」とのこと。

 

どうやら、描く中で、

「梅」に変わっていったようで、

それも美名子さんらしいな……と

笑ってしまいました。

 

 

「梅」に区切りを付けると、

「重い……」と言いながら、

新しい紙を準備していました。

 

 

今回は下塗りの段階から、

顔彩を使っていました。

下塗りの色は、本人によると

「抹茶と小豆」とのことでしたが……。

 

 

指を使って塗り込んでいくうちに、

小豆のほうが優勢になっていきました。

 

 

顔彩の筆ペンで

何を描いているのかと思ったら、

「ニューヨーク!」

「ワンちゃん!」とのこと。

 

和の色彩を用いながらも、

どんどんイメージが

変わっていく美名子さん。

今後はどうなっていくのでしょうか……?

 

 

 

 

遠足の絵の続きを描いていたこちらの方は、

パレットの中で、

「白の分割をしています」とのこと。

 

白墨と絵の具を混ぜて、

パステル調の色彩を次々とつくり出して

個々のキャラクターに塗っていました。

 

 

 

 

こちらは6年振りに来られた方の作品です。

 

小さなサイズで描こうと思いながらも、

サイモンさんに勧められ、

想定より大きな紙に描いていました。

 

ボールペンや色鉛筆等を使って

丁寧に作品を描かれていました。

また来られるのを楽しみにしていますね。

 

 

 

 

この日は地域の施設でアートの活動を

されているという方が見学に来られ、

サイモンさんとしばらく

話をされていました。

今後充実した活動になることを
願っています。

 

「描く」ということは楽しいこともあるし、

苦しいことでもありますが、

ポレポレは、ひとりひとりにとって、

自分と向き合う場所で

あるのかもしれないな……と

改めて考えさせられた一日でした。

桜の開花とともに:2022年3月26日

3月26日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

急に寒くなった日もありましたが、

3331を訪れると、桜が咲いていました。

 

この日のテーマは……。

 

 

「いちばんいって

みたいところ?」

 

コロナ禍の中では、

こういうことをよく考えたかもしれません。

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

前回からの続きに取り組んでいた

美名子さんは、上で紹介した

3331の桜を見てから、

桜の花びらを描き始めました。

 

 

桜の花びらがだんだんと

画面いっぱいに広がっていきました。

 

 

夕焼けの色を顔彩で塗っていましたが、

「鎌倉朱」という名前が

付いていたそうです。

 

 

白墨なども試しながら、

筆だけでなく指でも描いていました。

 

「襖絵になったらいいね」という

話が出ていましたが、

ご本人の頭の中では、

AKB48の『桜の花びらたち』という曲が

流れていたようです。

 

 

後から夕焼けの部分に

再び手を加えたところで、

続きは次回に持ち越しとなりました。

 

 

 

 

前回の続きを描き終えた萌さんが、

「ピンポーン!』と

サイモンさんを呼んでいました。

 

サイモンさんと話をする中で、

もう少し色を加えることにしたようで……。

 

 

黄緑色を加えて、

最終的にこのような作品になりました。

 

桜も咲いていますが、

「春の花」というタイトルとのことで、

見ていると明るい気持ちになりました。

 

その後は、この日のテーマを聞いて、

花やしきの絵を描くことにしたそうです。

観覧車や空中ブランコ、

メリーゴーランドを描いていました。

 

 

裕也さんは、

丹念に赤い色を塗っていました。

 

ご本人の口から、

「次回には完成しそうだな……」

という言葉が出るなど、

気持ちが乗っていたようです。

完成を楽しみにしています。

 

 

 

 

ご用事を済ませてから、

ポレポレに駆けつけていた大河原さん。

 

 

こちらの作品には、

「台湾へGo!」という

タイトルが付けられていました。

現地で食べてみたいものがあるそうです。

 

 

その後に描いたのは、

漫才の「サンパチマイク」でした。

「あの舞台に一度立ってみたいな……」

という思いがあるんですね。

 

 

 

 

こちらでは、

続きだった作品が完成しました。

 

古いほうの服は、

油などのしみがかなりついているそうです。

悲しそうな表情ですね……。

 

 

終わった後には、

この日のテーマにちなんだ

作品を描き始めました。

 

皆リュックサックを背負っているので

何かと思ったところ、

8名で遠足に行く場面とのことでした。

 

 

 

 

この日、隣のギャラリーでは、

ポストコロナアーツ基金の

上映会をやっていました。

 

ポレポレに関してもそうですが、

コロナ禍を迎えてから時間が経つ中で、

「ポストコロナ」といった

未来を見据えた視点も

必要になってくるよな……と

考えさせられました。

紆余曲折を経て:2022年3月12日

更新が遅くなって申し訳ありません。

3月12日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

ポレポレが活動している部屋の隣では、

ミューズ・カンパニーの

展覧会が開催されていました。

 

この日のテーマは……。

 

 

「まげる、まがる」

 

先日も大きな地震がありましたね……。

被災された方にお見舞い申し上げます。

 

11年前の3/11は金曜日だったので、

翌日の3/12のポレポレは中止でした。

 

 

現在もコロナ禍という状況ではありますが、

紆余曲折がありながらも、

この日ポレポレを開催できたことに

感謝したいと思います。

 

メンバーの様子を見てみましょう。

 

 

 

早めの時間から

準備を手伝っていただいた裕士さん。

いつもありがとうございます。

下絵を終えると、

太陽の部分を塗り始めたようですが……。

 

 

直接紙の上に絵の具を置くと、

大胆に色を塗り始めました。

 

 

太陽の部分の背景を塗る時には、

手首を返しながら

ゆっくり塗っていました。

 

 

恐竜の首や足だけでなく、

木の幹も「まがって」いました。

 

 

次に描いた絵では、「まがった」

ストローのようなものが見られます。

 

 

コップの縁の部分などは、

細筆を用いて丁寧に塗っていました。

 

 

トマトジュースとのことです。

背景の色が赤を

際立たせている気がしました。

 

 

この日は気持ちが乗っていて、

もう1枚描いていました。

草が「まがって」いるようですが……。

 

 

描く前に雑誌を眺めていたのですが、

そのデザインに影響を受けたのか、

色を混ぜてつくったカフェオレの

ような色を背景に塗って……。

 

 

おもしろい作品が登場していました。

次回も楽しみにしています。

 

 

 

 

こちらは、以前描かれた作品の続きです。

青緑やピンクなど、パステル調の

色をつくって塗っていましたが、

今描いているキャラクターを

立体にもしたいという構想があるそうです。

 

 

 

 

眠そうな裕也さんを励ましながら、

描いていた萌さんは、

完成には至りませんでしたが、

桜の作品に、花の絵を加え、

クレヨンで茎などを描いていました。

 

 

 

 

雑巾を使って、

紙が削れるのではないかと思うくらい、

豪快に色を拭き取っている美名子さん。

 

 

再び木を描き加えていました。

 

 

 

今度は、画面の下のほうにコラージュで

島をつくることにしたそうです。

段ボールの上のほうを破り、

色をつけてコラージュしていきました。

 

 

雑巾で拭いた部分に素材を乗せたのですが、

「岩だけど、プテラノドン!」と言うなど、

楽しみながら制作していることが

伝わってきました。

 

 

コラージュの後は、

「楽しい〜!」と言いながら、

フロッタージュをしていました。

 

 

美名子さんのテーブルには、

たくさんの画材が置かれていますが、

用意したものを実際にほとんど

使って制作しています。

 

分け合って使わなければ

ならない場合もありますが、

ポレポレにはいろいろな画材があるので、

みなさんもポレポレで描く際には、

いろいろと試してみてくださいね。