自分と向き合う場所:2022年4月9日
更新が遅くなり申し訳ありません。
4月9日のポレポレの様子をお伝えします。
この日のテーマは……。
「こまったこと!」
メンバーの作品を見てみましょう。
「俺がガキの頃に……」と言いながら
絵を描いていた裕士さん。
大きな鬼の姿が見られます。
色を塗っていったのですが、
隣の子どもの顔に注目すると、
大量の涙が加えられていました。
子どもの上の部分は空いていたのですが、
背景の色を塗り進める途中に、
大きな丸と数字を描き始めました。
描き加えたのは、
金色の時計だったようです。
時間の理由は教えてもらえませんでしたが、
ご自身が子どもの頃の思い出のようです。
本当に「こまった」様子で
泣いていたんですね。
選曲中に、新宿のタワーレコードで、
中山ラビさんのコーナーが
設けられていたことを本人に伝えたところ、
思いを馳せていました。
中山ラビさんの曲を聞きながら、
次の作品を描き始めたのですが……。
過去に地元で台風の被害があったことを
思い出して描いていたようです。
この絵を描いているときに、
「なんでこんなことになるんだ!」と
災害の理不尽さに対して
怒りを表明されていた裕士さん。
今回のテーマをきっかけとして、
苦しい思いを昇華させていたようで、
「描く」ということの意味について
考えさせられた場面でした。
裕士さんのいるテーブルの反対側では、
萌さんがサイモンさんを
呼び出していました。
絵の具だけでなく、
クレヨンを使って描かれたこちらの作品は、
「花やしきの花吹雪」という
タイトルが付けられていました。
この日は来た時から
完成させようという
意欲が高まっていましたが、
まわりから励まされていたこともあり、
筆が勢いよく進んでいた裕也さん。
宣言通り、完成することができました。
「色とりどりの色」という
タイトルを付けたとのこと。
今後別の作品と組み合わせるそうなので、
後日改めて紹介したいと思います。
美名子さんは、前回の「桜」の絵の
続きに取り組んでいました。
前回は満開に近かった3331の桜も、
今回は葉桜に変わっていたので、
絵の中でも葉桜を描いているのかと
こちらは勝手に思っていたのですが、
本人が言うには、「梅」とのこと。
どうやら、描く中で、
「梅」に変わっていったようで、
それも美名子さんらしいな……と
笑ってしまいました。
「梅」に区切りを付けると、
「重い……」と言いながら、
新しい紙を準備していました。
今回は下塗りの段階から、
顔彩を使っていました。
下塗りの色は、本人によると
「抹茶と小豆」とのことでしたが……。
指を使って塗り込んでいくうちに、
小豆のほうが優勢になっていきました。
顔彩の筆ペンで
何を描いているのかと思ったら、
「ニューヨーク!」
「ワンちゃん!」とのこと。
和の色彩を用いながらも、
どんどんイメージが
変わっていく美名子さん。
今後はどうなっていくのでしょうか……?
遠足の絵の続きを描いていたこちらの方は、
パレットの中で、
「白の分割をしています」とのこと。
白墨と絵の具を混ぜて、
パステル調の色彩を次々とつくり出して
個々のキャラクターに塗っていました。
こちらは6年振りに来られた方の作品です。
小さなサイズで描こうと思いながらも、
サイモンさんに勧められ、
想定より大きな紙に描いていました。
ボールペンや色鉛筆等を使って
丁寧に作品を描かれていました。
また来られるのを楽しみにしていますね。
この日は地域の施設でアートの活動を
されているという方が見学に来られ、
サイモンさんとしばらく
話をされていました。
今後充実した活動になることを
願っています。
「描く」ということは楽しいこともあるし、
苦しいことでもありますが、
ポレポレは、ひとりひとりにとって、
自分と向き合う場所で
あるのかもしれないな……と
改めて考えさせられた一日でした。




















