災い転じて福となす:2023年5月13日
5月13日のポレポレの様子をお伝えします。
泉岳寺でのポレポレの開催日には、
なぜか毎回のように雨が降っています。
止んでいる時間帯もありましたが、
この日もあいにくのお天気でした。
そんな天候の中でも、
メンバーのみなさんは
変わらずに来ていました。
この日、途中からポレポレに来た方は、
「あれっ? 看板が変わっている!」と
思ったかもしれません。
実は、この日は手違いがあって、
サイモンさんたちが持ち帰った
画用紙や続きの作品、看板が入った袋を
全部忘れて来てしまったそうです。
会場の近くの文房具屋さんも
この日はお休みだったりしましたが、
何とか紙を用意して、
活動を行うことができました。
いつも使う紙とは違ったり、
続きが描けなかったりして
ご迷惑をお掛けしました。
いろいろあったこの日のテーマは……。
「ふとい、ほそい」
メンバーの作品を見てみましょう。
自分の作品に取り組む前に、
ポレポレの看板の文字を
最初に書いた美名子さん。
小さいサイズの紙に
下塗りをしていましたが……。
普段は大きなサイズの紙に
描いていることもあり、
4枚を組み合わせることにしたそうです。
龍をイメージしながら、
黒や白のクレヨンを使って
姿を浮かび上がらせていきました。
そこからモノクロームではない
色を加えていきました。
だんだん迫力が出てきましたね。
「テーマ通りに描きます!」と
言っていた麻子さん。
最初に描いたのは……。
のり巻きでした。
背景の色がその存在を引き立てていました。
次に描いたのは、ダックスフントと
フレンチブルドッグとのことでした。
こちらの作品は、小さいサイズの
紙を用いて生まれました。
人物の姿がたくさん見られますが……。
描いたのは、芳賀さんでした。
彩色の場面では
クレヨンを使うことが多いのですが、
この日は「たまには違うことしよう!」と
鉛筆の下絵の後で絵の具を塗っていました。
まずは人物に色を塗っていました。
家族で船に乗った思い出を描いたそうで、
「だいぶ進んだ!」と喜んでいました。
こちらの方々は、
前回の続きを描きたかったのですが、
続きの作品がなかったため、
新たな制作に取り組み始めました。
以前から自分たちの作品を組み合わせる
構想がよく出ていたのですが、
裕也さんのヘルパーさんと話す中で、
3人でコラボレーションしながら
描くことにしたそうです。
萌さんが描いたスカイツリーなどを、
裕也さんのヘルパーさんが切り、
裕也さんが色を塗って
組み合わせるとのこと。
この日は最後までいられるとのことで、
3人のやりとりがラジオのように最後まで
ポレポレの空間に響いていました。
この日は完成しませんでしたが、
楽しそうに取り組む姿が印象に残ったので、
次回の完成を楽しみにしたいと思います。
力さんも続きをやる予定でしたが、
新たに小さなサイズの紙に
作品を描いていました。
1枚の作品を描くのに
時間をかけることもありますが、
結果的に小さなサイズになったことで、
この日に完成することができました。
コンビニエンスストアの店員さんが
主人公ですが、
このふたりの間には物語があるそうです。
「迷わずに来られた」と
安心した様子だった大河原さん。
不思議な作品が登場しましたが、
こちらには「ほそい人 ふとい人」という
タイトルが付けられていました。
その後には、
あんこが好きとのことで、
よもぎのあん団子を描いたそうです。
「大・小だんごの日」という
タイトルが付けられていましたが、
食べ応えがありそうですね。
「木の根っこは太い」と
書かれていますが……。
枝との対比だと、
確かに違いがよくわかりますね。
次回に持ち越しとなることも多いですが、
この日に完成させることができました。
普段はもう1枚描いても
続きとして残すことがほとんどですが、
小さなサイズの紙を選んだこともあり、
もう1枚仕上げることができました。
どちらも好きな食べ物とのことでした。
同じテーブルで描いた裕士さんですが、
何やら画面に見覚えがあるものが……。
一部写真が光っていて申し訳ありません。
他の方の要素を取り入れつつも、
自分の色やモチーフを生かして
自分の作品を描いていました。
自分の近くにCDデッキを置いて、
音楽係をしている裕士さん。
次の作品では、泉岳寺ならではの
モチーフが登場していました。
泉岳寺でよく見かけるのは右の線香ですが、
蚊取線香のほうが見慣れているという方も
いるかもしれません。
ゴシック体の文字が
裕士さんらしいなと思いました。
「ポレポレには失敗がない」と
サイモンさんが言われたことがありますが、
紙を忘れたことで
いろいろな出来事が生まれ、
「災い転じて福となす」ということを
実感したこの日のポレポレでした。
見学者の方からの言葉:2023年4月22日
4月22日のポレポレの様子をお伝えします。
泉岳寺での活動も3回目を迎えました。
無事にこの日を迎えられたことに
感謝したいと思います。
泉岳寺に移転してからは
参加者が一番多い日となり、
活気が見られた一日でした。
この日のテーマは……。
「ふしぎ」
テーマの上に書いてありますが、
活動時間は16:30までとなっていますので、
ご注意ください。
メンバーの作品を見てみましょう。
太陽を描くことの多い裕士さんですが、
何かがいつもと少し違う気がしました。
太陽だけでなく、雲にも表情があって、
「ふしぎ」ということだったようです。
怖い顔でなく、笑顔で見守って
くれているようでよかったです。
こちらでは、「へのへのもへじ」が
登場していました。
ひらがなで顔の表情ができるというのも
確かに「ふしぎ」ですね。
泉岳寺の近くでは見かけませんでしたが、
お近くの田んぼで、
こんなかかしを見たことがある方は
いらっしゃるでしょうか?
季節は違いますが、
こんな作品もありました。
最近では日本でも見慣れた存在ですが、
確かに「ふしぎ」な表情をしていますね。
こちらの方は、
付箋を画材として取り入れていました。
上の2つの作品は、
セットになっているそうです。
付箋を和菓子に見立てており、
折り紙でつくったのは、
なんと「落雁」とのこと。
発想の豊かさに驚かされました。
背景をチョーク(落雁に似ていますね)で
塗って、にぎやかな作品になりました。
次回が楽しみです。
同じように発想の豊かな麻子さん。
指で豆をつかむポーズから、
「ふしぎ」なつながりが生まれたそうです。
まわりのものに合わせて自分の色を変える
カメレオンも確かに「ふしぎ」な存在です。
こちらは、理科の授業で行った
酸性・アルカリ性の実験のようです。
どうしてこんな色の変化が起こるのか
「ふしぎ」ですね。
「太鼓を描く!」と言いながら
背景を塗っていた美名子さん。
クレヨンで描いていたら
紙が破れてしまったそうですが、
それも面白がって制作しているのが
美名子さんらしいと思いました。
最終的にはこのように
「ふしぎ」な太鼓が登場しました。
移転したばかりということもあって、
「道を間違えてしまった……」と
残念がっていた大河原さん。
少しずつ慣れてもらえたらうれしいです。
テーマを巧みに取り入れている大河原さん。
これまた「ふしぎ」な作品が生まれました。
力さんは完成はしませんでしたが、
前回からの続きの人物画を
集中して描かれていました。
大河原さんと力さんには
テーブルを運ぶ作業を
手伝っていただきました。
ありがとうございました。
晴子さんも笑顔を浮かべながら
描かれていて印象に残りました。
この作品を見ていると、
こちらの方は
泉岳寺になってから初参加でしたが、
勢いよく筆を使って、
気持ちよく描かれていました。
上の画像は、描いた作品を
並べて乾かしている場面ですが、
テーブルいっぱいに作品が並んでいて
迫力がありました。
中央の部分は、
へらを活用して模様をつけていました。
おしゃべりをしながら描いていた萌さんは、
仙台の桜の絵を完成させていました。
萌さんも裕也さんも芳賀さんも
用事があるとのことで
早めに帰られましたが、
帰るときもにぎやかでした。
外の段差のある部分でも、
上の画像のように
スロープを活用しています。
アレンさんのお知り合いの方が
見学に来られたのですが、
裕也さんたちがにぎやかに帰られたときに、
「本当に楽しんでいますね!」という言葉を
発せられていたのが印象的でした。
絶対に誰もが合う場所では
ないかもしれませんが、
関わった人が笑顔で帰ることが多いことは、
ポレポレの「ふしぎ」な所かもしれません。
移転後2回目の活動日:2023年4月8日
4月8日のポレポレの様子をお伝えします。
4月8日は
お釈迦様の誕生日ということで、
多くの方が泉岳寺を訪れ、
お釈迦様に甘茶をかけていました。
雨の中でしたが、ポレポレには
前回と同じぐらいの方が来られました。
お住まいが3331の近くの方でも、
泉岳寺で変わらずに参加する姿が見られ
うれしかったです。
この日のテーマは……。
「きのう、きょう」
メンバーの作品を見てみましょう。
来るとすぐにCDデッキを
探していた裕士さん。
音楽に耳を傾けながら、
「見たんだよ!」と言って
絵を描いていました。
こちらは昨日見た光景で……。
こちらは今日の光景とのことでした。
新しい場所には
初めての参加となった麻子さん。
日常の生活を作品にしたそうです。
ゆったりとした時間が流れていますね。
以前より通う距離は遠くなったそうですが、
太郎さんも駆けつけてくれました。
新潟の山を描いたそうです。
ポレポレでは単色の絵を
描くことが多いですが、
こんな作品が登場していました。
ご自身の似顔絵でしょうか?
テーブル運びで大活躍だった力さん。
ありがとうございました。
店員さんとお子さんが登場する絵を
描き終え、次の作品に進んでいました。
力さんの隣のテーブルで
描いていた芳賀さんは
荒川遊園に出掛けた思い出を
描かれたとのこと。
「思ったより進んだ」と喜んでいました。
芳賀さんの隣のテーブルでは、
場所は変わっても、いつものやりとりが
繰り広げられていました。
完成はしませんでしたが、
萌さんは先日見た
仙台の桜を描いたそうです。
新しい作品を描くことになった
裕也さんは、思いを込めて
黄色を塗り込んでいました。
こちらでも桜が登場していました。
美名子さんも桜を描き、
花びらを加えていきました。
泉岳寺の桜は葉桜になっていましたが、
こちらではまだ満開でした。
上の桜で使った絵の具を下地に塗って
こちらの絵を描いていたのですが、
桜色の下地はほとんど見えなくなりました。
テーブルのまわりをよく見ると、
桜色の額縁が少し残っていました。
次回仕上げをするそうです。
まだ試行錯誤の面もありますが、
前回に比べると片付けに関しては
スムーズになった気がしました。
台の支えとして、
仙台から届いた馬脚を活用しました。
活動中、アレンさんが車椅子用の
スロープの改造作業を行っていました。
私はDIYが苦手なので、
こういう作業を行う方に対しては、
本当に頭の下がる思いです。
ありがとうございました。
様々な人の力で、
ポレポレの活動は成り立っています。
次回のポレポレは4/22です。
来られる方はお待ちしています。



















































































