新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は23日午後4時半ごろ、約30時間ぶりに鎮火した。同市災害対策本部によると、全半焼や部分焼を含め推定で約150棟を焼き、被害が及んだ地域は約4万平方メートルに上った。

 

総務省消防庁によると、震災を除き、市街地火災の焼損棟数としては過去20年で最多で、面積では1976年の山形県酒田市の大火(建物焼損約15万平方メートル)以来の規模になる可能性がある。延焼は、なぜ食い止められなかったのだろうか。

 ◇木造密集地

被害が出た地域は、JR糸魚川駅前の木造建物が密集している地域。路地が多く、場所によっては建物と建物の間に人が通る隙間(すきま)もなかった。

「火元のラーメン店の西側には広めの道があり放水できたが、北側と南側は少し離れて狭い通路があるだけ。東側はほぼ放水不能だった。鎮圧できずにいるうちに飛び火が起きた」。消防士は当時の状況を振り返る。

糸魚川市史によると、今回火災があった同市大町周辺では1928年に105棟を、西側にある横町では32年に380棟を全半焼する火災が発生している。

23日に記者会見した米田徹市長によると、被災地区には大正から昭和初期に建築された建物が多いという。「古さが観光の売りにもなっており、住民に愛着もあって、防火のために街並みを変えるというのはなかなかできなかった」。市長は防災対策が後手に回っていたことをにじませた。

 ◇消防体制

消防の体制はどうだったのか。糸魚川市消防本部は当初、保有する消防車9台のうち6台を現場に送った。大滝正史消防長は「当日の勤務態勢からみて最大規模だった」と話す。だが火勢は拡大。

 

22日正午には上越市などに、午後1時過ぎには新潟県全域に応援を求めた。長野県の消防も駆けつけ、地元消防団も合わせ最終的に消防車126台、約1000人の態勢になった。

 しかし応援が着くには時間がかかった。例えば新潟市から現場までは約3時間。火が140棟ほどに広がった午後3時半には未着だった。応援組は断続的に到着し、夜を徹しての消火となった。

 「消火用水が不足したのではないか」との指摘もあったが、大滝消防長は「水利は十分に確保できていた」と否定する。国の基準では、約2万平方メートルに一つの消火栓があればよいとされるが、当初延焼が懸念された区域約7万5000平方メートルの中には10カ所以上あったという。農業用水も使え、海岸近くのため海水も活用。だが広がる火の手には、現状の消防力では及ばなかったという。

 ◇風で飛び火

新潟地方気象台によると、糸魚川の22日の最大瞬間風速は南風で24.2メートル。記録の残る2009年以降、12月では4番目に強い風だった。同日の最高気温は20.5度で平年より約11度高かった。「糸魚川では、近くの谷を強い南風が吹き下ろし、空気が圧縮されて気温が上がる。22日もこうなったのでは」と同気象台は推測。糸魚川では午後に雨が降っており、気流が山を吹き下りて乾燥し暖かくなる「フェーン現象」とは異なるとみられる。

現場で消火活動に当たった消防士によると、出火後約1時間して、ラーメン店から100メートル以上離れた北東側と北西側の建物で、ほぼ同時に煙が上がったという。風で飛んだ火が屋根に移ったようだ。「強風で複数の飛び火が起きた。飛び火した先から、さらに飛び火が生じた」。糸魚川市消防本部の大滝正史消防長は23日の記者会見で語った。

今月末で解散するSMAPが大みそかのNHK紅白歌合戦出場を辞退したことが22日、分かった。1月の解散騒動以降、メンバーはグループ活動に前向きになれない状態が続いていた。

 

先月末発表の出場者リストに入っていなかったが、NHKは粘り強く交渉を続けると明言。ファンの間ではサプライズ出演を期待する声も上がっていた。26日のフジテレビ系「SMAP×SMAP」最終回に生出演しないことも決定。今後、SMAP5人がそろう機会は事実上消滅した。

関係者によると最近になって、SMAPが所属するジャニーズ事務所がNHKに対し、メンバーの意思を尊重する形で、出場辞退を正式に申し入れたという。

11月24日に発表された出場者の中にSMAPの名前はなかった。しかし担当プロデューサーは「最後の最後までお願いしたいと思ってます。具体的な交渉期限は決めていません」と熱烈なラブコールを送り、ギリギリまで吉報を待つ異例の状況になった。ファンの間でもサプライズ出場を期待する声が上がっていた。

今年1月に解散騒動が表面化した。メンバー5人は「SMAP×SMAP」生放送でファンに謝罪し、グループ存続を表明。騒動はいったん収束したかに見えたが、8月になって年内で解散すると発表した。

12月31日をもって解散としたことから「紅白歌合戦が最後のステージになるのでは」などと言われた。NHKも秋からジャニーズ事務所と出場交渉を重ねた。関係者を通じてメンバーにもその熱意は伝えられた。

しかしメンバーは、5人そろっての活動に前向きな姿勢を示さなかった。ファンイベントなど25周年プロジェクトのプランを提案されても消極的で、ジャニー喜多川社長(85)が個別面談や全員面談に乗り出す異例の事態に発展。ジャニー氏が「(出演依頼があれば)紅白には出よう」と説得したこともあった。

所属事務所スタッフは、紅白についてもメンバーと話し合ってきたが、5人の気持ちが動くことはなかった。「SMAP×SMAP」最終回もフジテレビが生出演を熱望したが、断わられた。

 

 

室崎益輝・兵庫県立大防災教育研究センター長(都市防災)の話 密集市街地での大規模火災を防ぐには初動が重要だが、今回の火事でも多くのポンプ車がすぐ現場に集中していれば、ここまで広がらなかったのではないか。

 

出動計画を見直し、水利設備や現場に向かう道路に障害がなかったのかも検証する必要がある。今回の地域は、国の基準による「危険な密集市街地」に指定されていなかったが、未指定でも木造建築が多い地方の繁華街などでは、大規模火災は起きる。火災の危険性を軽視せず、対象地域を洗い出し、対策を進めることが不可欠だ。

 

火災発生直後から市は防災無線で注意を呼びかけ、商店街は騒然とした雰囲気に。見る間にあちこちで黒い煙が噴き上がり、火の粉が舞った。

 

近所に住む近喰(こんじき)キヌ子さん(73)が防災無線で火災に気付いて外に出た。子供のころから通っていた小間物屋や、歌手の美空ひばりさんが泊まったと言われる旅館などが焼け落ちていくのを目の当たりにし「思い出の店がなくなってしまった」と声を震わせた。

 

付近には老舗も多い。江戸時代に創業した日本料理店「鶴来家(つるぎや)」も延焼に巻き込まれた。近くに住む男性(80)は「市内で一番、歴史ある料亭。(同市出身の詩人)相馬御風(そうまぎょふう)の書などがあったのではないか」と涙声だった。相馬御風は明治生まれの詩人で、早稲田大学など多数の校歌を作ったことで知られる。

 

避難所となった市民会館には約65人が身を寄せた。同市本町のパート従業員、中村みどりさん(48)はラーメン店付近から煙が上がるのを見た。走って逃げる途中、火の手が広がり、「ボン!」と大きな爆発音も聞いた。「自宅がどうなっているか分からない。不安でいっぱい」と肩を落とした。専門学校生の女性(19)は「煙と火の粉で目と喉が痛かった。逃げるのに必死だった」と恐怖を語った。

 

昼前に発生した火災は折からの南風で見る間に広がった。新潟県糸魚川市のJR糸魚川駅前の市街地で22日起きた大火は、古い町並みをなめ尽くすように約7万5000平方メートルを焼き、10時間以上たった午後9時前にほぼ消し止められた。商店主や住民らはショックを受けた表情で、消防や自衛隊員らによる懸命の消火活動を見守った。

 

火元とみられるラーメン店で消火活動した市消防本部の消防士が22日夜、取材に応じ、強い風にあおられた火が約100メートル離れた建物に飛び、火の手が急速に広がったと証言した。

 

現場は雪よけのためのひさし「雁木(がんぎ)」が連なる市の中心部で、木造の商店や住宅が密集している。

 

消防士によると、ラーメン店は隣接店との間に隙間(すきま)がなく、多方向からの放水が難しかった。現場到着時には、火は既に他の建物にも広がっていた。延焼を防ごうと1時間ほど消火活動をしていると、消防団員が「向こうでも煙が出た」と走ってきた。現場からそれぞれ北西と北東に100メートルほど離れた2カ所の建物からほぼ同時に出火。間の建物が無事だったことなどから屋根に飛び火したとみられる。

 

消防団に放水を依頼したが、下から屋根の火を消すのは難しく、火は屋内に侵入した。こうした飛び火がこの後も続いたという。

 

国土交通省によると、各地の木造密集地について、燃え広がりやすさなどを基準に「地震時等に著しく危険な密集市街地」が指定されている。今年3月末時点で16都府県で約4400ヘクタールに上るが、東京都など大都市が中心で新潟県には指定地区はない。ただ、糸魚川市史によると、今回火災があった大町周辺では1928(昭和3)年に105棟を、西側にある横町では1932(同7)年に380棟を全半焼する火災が発生。たびたび大きな火災に見舞われた地域だ。

 

22日は、日本海に低気圧が発達し、北陸地方や北日本で強い風が吹き荒れた。新潟地方気象台によると、糸魚川市周辺で低気圧に向かって南風が強まり、同市に午前5時過ぎから強風注意報が出ていた。正午過ぎに最大瞬間風速24.2メートルを観測した。


 

日本郵便は22日、2017年6月1日から郵便料金を改定すると発表した。

通常はがきは10円値上げし、62円とする。一部の定形外郵便の料金は引き下げる。

 

だったら、たばこ税をもっと高くすれば、良いのに。まったくもう、仕方ないな。 

歌手のASKAさんが不起訴で釈放された。

これは警視庁の根本的なミスだ。

疑わしきは罰する、という姿勢が見え隠れする。

警察は一罰百戒を狙ったのだろうが、

とんだおかど違いだったようだ。

警察に猛省を促したい。

 

 

 

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今日は、

今日は、風邪をひいたので、

仕事を休みました。

来年に発刊予定の本の参考文献に目を通しています。

今年も残りわずかです。

みなさま、ご自愛ください。

 

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診察が終わったのが、午前11時50分。

タクシーと公共交通機関を使って、移動。

駅前でにぎり寿司を食べ、ついでにラーメンを食しました。

診察内容は、これからの裁判にも左右することなので、

ここでは書けません。

ですが、「躁状態」であることは、間違いないそうです。

問題はセレネースとリーマスの効果が、着実に出てくるかどうかです。

こればっかりは病気なので、私からは何もいいようがありません。

ただ、来月の診察日は、リチウムの血中濃度を測る上でも、

血液検査をすることになりました。

主治医からは「今は治療に専念すること。仕事は当分、やらないこと」という、

いわば、ドクターストップがかかりました。