おはようございます!

東京都議会議員(品川区選出)
衆議院東京3区支部長の

あべ祐美子です。


都議会立憲民主党有志議員で一昨日、

都立八王子児童相談所を視察しました。

併せて、都内で最も古い

同児相の一時保護所の

現状について伺いました。

地元八王子市の市議さんも2人、参加してくれました。


(児童相談所前にて。施設の性格上、写真はこれのみです)
 

一時保護所は老朽化しているだけでなく

定員40人に対して57人が保護されており
(人数は日々変わります)

個室化にはほど遠い状況。

元は事務室だったフロアをそのまま

居室にしている殺風景な部屋もあって…。


かつては極めて管理的な対応が

問題視されてきた一時保護所も近年

改革が進み、学習支援や生活ルール、

食事、こどもの権利擁護など

ずいぶん改善されてきた印象です。

それを進めてきた、直接間接に関わる方々の努力に

敬意を表したいと思います。


でもやっぱり、

「以前よりは良くなった」でなく

「良い」環境が必要。

先月は、新たに民間委託で設置した保護所も

区部並びに市部で視察しましたが、

歴然とした差を感じました。

練馬区を除く23区では、

都立ではなく区立での

児童相談所の設置が進み、

あるいは計画されています。

品川区でも新たな建物を整備し、

都児相からのケース引継ぎなどを行ったうえで
来年10月には開設の予定です。

 

一時保護所も含め、専門人材の確保や

多様な地域資源との連携、里親はじめ委託先の開拓など

やるべきことはたくさん。


そして何よりも、

困難な状況にある家庭を追い詰めるのでなく、

予防と支援に軸足をおけるよう

目指していかねばと思いを新たにしました。 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見、ご感想はブログのコメント欄、またはFBページInstagramまでお寄せください。