緊急事態宣言解除の時ウィズコロナと言っていたのに、政府や行政はコロナの封じ込めパフォーマンスに躍起になっている。
思い起こせば、今年の本ブログの投稿の殆どがコロナ関係だ。それほどコロナ一色の一年だった。大晦日は、例年なら実家で親戚を集めて大宴会なのだが、実家から帰省するなと言われ、今一人で呑んで投稿している。一人で過ごす大晦日は生まれて初めてだ。
コロナの死者や感染者数は欧米と日本では圧倒的に違うし、インフルエンザで乳幼児は死んでいるがコロナでは一人も死んでいない。言い方は過激かもしれないが、コロナで寿命の来た老人が死ぬのは仕方がないし、コロナ禍以前からインフルや肺炎でも普通に起きていたことだ。私はコロナ禍というのはメディアとそれに突き上げられた政府や行政によって造られた人災だと思っている。
医療体制の逼迫についても、無症状や軽症の人まで入院させたりホテルなどで療養させることが医療従事者の負担になっているし、陽性者の濃厚接触者の追跡なども保健所職員を疲弊させている。指定感染症になっているせいで、過度に保健所や一部の医療機関に負担が集中している。指定感染症を外し、インフルと同じ扱いにすれば全国の病院やクリニックでも対処できるようになるし医療体制の逼迫も起きない。
なのに、そうした現状の体制を改めようとはせず、行政や医師会は国民に自粛を強いるだけ。恐怖を煽り焚きつけるメディアも本当に酷い。
春先からの自粛で瀕死状態だった観光業にとってGoToキャンペーンは希望を繋ぐ唯一の策だったのに、「GoToが感染を拡大させている」という何の根拠もない医師会等の批判で中止に追い込まれた。その結果、下記の記事のような廃業が相次いでいる。
廃業決めた温泉旅館経営者「最後にGoToで少し夢を見させてもらった」 (msn.com)
「GoToのおかげで秋はかなりお客さんにお越しいただきました。年末もほぼ完売状態。お客さんもいい人ばかりでね、頑張ってくださいって励ましてもらって。私らも一生懸命感染対策して、みんなで食事作って部屋まで運んでね、温泉もお客さんが入る度にみんなで消毒しました。大変でしたけどね、ありがたかった」
「せっかくの旅行で感染されてはたまらないということで、出来ることは何でもやりました。高いマスクも買った、消毒剤も買った。一つだけ事実を言わせてください。うちの旅館に泊まった人で、宿泊後二週間の間に感染が発覚した、というお客さんはただの一人もいません。つまり、宿泊で感染したという例はないんです。宿泊事業者として、お客さんを危険な目にあわせたくない、これはプライドです」
GoTOキャンペーンを批判していたメディアや専門家、医師会等にこうした当事者たちの声は届いているだろうか。
コロナ対策のせいで人生を壊される人をこれ以上増やしてはならない。そのためにはコロナを特別視するのを止めることだ。それに、寒い時期は感染症が流行するのは当たり前の事。これはコロナに限ったことではない。自粛だの時短営業だのでウイルスを制御できるものではないのだ。
いい加減に日常を取り戻そう。コロナを特別視する意識が変われば、日常を取り戻せる。
来年は、国民一人一人が意識を改めて、コロナ禍から抜け出しましょう。