①の続きです。

2025年6月6日、カール=グスタフ国王とシルヴィア王妃は、今年の建国記念日の祝賀行事をカルマル県ニーブロへの訪問でスタートしました。


両陛下はアラン・ウィドマン知事夫妻の歓迎を受け、知事夫妻の案内でスウェーデンで最も古く、最も保存状態の良いガラス工場の一つであるプケベリ・ガラス工場を視察されました。シルヴィア王妃は赤いパンツスーツに赤いファシネーターとショルダーバッグ。一瞬黒いラインの入ったパンツかと思いましたが、黒い杖をお持ちでした。






シルヴィア王妃のショルダーバッグはBOTTEGA VENETAでしょうか。


工場の隣の国立ガラス学校も視察されました。




その後、カール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃は、クヴァルナスラツ・ヘムビグズゴードの屋外会場での祝賀行事に参加されました。式典では、ニブロ・ブラスバンドと合唱団による演奏が披露されました。

カール=グスタフ国王はカルマル県で活動する協会や組織に国旗を手渡しました。





シルヴィア王妃のファシネーターはイギリス王室も御用達のPhilip Treacy。


2016年にも赤い衣装に合わせて着用されたものが9年ぶりに着回しされました。



国王夫妻は夕方に首都ストックホルムに戻り、他の家族と合流して祝賀行事を続けます。







建国記念日の恒例、エステル王女とオスカル王子の公式写真も公開されました。

エステル王女とオスカル王子はヴィクトリア王女夫妻の長女と長男で、エステル王女は母ヴィクトリア王女に次いで王位継承順位第二位です。



今回の写真は王室厩舎で撮影されたそうです。



また、建国記念日を前にエステル王女とオスカル王子は王室厩舎を訪れ、スカンセンでの祝賀行事に向かう王室メンバーを乗せる馬車を引く馬の準備を体験されました。








馬具を磨くエステル王女。







夕方には、スウェーデン王室のメンバーが馬車でパレードし、野外博物館スカンセンでの祝賀行事に向かいます。


例年は屋根のないオープンな馬車ですが、今年は雨のため屋根付きの馬車であまりお姿が見えません。こちらはエステル王女。






スウェーデン王室メンバーは激しい雨の中、スカンセンでの祝賀行事に参加しました。

スカンセンはストックホルム ユールゴーデン島にある野外博物館です。








カール=グスタフ国王が演説を行いました。








夕方から激しい雨が降り始めました。



マデレーン王女とカール=フィリップ王子

エステル王女とダニエル殿下



マデレーン王女の夫クリストファー・オニール氏が王室メンバーの中で最初にレインポンチョを着用し、すぐにマデレーン王女やカール=フィリップ王子も薄い青いレインポンチョを着用し始めました。









シルヴィア王妃とヴィクトリア王女の間に座る男性が大変なことに!ポンチョが破れてしまったのでしょうか?オスカー王子も心配そうな表情。
この男性はアンドレアス・ノーレン国会議長。ヘレナ夫人がカール=グスタフ国王とカール=フィリップ王子の間に座っています。






最後に国王夫妻主催の、議会、政府、スウェーデン政府関係者、外交団員を招いたレセプションが開催されました。












6月6日は毎年建国記念日として祝われおり、1523年のグスタフ・ヴァーサ国王の選出を記念しています。

※スウェーデンを独立に導いてヴァーサ王朝を興したグスタフ・ヴァーサ国王については過去の記事でご紹介しました。↓

スウェーデン王室 National Day 2023





そして、スウェーデンの民間出身でマレーシアのクランタン州皇太子妃、ソフィー=ルイーズ皇太子妃も祖国の建国記念日を祝い、民族衣装を着用してInstagramを更新しました。


2025年6月6日 - 今日はスウェーデンの建国記念日です。そこで、エステルイェートランド地方スケデヴィの伝統的な民族衣装について少しお話したいと思います。エステルイェートランド地方には、グリット、キンダ、ニキル、リシンゲなど、約8種類の民族衣装があります。どの民族衣装を着るかは、出身地によって異なります。
しかし、エステルイェートランド地方で最も一般的な民族衣装はスケデヴィです。これは「Östgötadräkten」とも呼ばれています。マレーシアのバティックとソンケットでこの美しいバジュを制作してくださったInnaiさんに感謝します。




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以上です。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。