「プリンセス達の衣装かぶり」シリーズ12回目です。

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2023年3月14日、ベルギーのエリザベート王女は母マティルド王妃とエジプト・アラブ共和国ツアー中に、カイロのアンペイン宮殿で開催されたエリザベート王女の曾曾祖母であるエリザベート王妃に関する展覧会の公式オープニングでEMPORIO ARMANIのケープのように見える幅広の七分袖が特徴的なトップスとパンツのセットアップを着用されました。

2023年5月18日、デンマーク王室のマリー妃もフランス・パリのフレデリクス教会で行われた義理の息子ヘンリック伯爵(ヨアキム王子の次男)の堅信式で同じ衣装を着用されました。






2019年5月8日、マキシマ王妃はオランダ ヒルフェルスムの「メイク・ア・ウィッシュ・オランダ」財団訪問で黄色が鮮やかなZARAのダブルボタンブレザーのスーツを着用されました。

約一ヶ月前の2019年4月16日には、イヴァンカ・トランプもエチオピア訪問中に同じスーツを着用していました。



マキシマ王妃はインナーを変えて着回し。最近では2023年5月に上からさらに黄色のコートを羽織るコーディネートを披露しました。





2015年5月10日、モナコ大聖堂で行われたガブリエラ公女とジャック公子の洗礼式に出席されたステファニー公女はAlexander McQueenのドレスを着用されました。

2015年9月25日にはニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングで、世界貧困プロジェクトのためにエンパイア・ステート・ビルディングを照らすイベントで、アメリカの女優コニー・ブリットンがステファニー公女と同じドレスを着用しました。

さらに、2015年8月26日には、ヨルダンのイマン王女がフランスのジュイ・アン・ジョザで開催されたメデフ2015年夏季大学会議で、色違いのドレスを着用されました。イマン王女のドレスは丈が長いようです。






2022年10月27日、ルクセンブルク大公国のマリア=テレサ大公妃は、ルクセンブルクのユネスコ加盟75周年を祝うイベントにでAlexander McQueenのアシメントリージャケットを着用されました。

2023年1月30日、キャサリン皇太子妃も新プロジェクト「Shaping Us」の立ち上げに関するロンドンのBAFTAでのレセプションで同じジャケットを着用されました。2023年5月7日、キャサリン妃はチャールズ国王の戴冠式コンサートでもこのジャケットを着用されました。

また、お二人よりも早い2022年9月22日には、ニューヨークでABCの「グッドモーニング・アメリカ」でエイミー・ロバック氏とT・J・ホームズ氏のインタビューに出席するヨルダンのラーニア王妃も色違いのAlexander McQueenのジャケットを着用されていました。







2023年5月7日、戴冠式の翌日に英国のチャルフォント・セント・ジャイルズで行われたバッキンガムシャー州チャルフォント・セント・ジャイルズでの戴冠式ビッグランチに出席した第二子妊娠中のユージェニー王女はGabriela Hearstのドレスを着用しました。

2023年7月3日、ウィンブルドンテニス選手権初日に歌手のモリー・キングが同じドレスを着用しました。





2023年5月7日、戴冠式コンサートで先程紹介したAlexander McQueenのアシメントリージャケットを着用するキャサリン皇太子妃とGabriela Hearstのドレスを着用するユージェニー王女。



2023年7月6日、キャサリン妃はウィンザーのガーズポロクラブで開催されたチャリティーポロカップでBEULAH LONDONのミディドレスを着用されました。

同じドレスをキャサリン妃よりも4年早い2019年6月18日に英国貴族のレディ・ナターシャ・ルーファス・アイザックスが2019年のロイヤルアスコットで着用していました。スカート丈が違いますが、ネックラインからのタックやパフスリーブ等その他の点は一致しています。ここまでは前回の記事でもご紹介しました。


さらに‥‥

2019年6月20日、女優ネル・ハドソンがロイヤルアスコットで同じドレスを着用しました。ネル・ハドソンはITVのジェナ・コールマン主演「ヴィクトリア」で女王付き首席着付係ナンシー・スケレットを演じました。

2019年6月25日、ロンドンのナイツブリッジで、Hallo!とチルドレンサロンによって開催された、第一回スター・ウーマン・アワードでソフィー・ウィンクルマン(フレデリック・ウィンザー夫人)も同じドレスを着用しました。

2020年9月17日、イヴァンカ・トランプはフロリダ州タンパで父親の選挙活動中に同じドレスを着用していました。

※ソフィー・ウィンクルマンはエリザベス女王の従弟マイケル・オブ・ケント王子(ケント公爵エドワード王子の弟)の息子フレデリック・ウィンザー卿の妻で、女優です。






2022年4月25日、デンマークとバングラディシュの国交樹立50周年を記念したバングラデシュ訪問の初日にメアリー皇太子妃は磁器をイメージしたような繊細なプリントのBeulah Londonドレスを着用されました。

それよりも前の2021年7月9日、ウィンブルドンテニス選手権第11日目の観戦に訪れたに出席するソフィー・ウィンクルマンも同じドレスを着用していました。







2022年6月22日、イギリス・ロンドンの書店ドーント・ブックスで行われたタルラ・ライリーの新作小説『The Quickening』のイベントに出席したソフィー・ウィンクルマンと歌手ナタリー・ラシュディはBeulah Londonのストロベリー柄ドレスがかぶりました。

※ナタリー・ラシュディはロイヤルアスコットの常連。
↓一番左の女性です


ナタリー・ラシュディとの衣装かぶりの約1週間前の2022年6月14日にはファシネーターを合わせて同じドレスでロイヤルアスコットに出席していました。
一緒に写っているのはザファル・ラシュディ、小説家サルマン・ラシュディの息子で歌手ナタリー・ラシュディの夫です。




2022年5月4日、レティシア王妃はスペイン・エストレマドゥーラ州バダホスのメリダで、Mangoの黒と白のカラーブロックのミディドレスを着て王立障害者理事会の会合に出席されました。


 




レティシア王妃は会場に入って驚きました。

同じドレスを着た女性が居たからです。


しかも、その女性はその後に行われたレティシア王妃賞2021授賞式で、特別賞受賞者のセビリア大学インマクラダ・ビバス・テソン教授でした。




2人は全く同じ衣装で登壇しました。黒いベルト、黒いパンプスとコーディネートも同じでした。




表彰式の様子です。左右でバイカラーの配色なので、向かい合うとそれぞれ黒と白のドレスに見えます。




レティシア王妃は衣装かぶりの偶然を笑い飛ばしてインマクラダ・ビバス・テソン教授の肩を抱き寄せました。スペインのメディアではファッショニスタにとって悪夢である衣装かぶりに対して、レティシア王妃はユーモアある対応を見せたと報じられました。



過去の記事でも今回のレティシア王妃のように同じ会場での衣装かぶりに遭遇されたデンマークのメアリー皇太子妃をご紹介しました↓




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イギリス王室 戴冠式コンサート 




以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。