今年は新型コロナウィルスの影響により中止になってしまったチェルシー・フラワーショーを振り返ります。
1913年から開催される世界最高峰のフラワーショーであり、開催前日や初日にはエリザベス女王等イギリス王室の方々が訪れる華やかな催しです。

●2019年
キャサリン妃がガーデンデザインに携わった事で、より注目されました。初日にはキャサリン妃がエリザベス女王を案内されました。


キャサリン妃の足元はエリザベス女王が好まないと有名なウェッジソールでした。下記記事でキャサリン妃のファッションも紹介しています。


オープン前の準備期間にはキャサリン妃が子供達を連れてガーデンで過ごす様子が公開されました。

●2018年


フラワーショーに合わせて花の刺繍が素敵な衣裳のベアトリス王女。足元はフラットシューズ。
エリザベス女王もフラワーショーには帽子を着用されず、ロイヤルファミリー達の普段の公務よりも少しカジュアルなファッションを見ることができます。





●2017年

帽子は無しでも、手袋は着用されています。




●2016年

エリザベス女王の横顔のシルエットを象った展示







ユージェニー王女は現在の夫、ジャック・ブルックスバンク氏と訪れました。


キャサリン妃の衣裳はCatherine Walker





プリンセスシャーロット菊 (ロッサーノシャーロット)が展示されました。

アン王女、マリー=クリスティーヌ妃(マイケル・オブ・ケント王子妃)、アレクサンドラ王女、ベアトリス王女

●2015年


ハリー王子と展示をご覧になるエリザベス女王。


アン王女の息子ピーター・フィリップスと娘のザラ・フィリップス。




●2014年



プリンスジョージ水仙(ジョージ ボーイ)

●2013年



ハリー王子と一緒に展示物をご覧になるエリザベス女王。もうこのようなシーンを見ることはできないと思うと少し寂しいですね。


2013年にもトラクター芝刈機に乗るザラ・フィリップス。(2011年に結婚されているのでこの時にはザラ'ティンダルさんです)

●2012年

エリザベス女王のヘッドドレスが気になります。
黒い花飾りが散りばめられたヘアネットです。
2011年と1996年にはリボンのヘアネットも着用されました。


●2011年
モナコ大公アルベール2世とエリザベス女王。







●2010年

●2009年

エリザベス女王は、5月18日のチェルシーフラワーショーへの訪問中に、VMH(The Victoria Medal of Honour)をチャールズ皇太子に授与しました。
VMHは、英国に居住する園芸家に対して王立園芸協会が授与できる最高の賞です。1897年に「女王陛下の栄光ある治世を永遠に思い出し、理事会がイギリスの園芸家に名誉を与えることを可能にするために」設立されました。 協会の規則によれば、ビクトリア女王の統治の63年を記念して、一度にVMHを保持できるのは63人の園芸家だけです。 その63人のうちの1人がチャールズ皇太子です。


●2008年


モナコ大公アルベール2世も訪れました。


●2007年



スウェーデンのカール=グスタフ国王とシルヴィア王妃



カミラ夫人と妹のLady Annabel Elliot

下記記事でカミラ夫人の家族も紹介しています


●2006年
この年はスカーフをお召しのエリザベス女王。


カミラ夫人

ソフィー妃

●2004年

エリザベス女王は春らしい鮮やかなグリーンの衣裳。


レディ・ヘレン・テイラー
エリザベス女王の従弟であるケント公爵エドワード王子の娘です。


レディ・サラ・チャット
エリザベス女王の妹マーガレット王女の娘です。

●2003年
エリザベス女王の定番フルトンの透明傘ではありませんね。珍しいです。



●2002

チャールズ皇太子がデザインに関わった庭園をエリザベス女王にご案内。


チャールズ皇太子の庭が祖母エリザベス皇太后に捧げるものであると示す記念碑です。
エリザベス女王の母であるエリザベス王太后はこの年の3月30日に101歳で亡くなっています。フラワーショーの約2ヶ月前のことでした。


●2001


エリザベス女王の母であるQueen Mother(エリザベス王太后)です。母娘揃って水色の衣裳です。

皇太子時代の天皇陛下もチェルシー・フラワーショーを訪れました。ご覧になっているのはチャールズ皇太子によるデザインでこの年の銀賞を獲得したガーデンです。



天皇陛下がご覧になっていたのは、グロスターシャー州の邸宅ハイグローヴハウスにあるトルコカーペットの模様や色を使って庭をデザインしたいというチャールズ皇太子のオリジナルデザインです。ショーの後はハイグローヴハウスに移設されました。




●1996年

リボンのヘアネットにブローチもリボン型のものを合わせられました。


●1988年

エリザベス女王が植樹セレモニーに参加されました。

●1984年

ダイアナ妃
バッグと靴に合わせてストッキングもピンク色です。

●1975年

王室の紋章を象ったフラワーカーペットをご覧になるエリザベス女王。





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以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。