ウナギのかば焼きが食べれなくなるかも?

 

 日本の川や湖にすむニホンウナギは、大きくなると海に出て産卵します。正確な産卵場所は不明でしたが、2009年に東京大などのチームが太平洋のグァム島沖で卵を見つけ、長年の謎が解明されました。 卵からかえった赤ちゃんウナギは、海の流れに乗って日本や中国、韓国の沿岸に流れ着きます。ウナギは長い旅をするんですね。

 

 日本育ちの天然のウナギはほとんど市場には出回ってないそうです。乱獲や自然破壊が原因で取れなくなったそうです。国際自然保護連合は2014年、ニホンウナギを絶滅の危機が迫る「絶滅危惧種」に指定しました。

 

 水産庁によると、15年に国内で供給されたウナギは約5万トン。ピークだった2000年の3分の1以下です。日本で稚魚を育てた「養殖」が2万トン、中国などから輸入した生きた魚や加工品が3万トンで、「天然もの」はわずか70トンでした。水産庁は「輸入されているのは、ニホンウナギが多いのではないか」としていますが、他の種類が含まれているかもしれませんね。

 

 中国などからの輸入品には以前、ヨーロッパウナギという種が多く含まれていたようです。2007年にワシントン条約で国際取引の規制が決まりました。他にもアメリカウナギなど異種ウナギの輸入が明らかになったことがあります。

 

 養殖用の稚魚も、日本のウナギは減少しています。2016年は14トンで、他の輸入された稚魚6トンが養殖に使われたようです。ニホンウナギを利用している日中韓3国は、養殖用の異種ウナギは増やさないように申し合わせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 サワラ(鰆)やサヨリ(細魚)と並び、春の訪れを告げる魚として知られています。 低水温(15℃未満)を好み、初夏から晩秋までは砂地に潜り「夏眠」するようです。産卵のため身が太る2月から4月が旬と言われます。

 

 岩手県、兵庫県、三重県が全国的漁場。 岡山県内では倉敷市下津井地区などで水揚げが多く、10cm以上の成魚がよく出回ります。 ただ、近年は海水温度が上昇しているためか、水揚げが全体的に減少傾向のようです。

 

 稚魚(シンコ)をしょうゆや砂糖で甘辛く煮込んだ「くぎ煮」は兵庫県の名物として有名ですよね。 成魚でも骨ごと食べられ、軽くあぶってポン酢をかけるのが定番で、釜揚げ、天ぷら、南蛮漬けなど幅広く楽しめます。 店頭で選ぶときは腹に弾力があるものが新鮮で良いようです。

 

 スーパーなどでは、成魚が100gが200円程度で、平年よりも2割から3割高いようです。 流通量は、全国的に不漁のようで例年の4割程度の量のようです。

 

 

 

 

 細長い頭部が馬の顔に似ているのが名前の由来だとか、岡山県内では「ツノギ」とも呼ばれるようです。

 

 脂肪分がほとんどない淡泊な白身で、刺し身のほかに、鍋の具や煮つけ、唐揚げなど幅広い料理に向きます。 店頭には硬い皮をはいだ状態で並ぶことが多いようです。皮がついてる場合も、口やえらの横に包丁で切れ目を入れれば、簡単にはげます。 1年を通して出回っていますが、子持ちとなる夏場より、肝が大きくなる冬場がおすすめと思います。

 

 山陰や九州をはじめ、本州の沿岸部全域で水揚げされ、岡山県内の主な漁場は、倉敷市下津井や瀬戸内市牛窓町、備前市日生町などです。 近年は海水温度上昇の影響からか、温かい海を好む仲間のカワハギの漁獲量が岡山県沿岸で増えてるようです。

 

 スーパーなどでは、100gが160円前後で、量、価格ともに例年並みのようです。

 

 

 

 

 古くから日本人に親しまれてきた海藻のひとつがワカメですよね。 全国の沿岸に生息し、成長すると2mほどにもなる。鉄分やカルシウムを豊富に含む上、低カロリーでヘルシーな食材として人気があるようです。

 

 塩蔵や乾燥ワカメは年中店頭に並びますが、生のワカメは1月から3月に多く出回ります。 流通しているものの大半は養殖で、全国的には岩手県、徳島県などが主な産地のようです。 岡山県内では倉敷市下津井地区、児島地区が知られているようです。 おいらは、笠岡諸島で取れる天然ものが好きです。

 

 湯通しすると、褐色から鮮やかな緑色に変身するワカメにびっくりしますよ。 みそ汁やラーメンに入れたり、酢の物にしたりと料理法もいろいろあります。 部位によって感触が違うので、コリコリした茎に当たる部分は炒め物や佃煮にするといいんじゃないでしょうか?

 

 スーパーなどでは、葉に当たる部分が200gで150円から250円、茎に当たる部分は、200円から300円で、市場での流通量、価格ともに例年並みのようです。

 

 

 

 

 円筒形(長さ20cmから30cm)で表面にイボがある棘皮(きょくひ)動物の一種と言われるのがナマコです。

 コリコリとした弾力のある歯応えや磯の風味が楽しめて、酒のさかなにぴったりなのですが、見た目が悪いし、歯応えが嫌いな人には毛嫌いされます。

 

 日本近海では約200種類が生息すると言われ、岩場をすみかとする赤ナマコと砂泥地にすむ青ナマコに大別されます。おいらは赤ナマコの方が好きですけど。 肉厚でやわらかい赤の需要が高いようです。 岡山県近海では赤、青とも11月から3月が漁期のようです。倉敷市下津井地区や瀬戸内市牛窓町地区での水揚げが多いです。

 体表の色が鮮やかでイボがはっきりしたものが新鮮だといわれています。薄く切って大根おろしとポン酢をかけたり、ワカメやキュウリとあえて酢の物にしたりします。卵巣は「このこ」と呼ばれ、少量しか採れない珍味とされています。

 

 スーパーなどでは、1パック(スライス100g)が赤ナマコ600円から700円で青ナマコ300円から400円程度のようで、市場での流通量、価格ともに平年並みのようです。

 

 漢字で書くと「飯蛸」ですよね。

胴体に詰まった卵が米粒に似ていることから、この名前がついたようです。雌が卵を抱える1月から3月が旬ですよ。

 

 体調は5cm~20cm程度で、内湾の浅瀬を好み、岡山県では倉敷市下津井、瀬戸内市牛窓地区などで水揚げが多いです。 煮つけや天ぷら、おでんなど多彩な料理で楽しむことができます。

 

 スーパーなどでは、100gが160円から240円と平年よりも2割から3割高いようです。 まだ捕れる量が少ないようで、量が増える年明け以降は、価格が落ち着いてくると思われます。

 

◇酢味噌和え◇

 イイダコは墨抜きをした状態で店頭に並ぶのが一般的です。 内臓を取り、塩でもみ洗いして、さっとゆでる。 5cm程度に切ってゆがいておいたニラやネギを加え、みそ、酢、砂糖、みりんであえる。

 

 

 カレイやヒラメの仲間のウシノシタ類。

内海の浅瀬を好み、瀬戸内海は全国有数の漁場となっています。 岡山県では「ゲタ」の呼び名が一般的です。 瀬戸内市牛窓町や、倉敷市下津井地区などで水揚げされています。

 岡山県で取れる品種はコウライアカシタビラメ(グロゲタ)やアカシタビラメ(アカゲタ)など。 特にクロゲタは産卵を控え身が太る冬場に旬を迎え、淡泊な白身は唐揚げやバター焼きなどに向く。

 

 市内のスーパーなどでは、100gが300円前後のようで平年並みの価格です。 市場での流通量も平年並みのようです。

 

◇ゲタのあめ煮◇

 おつまみやお菓子にぴったりな一品です。 天日干ししたゲタを一口大に切り、油で素揚げする。熱いうちにしょうゆ、砂糖、みりんなどを適量絡ませて味付けします。 冷ました後にゴマを振りかければ完成です。

 春の産卵期を控えて脂が乗る冬場が旬のブリです。

ハマチ、メジロ、ブリと成長に応じて呼び名が変わる出世魚で、縁起物として正月料理に重宝されます。 我が家では、雑煮に使いますよ。

 

 動脈硬化を予防するとされるドコサヘキサエン酸(DHA)やビタミン類などが豊富です。 刺し身、塩焼き、しゃぶしゃぶなど幅広い調理法で楽しめます。

 

 天然物は富山県氷見市が知られているようです。

 

 

 スーパーでは、100gが約250円と例年並みです。市場での流通量も例年並みのようですが、需要が高まる年末に向けて値上がりがあると思います。 

 

◇ブリ大根◇

 ブリのあらと大根をしょうゆ、みりん、酒、砂糖で煮込む。 臭みを抑えるコツはあらの下処理。 全体に塩を振り、しばらく置いた後、さっと湯通しする。流水でぬめりやうろこを丁寧に取り除く。

 

 

 青魚の代表格。夏の産卵を終えて栄養を蓄えた「秋サバ」は、脂が乗って特においしい。

 

 一般的にサバといえば、腹が銀白色のマサバを指し、黒い斑点があるゴマサバとともに日本近海に生息する。

 

 動脈硬化を予防するとされるドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富。 塩焼きやみそ煮などと調理法は幅広く、甘酢に漬けこんで作る「サバ寿司」は、岡山県北部の郷土料理として知られています。

 

 スーパーなどでは1匹(約600g)500円~600円と例年より少し高め。 市場での流通量は、例年より少ないようです。

 

◇選び方◇

 鮮度の劣化が早い魚。目が澄んでいて、皮のしまもようがはっきり見えるものを選ぶ。腹に張りがあり、えらが鮮やかな赤色のものも良い。切り身は血合いの赤色が鮮明なのがおすすめです。

 

 銀色に輝く細長い体が太刀を連想させ、漢字では「太刀魚」と書きます。 淡泊な味ですが、脂は多い。 塩焼き、唐揚げ、ソテーなど調理法は幅広い。 スーパーでは切り身で売られることが多く、切り口が透き通ったものが新鮮です。

 年中出回っており、愛媛県、山口県の瀬戸内海沿岸や大分県の国東半島沿岸などでは10月から12月に漁が盛んになります。 岡山県内では倉敷市下津井地区で取れる。

 

スーパーでは、切り身(100g)が220円から400円とやや高めのようです。 市場の流通量は例年の半分くらいのようです。

 

 

 

◇煮つけ◇

 タチウオの水気を拭き取る。鍋に砂糖、しょうゆ、酒、みりんを入れ、沸騰させたあと、タチオウを入れて煮込む。 大根、唐辛子粉、ショウガ、ニンニクを同時に入れ、韓国風にしてもおいしい。