青魚の代表格。夏の産卵を終えて栄養を蓄えた「秋サバ」は、脂が乗って特においしい。

 

 一般的にサバといえば、腹が銀白色のマサバを指し、黒い斑点があるゴマサバとともに日本近海に生息する。

 

 動脈硬化を予防するとされるドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富。 塩焼きやみそ煮などと調理法は幅広く、甘酢に漬けこんで作る「サバ寿司」は、岡山県北部の郷土料理として知られています。

 

 スーパーなどでは1匹(約600g)500円~600円と例年より少し高め。 市場での流通量は、例年より少ないようです。

 

◇選び方◇

 鮮度の劣化が早い魚。目が澄んでいて、皮のしまもようがはっきり見えるものを選ぶ。腹に張りがあり、えらが鮮やかな赤色のものも良い。切り身は血合いの赤色が鮮明なのがおすすめです。