隠れるのは勝手やけど誰も探さへんて。
現在国会で審議が進んでいるいわゆる「共謀罪」。正式には「テロ等組織犯罪準備罪」ですね。野党やたくさんの左側知識人が反対の声を上げてますね。朝日新聞なんかは国民の大半が反対しているように世論誘導してます。ま、この人たちが言わんとしていることはわかります。政府やお役人の答弁などを聞いても、具体的に適用対象となるもことがあやふやなんですよね。むかつく上司を痛い目に合わせてやろう、と部下たちが結託して相談しただけで共謀罪適用になるかもしれない、とかね。テレビや新聞しか情報源のない情弱国民からすると、とても怖い法案に見えてますね。「私も捕まるかもしれない」(捕まらんて・・・。)他にも細かいことをいろいろと並べて反対してます。最終的には思想信条の自由が奪われて、言論の自由も侵害される、と。そして戦前の日本の「治安維持法」を思い起こさせて国民の恐怖を煽ってますね。国際的に高まるテロの脅威に対して、国連は2000年に「国際組織犯罪防止条約」を採択して、すでに180カ国以上が締結しているんですが、日本は批准条件となっている「共謀罪」がないので締結に至っていません。政府はこれを理由のひとつにして法案を進めています。反対派はすでにある法律で対応できる、と言ってこの法案に反対してます。ただね。なんでそんなに気にするのか?あんた日頃からそんなに悪いこと考えてんのかいな?考えてるだけじゃなくて、ムカつくから爆弾とか作っちゃおう!みたいなことしてるんかいな?疑わしい人や気にくわない奴を片っ端から捕まえてきたって、それを調べるにも人も足らないし、拘留しておく場所もないでっせ。この法案を悪用するにはそれなりの社会の土壌が必要だと思いますよ。いろんな情報が自由に行きかう今の世の中でこれを悪用するのはとても難しい。逆に誤認逮捕される心配より、隣のおっさんが本当のテロリストなのに捕まらない心配をしたほうがいいのではないか、と思うんですが。世間で人気の「隠れ家的なバーやレストラン」。看板が上がってなかったり、どこにあるのかよくわかならいお店。そういうところで世間の目が届かないように身を隠して食事したりする。これって昔押入れに隠れていた子供みたいなもんだと思うんです。ま、そこをうまくついた商売なんですけどね。結局、誰も探してくれないので押入れの中で寝てしまうんですね。隠れ家バーで飲んでいたところで、誰もあんたなんか探してないよってことですよ。一般の人がその辺に隠れて小さな悪だくみをしたところで誰も興味ないですよ。ま、深く話しあってくださいな。