愛は言葉の壁を越えるのか -170ページ目

Google

つい先日チャットで

気管支の調子が悪いという彼


I need plants expectorant (which make spit).


プランツ?

何か空気清浄機能を持つ観葉植物でも買うのかしら


Herbs or tincture

Some are very efficient as eucalyptus or pine buds.

They are sold in syrup, tinctures or teas.


なんだ

おなじみのハーブね

確かにユーカリは喘息に効くと聞いたことがあります


いいハーブが手に入るといいね、と言ったら


I will have good plants. I google for that.


あら

Googleはすでに動詞なのね


ちなみにわたしはYahoo!派ですが

検索することを 「ヤフーる」 とは言わないなあ

親友の彼女

彼の幼馴染にして仕事のパートナー

中国系カナダ人のChenさん


やっぱりわたしの思い違いではなく

結婚して子供がいました

そして現在奥さんとは別居しているそうです


彼は、別居は知ってたけど彼女がいることは知らなかったと言い

いささかショックだった様子


I was kinda shocked a bit (lol)

Because I know everything about him but I thought it was temporary separation.

And I was not aware at all about that woman.

So at least, there was something I didn't know...

Life is full of surprises.


で、紹介された彼女は

ごくごく普通の中国人女性で

離婚もスムーズに進むだろう、というのが彼の見解です


でもそういう彼自身は

別居から離婚成立まで3年以上かかっていましたから

もしもChenさんの奥さんが離婚に反対すれば長引くのでは?


Here in Canada, it is very easy to divorce.

If one wants to divorce, he (she) can do it easily.


そうなの?

確かに離婚率はものすごく高そうだけど


じゃあどうして自分はすぐに離婚できなかったの?


Because my ex was travelling a lot and it was hard to fix an apointment in court.
So at the end the judge lost his temper and told her

she must stop to travel and be in court or she would be very sorry.


うーん

このラストの言い回し、よく聞くけど

さもなければ後悔することになる、って

具体的にはどうなるんだろう

財産分与や子供の親権なしで離婚されちゃうとかかな?


とにかく

彼の国では離婚は簡単で

何年もかかるのはめずらしいほうだということはわかりました


Divorce won't be long for him.
His wife doesn't have a rich mother to pay her trips around the world.


そうそう

彼の前の奥さんは実家がとてもお金持ちで

遊ぶお金がいくらでもあるそうです


でもそれなのに

奥さん本人の収入がないという理由で

娘の養育費として多額の費用を父親である彼に請求するなんて

裁判所の判断にはちょっと納得いかない気がします

ロマンス

休日の昼間、携帯電話が鳴りました

こんな時間に誰かしら?


光るディスプレイには

「図書館」の文字


やばい

延滞図書の返却要請にちがいない

いやいやわかっていたのよ

でも平日はなかなか読む時間がなくて

この土日に読んで返そうと思っていたの…


というわけで

家事を後回しにして

3分の1ほど残っていた物語の続きに没頭すること約2時間


それは

一風かわった世界の話で

社会風刺があり、人を殺す場面があり、

DV被害の女性、認知症の老人、言語障害の少女などなど

一見暗くて重い要素が盛りだくさんなのですが

軸になっているのは

長い歳月をかけた奇跡的なラブストーリーです(とわたしは思っている)


20年を経て再会することになったときに

男性の気持ちが揺らぎます


  出会い、間近に顔を見合わせてそれぞれに失望する光景を天吾は思い浮かべた。

  語るべき話題すらみつからないかもしれない。


  本当は会ったりするべきじゃないのかもしれない。

  巡り合いたいという想いをそれぞれ大事に胸に抱えたまま、

  最後まで離れ離れになっていたほうがよかったのではないか。


なんだかこの心理って

インターネットを通じて知り合い好意を持ったひとに

初めて実際に会うときのそれと

近いものがあるように思います


それでも

小説の主人公の男性は会うことを決心します


  たとえその結果どのような失望がもたらされようと、

  このまま背中を向けて逃げ出すわけにはいかない。


うーん

わかるなあ


それは避けがたく目の前に在る運命で

もしも避けて通れば

この先ずっと後悔する、

というより

避けて通ることはできないたぐいのものなのですね


小説のなかのロマンスは

期待を裏切ることなく

ひとまず成就しますが

まだ続編があるようなので油断はできません


さて

小説よりも奇なりといわれる現実では

どうかなあ?


この国際遠距離恋愛という運命の選択は

果たしてどこに行き着くのかしら…