※2曲ネタバレ、MC一部ネタバレ




題名にも書いたように、大事件が起きました。
いずれ、メディアにも発表されるのでは?





稲葉さん
「無様(ぶざま)な俺を見ていってください…」

「30年やってきてこんなの初めてです…」










お久しぶりです(^^;




今日は初めて、B'zのライブに行ってきました。




特別なファンではなく、初期に聴いていたとか、ベスト盤だけはきっちり買うような輩です。




1週間ぐらい前から仕事の配分を調節したのですが、駐車場探しで苦労し(福岡ヤフオク!ドームに車で行く方は覚悟してください。)、結局遅れるという(いつもじゃねぇか)。。




CDと全然違ったらどうしよう、、実際は下手だったら、、とか少しの緊張感を持ちながら、いざ会場へ!






♪ミエナイ〜チカラで〜♪






おっ、歌ってる歌ってる…………あれ、

全然声が違う!え、なんで?





しゃがれ声で、高音はまったく出ていない……





さすがに、(CDと違うじゃないか!)とは思わない。
ひどすぎて、風邪ひいちゃったのかな?みたいな。




1分ほどして曲が終わる。




暗転。











ん?始まらない。




ずっと始まらない。








異変に気づき、悲鳴に似た声、「頑張れー」の声、呆然としている人、ザワザワしてきた。




私なんて最低な男で、(まだ1分しか聴いてないゾ、まじか!)と嫌な予感がしてきた。








アナウンスが流れた。

「しばらく中断致します。」






みんな、声の様子から体調が悪そうなのは気付いていた。

近くの人の会話で
「中止になっても仕方ないね。声がね…」




私はバタバタで来たので、喉が乾いていた。
この時間利用して、ドリンク買ってこよう。




廊下はごった返していた。トイレや飲食、かなりの人数が並んでいる。




17:00開演とかかなり早いし、雨も降っていたから、バタバタで来た人はこの中断をフル活用していたはず。なんだかなー。。




アナウンスが聞こえたらすぐ戻ろう。

と、思っていたら、いきなり男の声。




ん?稲葉さんの声じゃないか!?







またバタバタで席に戻る。




「せっかく来てくれたのに、こんな声ですみません。この姿も自分。無様な俺を見届けてください。」




カッコいい!……いや、大丈夫?




曲が始まる。








♪OH  MY  裸足の女神よ〜






あっ!しっかり声が出てる!
一番聴きたかった「裸足の女神」、ライブではサビから始まるんだ!




それにしても稲葉さん、喉に注射打ったのかなぁ?
大丈夫かなぁ? 最後までもつかなぁ……




一抹の不安を感じながら、ライブ再開。








しかし、また2曲くらい歌った後、また暗転。
みんな声援を送りながら見守る。




明るくなった。




悲壮感で痛々しく再開と思いきや、稲葉さん、




「みんな、忙しい中、いろんな辛い思いや日常のストレスを発散したり、遠くからも楽しみにしてきてくれたと思うのに、まさかのドームでも病人の面倒を診ることになるとは思ってなかったでしょ?笑」




と、ギャグにして笑わせた。




この体調で、この気遣い。プロですよね。



心なしか、スクリーンに映る稲葉さんは、目の下にクマがあるように見え、満身創痍なのは確か。






「行けるところまで行くぜ〜」





もう倒れる覚悟だな、と思いました。
グッときた。







休み休み進行していくライブ。

「何時に終わるかな?遅くなるけど大丈夫?笑」



と、また笑わせる。そして、




「30年やってきてこんなの初めて。」

「めったに見れないよ、こんなライブ笑」




MCは冴え渡るし、声も戻った。

スゴい人だ。




圧巻のステージ。
奇しくも、ロックだから、こんな状況さえドラマチックに映ってしまう。なんてライブだ!






松本さんは平然としているように努め?笑わせる余裕も見せる。ギターの音量がハンパない。やっぱり2人のユニットだからね。どっしりとした安定感。



とはいえ、アンコール後は、
「よくここまできたなぁ」と笑わせた。
やっぱり不安でしたよね。




これがきっと、30年間トップクラスを走ってきて培った財産だ。こんな状況でもビクともしないチームワーク。





B'zの知ってる曲を聴けるのは、◯◯年記念とか節目のライブだろうと思いつつ、ずっと行かなかった。

今回、新曲がスゴく良くて(初期っぽい気がして)、それも引き金になり参戦。



とんでもない、さすがのライブを見せつけた。






もちろん、知らない曲は4曲くらいあったけど(しかもアンコールの曲で2曲)、それも素晴らしかった。オリジナルも聴かなきゃ。






何より、新規で参戦しても、すぐ馴染める雰囲気がいい。良質なファンが作ってきた証だ。


だいたい、サビで右手を挙げてれば通用するし(笑)シンプルだから、各々盛り上がればいいラフさが心地よい。






サザンオールスターズもそうだけど、長年トップクラスで活躍しているアーティストはやっぱり理由がありますよね。




ライブはよく行くんですが、好きなアーティストでも一回見たらもういいかなと思うのが、残念ながら80%。




B'zは、また見に行きたいアーティスト決定です!

いやぁ、良かったぁ(^-^)



B'z   「裸足の女神」2003年ライブより