2月26日は、サザンオールスターズ桑田佳祐の誕生日でした! 




WOWOW「桑田佳祐ボウリングスペシャル」。

録画したのを見たんですが、ハードのファイルに音楽欄として入ってたので、もしや歌も歌うのか?と思ったら、バリバリの本格的ボウリング大会でした(笑)  逆に面白い!(笑)




ってことは、、、私の父親の誕生日でもあります。91才!
桑田佳祐と同じ誕生日だなんて、親父デカした!……と、毎年言ってるような気がする(笑)




先日、母が手術をして、入院のお見舞いに行ったことは報告させていただきましたが(帰りの運転中に凄まじい睡魔が襲って、サービスエリアで寝てしまい、会議に間に合わなかった…)、




実はお見舞いの帰りに、施設に預けている父親にも会いに行ったりしたのでした!




少し痴呆も入り始めてるので、家に一人で居させる訳にはいかず、もともと週に4日ステイしてるのを、母の入院予定2ヶ月間まるまるステイさせていただくことにしたのです。




いろんな施設に預けてもなかなか気に入ってくれず、「帰りたい、帰りたい」を繰り返す父。



それが理由で、手術になかなか踏み切れない母がいたのですが、



なんと、今のところは環境、スタッフ、食事等すべてを奇跡的に気に入ってくれて、それで、母は手術に踏み切れたのでした!




私はまだその奇跡のホームに行ったことがなかったので、行ってみることにしました。





なんか、外側から見ただけでも明るい雰囲気。もうこれだけで安心。
(今までより高額のところなんでそりゃあもう(^^;)




中に入っても、明るく清潔感があり、女性スタッフさんはすぐ私に気がついて、笑顔で駆け寄ってくれました。




「父がお世話になっています。〇〇の息子です。普段福岡にいてなかなか来れなくて…」




さらに、
「父は内向的な性格で、なかなか集団生活に馴染めないのに、ここはすごく気に入ってくれてるんですよ。いつもありがとうございます。」




と言うと、スタッフさんから意外な返事が。




「えっ?〇〇さん、いつもレクリエーションの時は質問すると元気に手をあげて発言して、まわりを明るくしてくれてますよ?助かってます(笑)」




(え、えーーーーーっ!?  嘘でしょ!?   何が起こってるんだ、おいっ!)





父が顔を出してきた。


よちよちとゆっくりとした足どりだが、誰の手も借りず、一人で歩いている。いつも母に甘えて手をつなぐことが多いから、またビックリ!




こっちを見たから、手を振ったら、プイッと違う方を向いてトイレに向かった。

(おいっ、いくらなんでもそこまでボケてないだろ!)






トイレから出てきたので、再度手を振ったら、


「あらー、いつ来たとね?」


と、笑顔で気がついてくれた。ビックリさせるぜ、まったく(>_<)




昼食前だったが、私もゆっくりできないのでそれまでの短い間、父の個室を案内してくれた。







さて、

ここからの事実は、まだ母にも、兄弟にも、誰にも言ってない。心配かけそうだから。各々でいずれ感じてほしい。




なーんて、暗く捉えないでくださいね(笑)





父「子どもたちは元気ね?」



(え?私は独身…)



「お姉ちゃんの子どももお兄ちゃんの子どもも元気で順調みたい。」
と、すりかえた。。




父「???……………あ、〇〇ね、お兄ちゃんと勘違いしとった。ハッハッハ(笑)」




(ハッハッハじゃねーよ、まったく。)

(そっか、そっか……)




あまり深く考えないようにした。
そりゃそうだ、兄は故郷にいてときどき会いに来てるし、私はほとんど来れないからなぁ。
忘れられるよそりゃ、ハッハッハ…。






窓際から見える、一面が緑で賑わうお庭がお気に入りのようで、やわらかな陽射しとともに朗らかな気分にさせてくれる。良い間取りで良かったね。






母の様子を伝えると、安心したようだ。父は母が大好きなのだ。母もいまだに父と結婚して良かったと口に出して言う。




二人はほとんど会話もしたことない状態で結婚し、案の定、同じ部屋にいても会話できず、せきこんだり、体をかきむしることしかできなかったらしい。




それがよくもまぁ、こんな仲良しに……私がいまだ独身なのは、こんな仲良い夫婦関係を築く自信がないし逆にプレッシャーになってるからだ、、と訳のわからない言い訳をしている。






さ、時間だ。

私のことを一瞬でもわからなくなったこと。
仕方ない、仕方ない、深く考えるな、と念じながら、施設を後にした。




スタッフも信頼できそう。ステイしてる人たちともうまくいったらいいな。




明るくなった父、ハーイヽ(*´∀`)ノ♪  と手を上げて発言する父、また生まれ変わったみたいだ。良いほうに考えよう(笑)





まぁ、深く考えてたら、あれからあんなに睡魔が来る訳がない(笑)   少しずつ、そうなるかな、と心の準備はしていたし。




人生の経験、いつも先に体現するのは親だ。そして、姉、兄。それからグッと年が離れて生まれた末っ子の私は、本当に勉強になる。




ときどき、舞台を見ているような気分になることがある。舞台を見せてもらっているというか。。夢にも出てくるんです。


いつも、舞台の上から俳優である親から、客席の私に語りかける。




「仕事か旅行かばかりだけど、結婚は?  苦労してるようだけど、結婚なしにはまだまだ半人前だからねー。」




うるさい、と言いながら目が覚める。何回見ただろう。



最近は、腫れ物に触るかのように、結婚のことも言われなくなってきたな。




でもね、今日の父には言われたんです。

「結婚は?」



いやいや、むしろ冴えてまんな(汗)(^_^;)




「彩〜Aja〜」(short ver) / サザンオールスターズ
子役の頃の神木隆之介くんが出ています。



この記事、消そうか迷ったけど、まぁ日記を見てもらうつもりで。ではまた(^^)