インスタは更新してたのですが
ブログでのご報告が遅くなりました。
ミュージカル「ひめゆり」
2021年3月カンパニー全員で
幕を下ろすことができました。
星組は本日Zoom打ち上げをしまして☺️
あぁ本当に終わっちゃったなぁと
思っているところであります。
昨年「ひめゆり」への出演がなくても、
元なごらん学徒隊の方の
オンライン茶話会に参加したのは、
私にとって沖縄戦について学ぶこと考えることは
「作品のための勉強」の域を超えていて
ライフワークになってしまっているからです。
もう「ひめゆり」に私は必要ないのかな、と
昨年とっても落ち込む出来事があったので…🤫笑
今年の出演のお話をいただいた時も
はたして本当に私でいいのだろうか?
という想いがありました。
でも
この感染症対策の中での少ない稽古で
はる役を演れるのは私だということで
お声がけいただいたのだろうけれども、
都合よく、
はるちゃんがまた私に逢いに来てくれたのだと
思うことにいたしました🌸笑
だって、
私もまた逢いたかった。とっても。
星組初日の幕が上がって
M2 1945沖縄が終わって
朝礼のシーンで整列した時、
私の中にはるちゃんが宿るのを感じました。
号令をかける声が自分の声じゃないみたいで、
なんだかはじめての感覚でした🌸
はるちゃんは本当に
私に逢いに来てくれたのだとおもいます。
4度目のはる役なのに
今年だけの新しい気持ちもたくさんあった
とても新鮮な「ひめゆり」でした。
それは全部、私をはるちゃんとして見てくれた
星組カンパニーの皆さんのお陰です🌟
このカンパニーの一員になれてよかった!
もし、この公演をきっかけに
沖縄戦についてもっと知りたいと
思ってくださった方がいたら、
過去公演時にお客様からいただいた感想に
史実や証言を交えて回答するブログを
書いていますので読んでみてください📝
『ひめゆり』と沖縄戦
今回とっても嬉しかったのは、
清水彩花ちゃんのキミちゃんと共演できたこと。
マチソワ間、思わず本人に向かって
あなたって本当にいつでも素晴らしいのね😭
と伝えてしまうほど…笑
舞台上で目を合わせたり
ひと言ふた言交わしたりする芝居を
2人でなかば無意識に作っていたのですが☺️
いちばん好きだったのは、
ちよちゃんのシーンでの
彩花キミとの無言の心の通わせ合い。
いま思い出しても涙が出ます。
はるかなみさ。
遥かな鎮魂。
月組さんの千穐楽公演を観ながら、
今回のカットバージョンの流れならば
はるかなみさはもっとこうすれば良かったかな〜
などなど
4回も演ったのにいまだに反省がある役どころ。笑
好きな役だからこそ
理想が高くあるし
そこを追求し続けたいなぁと、
今回も自分の芝居に満足できず
もっと役者道を極めたいなぁと
思うばかりの私でした。
まだまだ不安もある中で
劇場へ足を運んでくださったお客様、
感染症対策を徹底してくださった劇団員の皆様、
本当にありがとうございました🌸
コロナ禍での演劇づくりは本当に大変です。
表情の半分が見えない中で
心を動かし合うのは本当に難しいです。
マスクさえなければなぁ、と
何度も何度もおもいました。
でも私には舞台しかありません。
1年ぶりに舞台に立って、
やっぱりここなんだと思い知るのです。
だから少しずつでもいいので
また応援していただけたら嬉しいです☺️
私にとって永遠に特別な
「ひめゆり」という作品と
久城はるという役に
また出逢わせてくれたすべてに感謝して
これからも舞台で生きて、めぐり逢いたい。
友達だったあたたかい人に
いま言えるのは、ありがとうだけ。
はるちゃん、
本当にありがとう。
あなたの言葉と思いを紡げて幸せです。
またね🌸
久城はる役・井坂 茜