つながり 2011年富士登山 ~嗚呼味噌ラーメン~
始めて富士山に登頂した時、周りはモヤで見えずあまりの寒さに20分弱でいそいそと下山した。
2度目の登頂時は強風を小屋でよけて座っているうちに眠りに落ち、気付いたらみんなで下山する事になっていた。
3度目の今年は始めて富士山の頂上で山小屋が開いている風景が見えた。賑いもある。頂上が始めて心地の良い空間になったのではなかったか。
早速下から持ってきた大好物のラガービールを取り出し誇らしげにプシュっと開けグビグビと体に入れた。
持ってきたときに振り過ぎたせいなのか、気圧の関係なのか、体が限界だったのか、あわあわしていて思ったより旨いと思わなかった。
でもこれはこれで良いのである。1年越しの目標をかなえた瞬間なのだ。
「う~ん」
目標が達成されるとういう事がこんなに心地良いものかと久々に本当に久々に満足感をじっくり味わっていた。
折角だからと山小屋にどやどや入り、ドスンと腰を下ろした。
味噌らーめん900円がやたらと美味そうに見えていた。
全員で味噌ラーメンを注文し、待っている時間は登山話に花が咲いた。
味噌ラーメンが出てくるとみんなうまいうまいという言葉以外でなくなり、気付くとスープの一滴まで飲み干していたのであった。
富士山頂で一緒に登った仲間たちと食べた味噌ラーメンは記憶に残る一杯となり、おそらく2011年富士登山登頂組の心に残るフレーズになった事は間違いないのであった。
その後は始めての火口を見、その雄大さに感動し、砂走りで思った以上に苦しみながらやっとの思いで下山した。
来年は残された御殿場か。。。
車を走らせ、遠ざかる富士山を見ながら、この数時間の山の出来事が夢であったかのように思い始め、満足感だけを残しながら、富士山はモヤの中に消えていった。
つながり 2011年富士登山 ~日本一は目の前に~
ひと眠りして体力が回復したパーティーはゆっくりと着実に登って行った。
8合目~9合目とペースを変えず、あせらず、とにかく着実に登って行った。
9合目は山小屋もなく少し休憩してすぐに出発。上を見ると頂上の鳥居がかなり近くに見えていた。
看板には山頂まで400m、30分と書かれていて俄然やる気が出てくるのだ。
9合目からは足場も悪くかなりのスタミナ消費があったが狛犬、鳥居がチラチラと見え、足が止まることはなかった。
7人全員が富士山頂上へ辿り着いたのは9合目を出てから約40分後であった。









