またこちらのブログ放置してしまいました。
にもかかわらず、
訪問してくださっている方々に感謝です。
食べ歩きブログは定期的に書いてます。
外出自粛につき、
休みの日には粛々と
片付けを。
ようやく遺影を手放すことにしました。
これは遺影の裏側です。
居間の鴨居に5体の遺影をかけていましたのです。
父方の祖父母と伯父、そして両親。
ずらりと。
しばらくは「見守られている感」にほっこりしておりましたが
遺影ってでかいですよね、サイズが。
しかもモノクロですよね、写真が。
5体並んでると
もう、
なんか、
重苦しい、
暗い。
で、
2年前に全部の遺影を押し入れにしまいこんだのですね。
壁の余白がさびしい感じ。
少しの罪悪感もありましたし。
と同時に
なんともいえない清々しさ、
そして不思議な解放感が。
でもしまい込んでおいたところで、
どうなるんだろう。
額縁の裏の板がふやけて埃がこびりついている。
でも写真を捨てるって罪悪感半端ないです
亡き肉親たちの顔が
顔が実物大に紙焼きされてるのを捨てるなんて。
処分するためにお寺に魂抜きを依頼するとどうなるか調べたら、
1体につき5000円というケースもあり
え
写真一枚に5000円って
でもようやく吹っ切れましたわ。
遺影は遺影。
「遺された」「影」でしかない。
影は影。
彼らのDNAを私はこの体に受け継いでいるのですから
影に執着する必要はない。
物は物。
魂は魂。
額縁はすべて解体し釘を抜き燃えるゴミの日に出しました。
遺影は次の収集日までに細かく裁断して処分します。
ありがとうございましたと唱えながら、
お清めの塩と一緒に。
物を処分すると
逆に自分の体に流れる血を強く意識するようになりました。
流れる血に両親や祖父母や先祖を感じるようになりました。
私の中に亡き人たちがいて、
私は彼らであり彼らは私である。
そしてより軽やかな気持ちになりました。
できれば、
その意識を超えてさらに自由になってみたいものです。
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