会長の3110です。
では今回から毎月第一日曜日に更新していきたいと思います。
とにかくネタがないので、何か記事にしてほしいネタがあればコメントの方にお願いします。
基本的には今回のように『○○な名作映画集』になると思います。
今回紹介するのは、人そっくりだけど人ではない何かが登場する作品です。
「人ではないけど元は人間だった」というのは今回は除外しています。
-=Ξ(∩´∀`)∩
『素晴らしき哉、人生!』
1946年 132分 監督:フランク・キャプラ
私が最も好きなクリスマス映画のひとつです。
この映画には冴えないおじさん風の天使が登場します。安易に美女とかにしないあたりが実にいい塩梅だなと。
内容だけ見ると非常にファンタジックな作品なのですが、純粋にヒューマンドラマとしての完成度がとても高いです。
『素晴らしき哉、人生!』の感想は第33回をどうぞ。
『エイリアン』
1979年 117分 リドリー・スコット
『エイリアン』シリーズでは、すべての作品でアンドロイドが登場し、ストーリーにおいて重要なポジションを担っています。
そんなアンドロイドたちの中でも、一番印象に残るのは1作目の彼でしょう。
ホラー色の強い1作目ですが、アンドロイドの存在によってサスペンスっぽい風味も纏っており、リドリー・スコット監督のダークな演出に非常にマッチしております。
『エイリアン』シリーズの紹介は第8回をどうぞ。
『ブレードランナー』
1982年 117分 監督:リドリー・スコット
アンドロイド関係の話では高確率で登場する作品。私の大学の授業でも題材にされていました。
紹介する度に言っていますが、本作は映画として観るとあまり好きではないんですけれども、映像論文として観ると非常に興味深い作品だと思います。
意思を持ったアンドロイドは人との間に違いがあるのか? とか。
バージョン違いが多く存在する映画として有名ですが、私はファイナルカット版が好きです。
『ターミネーター』
1984年 108分 監督:ジェームズ・キャメロン
『ターミネーター』といえば2作目という方が多いですが、私は1作目が一番好きです。
2作目以降では、人間そっくりの殺戮マシーンの存在が半ば当たり前のものとしてストーリーが展開されていますが、1作目はそうではありません。1作目で描かれるターミネーターの得体の知れなさが最高なんですよ。
純粋な性能では2作目に登場するT-1000の方がずっと上なんですが、クライマックスの絶望感は本作のT-800の方が個人的に上だと思います。
『ターミネーター』の紹介は第155回をどうぞ。
『シザーハンズ』
1990年 105分 監督:ティム・バートン
ハサミの両手を持った人造人間のお話。
絵本のようにファンタジックな舞台や雰囲気とは裏腹に、ストーリーは非常にダークでビター。人間の心理に潜む恐ろしさや醜さをこれでもかと描いております。
作品は好きだけど、登場人物はどうも好きになれません。
現代のSNS問題も、本作で描かれる住人たちと同じだと思います。
『シザーハンズ』の感想は第59回をどうぞ。
『ナイトミュージアム』
2006年 108分 監督:ショーン・レヴィ
夜になると展示品が勝手に動き出す博物館の話。
はじめは展示物に振り回されてばかりだった主人公のラリーですが、やがて友情が芽生え、共に困難に立ち向かっていきます。
シリーズ全部観ると、ラリーが人間との付き合い少なすぎて心配になってきます。
正直に言って2作目と3作目はストーリーがいまいちなんですが、本作を観れば登場人物が好きになれるはずなので、馴染み深いキャラが登場するだけで楽しめると思います。
『ナイトミュージアム』の紹介は第58回をどうぞ。
-=Ξ( / ・ω・)/
ちょっと少なめですが、今回はここまで。
次回の更新は11/1を予定しております。
3110-映画研究会では、みなさんから記事のネタを募集しております。
「こういう研究をしてほしい!」,「こういう名作を紹介してほしい!」というリクエストがあれば、コメントへどうぞ。
それでは、次回もよろしくお願いします。(^ ^)/~