会長の3110です。
大学のゼミってなんのためにあるんでしょうね。時間を無駄にしてストレスだけ溜まっていってる気がします。
-=Ξ( / ・ω・)/
さて、今回は近未来の世界を舞台にした作品を紹介していきます。
近未来の定義がちょっと曖昧ですけど、どうか大目に見てください。
『時計じかけのオレンジ』
1971年 137分 監督:スタンリー・キューブリック
一言で表すとしたら、ヤバい映画。
この作品自体が、劇中でアレックスが受けるルドヴィコ療法のようなものかもしれません。
暴力とセックスの繰り返しで観終わった後の疲労感がすごいんですけれども、映画としてのクオリティはとても高いと思います。
3Pシーンの早回しや、アレックスが人を殺めてしまった場面に挟まれるイラストなど、キューブリックらしい演出が特に多い作品だと思います。
感想は第171回をどうぞ。
『ロボコップ』
1987年 103分 監督:ポール・バーホーベン
「殉職した警察官の死体を改造し、最強の警察官として復活させる」という倫理観死にまくりの作品。
舞台は近未来ですが、製作当時の社会を風刺した作品でもあります。ちょくちょく挟まれるニュースやCMが毒たっぷりで面白い。
特に核爆弾を落としあうゲームのCMはなかなか衝撃的でした。
ご都合主義的な展開がほとんどないのが好きです。
けっこうグロいので苦手な人は注意。
感想は第92回をどうぞ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』
1989年 108分 監督:ロバート・ゼメキス
元々作る予定のなかった続編ですが、続編のお手本と言えるくらい素晴らしい出来だと思います。
1作目の展開を巧みに組み込んだシナリオで、続けて観れば更に面白い。
話は割と複雑なはずななのに全然混乱せずに観られるのは、劇中のドクの説明と、描写が非常に分かりやすいからでしょうね。
マイケル・J・フォックスの1人4役は必見。
『プレデター2』
1990年 103分 監督:スティーブン・ホプキンス
前作は筋肉とアクション要素が多かったですが、本作はサスペンス色がやや強くなっています。
マッチョアクションが観たい人には物足りないかもしれませんが、近未来のロサンゼルスはいい感じに怪しげな雰囲気で、この独特な世界観にはまればとても楽しめる作品です。
プレデターの武器も前作より増えていて、観ていて飽きないですよ。
『パシフィック・リム』
2013年 139分 監督:ギレルモ・デル・トロ
着ぐるみ至上主義だった私の考えを改めた作品。
これは単なるロボット映画やパニック映画ではなく、上質な怪獣映画です。
引退して前線を退いた戦士が、新しい仲間と共に戦い過去のトラウマを克服する。強気だけど実は繊細なヒロインに、嫌味たらしい新人、渋い上官など、ストーリーや登場人物にも日本の特撮や少年漫画のような要素がたっぷり。
あと科学者コンビも好きです。
紹介は第75回をどうぞ。
続編なんてなかった。
『レディ・プレイヤー1』
2018年 140分 監督:スティーブン・スピルバーグ
オタクのオタクによるオタクのための映画。全編にわたりオタク要素に溢れた、究極のオタク映画です。
普通に観ても面白い作品ではありますが、映画やゲームの知識があれば何倍も面白く観られる作品です。
是非とも何回も繰り返し観て、画面に映るたくさんのネタを見つけてほしいです。
-=Ξ( / ・ω・)/
今回は近未来を舞台にした6作品を紹介しました。
前回紹介した『ブレードランナー』や『ターミネーター』にも未来の世界が登場します。
今回紹介した作品の未来はあまり明るくないものが多いですが、私たちの未来はもっと楽しいものだといいですね。
3110-映画研究会では、みなさんから記事のネタを募集しております。
「こういう研究をしてほしい!」,「こういう名作を紹介してほしい!」というリクエストがあれば、コメントへどうぞ。
次回の更新は12/6を予定しております。
それでは、次回もよろしくお願いします。