=第101回= 『キングコング:髑髏島の巨神』 (紹介) | 3110 - 映画研究会

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例によってストーリーの紹介はあまりしないのでご了承ください

 

会長の3110です。

皆さんお祝いのお言葉ありがとうございました。

今回から通常運転でいきたいと思います。

それでもやっぱり3桁に突入したわけですし、新しいこともたくさん始めていきます。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』

  

2017年 118分 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ

 

  ※画像をお借りしています

 

  〔あらすじ〕

 1973年、特務研究機関モナークの一員、ランダは、ランドサットが発見した未知の島の地質調査へ向かう。……軍の援護を引き連れて。

 ランダに雇われた元SAS大尉、ジェームズ・コンラッドと、戦場カメラマンのメイソン・ウィーバーは、この調査には裏があると睨むが……。

 

     ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ コ コ マ デ!

 

 

はい、というわけでね、去年公開された作品を紹介したいと思います。

 

劇場で観たんですがね、エンディングの途中、母親が「鍵閉めたっけ!?」とテンパり始めたので、最後まで観ずにシアターを後にしました。

そしたらエンディングの後に、ハリウッド版GODZILLAとの繋がりを示唆する映像が流れたという情報を聞きまして、DVDを買おうと決めたわけです。

 

まぁ、なかなか好きな作品でしたし、どの道DVDは買ってたでしょうけどね。

 

 

この新しいコングですが、これまでのように人間の世界で大暴れするのではなく、物語は終始髑髏島で展開します。

コングの敵も人間だけではなく、同じ島の大トカゲが登場します↓

 

 

これまで以上に怪獣映画としての側面が強調されている、と言えるかもしれませんね。

 

 

 

↑登場早々ダイナミックに暴れるコング。CG嫌いの私もこれには大興奮ですよ。

いつもの「人間対コング」な展開かと思いきや、今回のコングは守護神という設定がこれまで以上にピックアップされています。

 

そう、今回のコングは、島人を他の巨大生物から守る守護神なのです。

 

かと言って人間とコングが味方であるかといえばそうでもなく、

 

↑最初の襲撃で多くの部下を失ったパッカード大佐は、復讐を誓い、コングの命を狙います。

演じるのは、『ダイ・ハード3』のゼウスや『ディープ・ブルー』のラッセルを演じたサミュエル。全然役の感じが違いますね。知った時はびっくりしました。

 

 

というわけで本作は、コング、ジェームズやメイソンたち主人公、パッカード大佐率いる軍の生き残りといった、様々なグループに分かれて物語が展開します。

コングを倒そうとするパッカードと、それに反対するジェームズたち。

人間パートも足を引っ張らず、勧善懲悪に収まらないストーリーが楽しめます。

 

 

これまでとは一風変わったキング・コングを、ぜひご覧ください。

 

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

邦題について。

原題は『Kong:Skull Island』なんですが、邦題も「キングコング」ではなく「コング」にしてほしかったというのが本音。

多分本作のコングは、多分まだキングではないと思うのですよ。

きっと『GODZILLA』との共演に向けて、まだ成長途中なんだろう、というのが私の考えです。

あくまでも私の勝手な予想なんですがね。

 

あと、本作でコングと激闘を繰り広げる大トカゲ、実は1933年公開の元祖『キング・コング』にも登場するんですよ。めちゃくちゃちょい役で。

すごい出世ですよ。

 

あと本作最大級のトラウマである大クモ、

 

こちらも1933年版に登場するはずだったんですが、残念ながらカットされたそうです。

ストップモーションの出来は作中最高クラスだったそうなんですが(むしろそれがカットされた原因かも)。

 

 

続く……吹き替えも結構いい感じ