お早う御座います、所沢市田中則行です。先週20日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』「港で大発見!幼魚のワンダーワールド」の概要をお浚いします。

港は魚の子「幼魚」の楽園だった!?深海から南の海まで色や形も様々な幼魚達が港に勢揃い。そこには港ならではの理由がありました。激レア激カワな幼魚が続々と登場しました。

◆港の幼魚①ハチビキ
[ハチビキ科・体長15mm]

今回では幼魚の生きた姿を観察できたのは世界初の可能性であったそう。本来では沖合いのやや深い場所で暮らす魚ですが、黒潮の蛇行と風の影響が重なり港に来たと考えられます。



幼魚を観察する自称・岸壁採集家の鈴木香里武さん。



◆港の幼魚②チカメキントキ
[キントキダイ科・体長10mm]

寸詰まりの体に大きなヒレ。成魚は金目鯛のような赤い体で、時に水深400mの深海に生息します。実は高級魚としても有名だそうです。



◆港の幼魚③リュウグウノツカイ
[リュウグウノツカイ科・体長18mm]

滅多に見ることの出来ない幻の深海魚。成魚は最大11mになり水深200~1000mに分布し、幼魚は表層を漂いながら生活していると考えられます。



今回の取材で様々な幼魚を発見した鈴木香里武さん。20年以上港で幼魚を採集・観察を続け、数々の激レア幼魚を発見してきました。直伝!岸壁に這いつくばる「土下座スタイル」で幼魚を探れば港の浮遊物も幼魚の宝庫!



◆港の幼魚④アカグツ
[アカグツ科・体長20mm]

成魚は体長300mmで、水深100~400mの深海に生息。幼魚の体を包む風船のような膜は外敵から身を守る他、浮き袋の役割もあると考えられますが生態は謎だらけ。



◆港の幼魚⑤ナンヨウツバメウオ
[マンジュウダイ科・体長35mm]

成魚は全長400mm前後で琉球列島以南に広く分布。幼魚はその形態やヒラヒラとした泳ぎ方から枯れ葉に擬態していると感変えられています。



◆港の幼魚⑥ハナオコゼ
[カエルアンコウ科・体長45mm]

港内に溜まる流れ藻に潜んでいました。性質は獰猛で時には自分の体程もある魚を丸飲みすることもある。番組ではシイラの幼魚を襲撃していました。



◆港の幼魚⑦ウツボの仲間の幼魚
[ウツボ科・体長125mm]

まるで天女の羽衣のような不思議な姿、レプトケファルス幼生と呼ばれます。「葉型」と言う意味。危険を感じると頭を守るように丸くなります。



◆港の幼魚⑧カクレウオの仲間
[カクレウオ科・体長100mm]

成魚は体長400mm程になるものもあります。ナマコやヒトデ等の身体の中に隠れて暮らし、夜になると外に出て小型貝殻類を捕食するそうで生態は謎だらけ。



◆港の幼魚⑨カジキの仲間
[カジキ科・体長15mm]

香里武さんが9月に見つけたカジキの仲間の幼魚。体のサイズが小さく種の断定は出来ませんでしたが、長く伸びた口先と立派な背鰭はバショウカジキを思い起こさせます。



★ヒゲじいの駄洒落速報★

なるほど。天敵が港で幅(ハーバー=harbor)をきかせてない上に食べ物まであって、港の幼魚はみなとっても大満足…なんちゃって。





☆のりちゃんの追記☆

マヌ~ルの夕べ
◆マヌ~ル探検隊①メキシコ・ユカタン半島のセノーテの巻
マヌ子ママら4人は今回キッチンマヌ~ルの屋台を離れ、マヌ~ル探検隊として出動。彼らはキッチンマヌ~ルの味付けを広めるためとして、競合店があまりいなそうなメキシコの謎の穴『セノーテ』の中に潜むことになった。

ユカタン半島の深海は真っ暗で鍾乳洞がずっと続いている。その洞の天井にはヘルズベルと言うのが吊り下がっている。深海には魚介類等の生き物もいる。その生き物には退化した目がなく、地下生活に対応していると言う。真っ暗な深海で真っ白いだんさんを見つけた。深海に白いダンゴムシ!?陽に当たらないから白くなったのでは…まさかね。それも姿も型もだんさんソックリで、だんさんのお友達になるのではないかと嬉しそうな雰囲気だったとか!?名残惜しいけどそろそろ時間だからこの辺で…と言った時点で、マヌ子ママは本物のだんさんを深海に置き去りにし白いだんさんを連れ帰ろうとした。マヌ子マヌら!!!!本物のだんさんを置き去りにして窒息死させる気か!!!!?薄情すぎるのも大概にしろ!!!!!!





今晩は「まるで異世界!神秘の水中洞窟」です。密林に空いた穴から世界最大級の水中洞窟に潜入!そこには奇っ怪な構造物が並び、奇妙な生き物が潜むSFのような地下世界とその驚きの真実に迫ります