ロジックの河村です。
昨日何気なく高校化学の新課程について調べていたら、かなり変更点があったことに驚きました。
新課程から高校でも「化合」という言葉を使わなくなったようです。
これにはどんな背景があるのか気になりまして、調べたところ、化合という言葉が「悪用」されていた背景があるみたいです。
そもそも、「化合」とは何なのか。
ざっくり言えば、粒と粒がくっつく反応の事です。
対義語として「分解」が挙げられます。
(このあたりの言葉は解釈が微妙なので、とりあえずそういうことと思っておいてください。専門家がもしご覧になられていたら、中学生くらいに説明しているものと考えてください。)
この粒と粒がくっつく反応の事ですが、拡大解釈してしまうことで悪問が誕生してしまいます。
そういった問題が過去に数度あったようです。
(本当のことを言うと、単体同士の反応について化合と言うのは間違いないので、化合という言葉に誤りがあるわけではなく、頭悪い作問者を甘やかすための処置ですねきっと。)
「化合」については教科書の注釈とかにちょっとは書かれているみたいなので、まあいいんじゃない?って感じですね。
あと、昇華について、気体から個体に状態変化する際は凝華という言葉を使うようになるそうです。
化学を専門にしていた自分が言うのは恥ずかしいのですが、凝華という言葉は初耳です。
すみません。真面目に勉強していなかったのがバレました。
覚えておかなければいけませんね。
なんか最近では主流の言葉だそうです。
友人にもきいてみます。
最後に気になったところとしては、熱化学方程式がエンタルピー変化を問う問題に変わったという事です。
これはいいことなのではと思っています。
化学を専攻してやはり最初に訳分からん言葉として立ちふさがったのがエンタルピーとエントロピーでした。
これらを高校の段階からやっておくのはいいことだと思います。
文系選択からは嫌がられるかもしれませんが、数学科以外の理系は大体勉強すると思うので、高校の内からきちんと理解しておくといいと思います。
僕自身も学び直すために高校教科書買ってみようと思います。
今日も一日頑張りましょう。