お世話になります。ロジックの高岡です。

新年を迎えると、もう私立入試まではあと1ヶ月です。

毎週の授業だけを数えると、あと4回しか塾での学習機会はありません。

 

当塾の生徒たちは、冬期講習を入試前日まで受講して頂くことがほとんどですので、日に日に日限が迫る中、「なかなか勉強しない」なんてことはありませんが、もしそうしたお悩みをお持ちの保護者様がいらっしゃいましたら、学校・図書館どのような場所でも構いません。

是非、お家を出て外で学習に取り組んでもらうことをおすすめします。

最近では有料の「自習室」なども見かけるようになりましたね。

 

寒さも増し、つい外に出るのが億劫になってしまいますが、より集中して取り組むには「リラックスできる環境」から飛び出すことが必要です。

まして入試当日は、初めての緊張感の中で、将来を決める試験に取り組まなくてはならないのですから。

 

少しでも多く学習時間を確保し、少しでも後悔がないように。

最善を尽くしていきましょう!

あけましておめでとうございます。

ロジックの河村です。

 

年末年始はいかがでしたか?

僕は妻と福岡に帰省していました。

買い物に時間が掛かり正直そんなに休めはしませんでしたが、まとまった時間もありましたので勉強もそれなりに出来ました。

いい休日だったとは思います。

普段会えない両親や親族との時間が作れたのはよかったです。

 

今年の目標は決まっていますか?

僕は決めています。

毎年決めているのですが、大体達成できることはありません。(半分くらいは達成するんですけどね・・・)

今年こそは目標達成に向けて頑張ります。

 

今日も一日頑張りましょう。

ロジックの河村です。

 

作りかけのブログの作成が全然進みません。

ちょっと諦めかけています。

そんなテーマを設定した自分を恨みます。

年内になんとか作成できれば・・・

そんな大したテーマでもないのですが、上手くまとめられません。

 

話は変わりますが、今年も残り僅か。

年末をどのように過ごそうかと計画を立てている方々も多い頃かと思います。

今年も僕個人としては忘年会、新年会は控えたいところです。

コロナが怖いとかそういうのより、最近腰を痛めてから体重の増加が止まりません。

運動できないのはつらい・・・

これ以上太りたくないので、控えたいです。

教室長もこのブログはチェックしていると思いますので、もしその類いを計画される際は健康的な食事でお願いします。

じゃなかったら僕は欠席でお願いします<m(__)m>

そして多分僕の大学の同期でもこのブログを見ている人がいると思います。

今年の新年会行ってないから申し訳ないけど、来年もキャンセル濃厚です。

腰の調子も悪いし、あまり遠出はできないしな。ごめんやで。

 

 

 

ロジックの河村です。

 

作りかけのブログがあるなか、急遽更新します。

サッカーワールドカップ日本すげーー!!!

まさか予選突破するとは・・・しかも1位通過!

おめでとう!!

 

今日も1日頑張りましょう。

ロジックの河村です。

 

今朝、スマホケースを買いに行きました。

いろんなケースが出ていてお店に行くたびにびっくりするのですが、一番びっくりするのが値段ですね。

5000円のケースがあるんですよね。

もはや、スマホケースのケースが必要な値段です。

 

ケースって本来、落下の際の衝撃緩和といった保険みたいな役割だったはずです。

しかし、最近はもうお洒落なんですよね。

デザインにお金が掛かっています。

需要があるのでしょうね。

 

それはさておき。

今日は計算ミスが減る方法を紹介したいと思います。

 

計算ミス。

皆さんもたくさん経験したことかと思います。

僕もたくさんあります。

多分これを読んでいる方々の計算ミスを足しても僕の計算ミスの量は越せないと思います。

僕はそれほど多くの計算ミスを経験し、改善を繰り返していきました。

 

小学生の時に、分数でシャレにならないくらい計算ミスしました。

中学の時も分数で計算ミスしました。

ある塾の入塾テストを受けた時に「分数の計算が苦手だね。」と言われて初めて自覚しました。

今でもはっきり覚えています。

結局その塾には入塾しませんでしたけど。(中受の時に通っていた塾のテストで、入塾するつもりなくても気軽に受けていいよーって感じだったので受験しました。)

高校では積分や理科の計算で計算ミスしました。

大学では分析化学で何問も計算ミスしました。←電卓使っても計算ミスしました。これは化学専攻の人間なら理解してくれると信じたい・・・

 

そんな計算ミスと共に人生を歩んできた僕が紹介する計算ミスの改善方法を紹介します。

 

簡単です。

めちゃくちゃ計算練習することです。

 

え?ってなりますか?

そんなのすでにやっとるわ!!ってなりますか?

 

でも解決策はこれです。

 

特に小学生、中学生のうちにめちゃくちゃ計算練習をしてください。

高校生でもまだやれます。1日100問くらい計算問題解いてください。

 

何故たくさん練習するかと言いますと、計算ミスをしない人は計算がすでに頭に入っており、計算を頭に入れる方法が計算練習だからです。

詳しく書きます。

 

「計算が頭に入っている」というのは、計算問題の結果を覚えているということ。

簡単な例で言うと1+1という式、これを皆さんは計算して答えを出しますか?

覚えてますよね?2って思考停止して答えますよね?

これをあらゆる問題で行っているのです。

例えば42という数字を見れば一瞬で2×3×7と素因数分解します。

40+2とも考えます。

数字を見るだけであらゆる考え方をします。

これは計算練習を死ぬほどやったからです。

どんな問題でもそうです。

展開でも因数分解でも二次方程式でも平方完成でも比例式でも積分でもなんでもそう。

計算結果が分かっているから間違えないのです。

 

小学生の皆さんは、まず九九をきちんと言えるようになりましょう。

僕の小学校では九九を10秒以内に言えるか、みたいなテストがありました。(普通の公立小学校です。)

10秒で言える必要がどこまであるのかは分かりませんが、きちんと頭に入っていれば12秒以内には言えると思います。

まずはここからですね。

その後は分母の異なる分数の足し算→かけ算の順に練習してください。

通分と約分はミスしやすいポイントです。

 

実はこれ、最近うちの塾の生徒の中学生で九九が言えない子がいる事を知ったので書いています。

九九が言えないというのはかけ算を知らないという事です。

これだと計算に時間が掛かるし、間違いも多くなります。

小学生のうちに計算の基礎を身につけることが非常に重要かと思います。

 

中学生の皆さんは、とにかく何問も計算練習してください。(まずは1日50問くらいを1ヶ月やってみてください。)

やる問題は小学生の計算ドリル、中学生範囲の多項式の計算、連立方程式、展開、因数分解などです。

計算に自信がない生徒は計算結果が頭に入っていないパターンがほとんどです。

計算練習をして、計算結果を頭にインプットしてください。

※問題を暗記するのとは違います。問題の中にある細かい計算結果を覚えてください。

そうしていけば、単純な問題は全て一瞬で答えが出てきます。

そのレベルになれば、計算は怖くありません。

 

高校生の皆さんは、まず小中の内容を確認しましょう。

某東大受験ドラマでは高校3年生から小学生範囲の計算ドリルをやっているシーンがありましたが、あれは本当にするべきだと思います。

高校生なら1日あれば出来るはずです。

中学生範囲の計算問題も行ってください。

中学生範囲をきちんと理解すると、今まで学習した内容が少し違って見えてくるかもしれません。

ここまで言うと分かるかと思いますが、高校生に必要な計算能力は中学範囲までで十分身に付きます。

高校生範囲で強いて言うなら、指数対数の計算問題くらいでしょうか?(50問やれば十分に理解できると思います。)

あとは、積分と高次方程式の計算手順に慣れてください。

これくらいで計算ミスはびっくりするくらい無くなります。

 

計算ミスが無くなれば基礎問題は怖くありません。

 

イチローさんだったと思うのですが、「無駄なことをしないと合理的になれない。」という言葉を仰っています。

僕の解釈は若干違って、

無駄なことかどうかはやってみないと分からない

と思っています。

 

無駄だと思っても計算ミスが多いお子さんは是非お試しください。

 

今日も一日頑張りましょう。

 

※1日100問は語呂がいいので言っているだけですので、無理のない範囲で1日の演習を行いましょう。

勉強全然出来ないよ!というお子さんは暇な時間にまず10問計算練習しましょうね。

 

 

ロジックの河村です。

 

昨日はハロウィーンでしたね。

なんか東京では渋谷が、大阪ではミナミが大騒ぎだったと聞きます。

僕は昨日お休みを頂いていましたが、人が多いところは得意ではありませんので家でゆっくりしていました。

久しぶりに熱力学の勉強をしていました。

高校範囲の復習から行っていたのですが、高校範囲って狭いな、と思ってしまいます。

僕は高校時代物理は苦手な方でしたので、難しさは理解しています。

僕の高校時代を知っている人は僕がどれくらい物理と英語に苦しめられたか分かってくれています。

 

熱力学の問題を解きながら、ネット麻雀とyoutube視聴を並行して行っていました。

もちろんそんなんなので熱力学は高校範囲の全ての学習を終えれませんでした。

ゆっくりはしていませんね。

でも休日らしい休日を送れた気がします。

 

今日から11月です。気温もどんどん低くなっていますね。

そろそろ手袋が欲しいですね。

 

今日も一日頑張りましょう。

 

そういや、話したか話していないか分かりませんが、合同について調べたら、アメリカでは頂点の対応する順に並べる規則はありませんでした。

やはり、日本特有の規則なのでしょうか。

もう少し調べてみます。

ロジックの河村です。

 

一昨日は仕事休みでしたので、趣味を満喫していました。

ゲームしたり勉強したり麻雀観たりと色々していました。

そして最近また話題になっているものがあるようです。

 

中学数学における合同はご存知でしょうか?

⊿ABC≡⊿DEFという式で書かれます。

合同と言うのは、ざっくり言えば、「2つの三角形は形も大きさも同じ」関係を表します。

この三角形の合同、「対応する点の順番を揃えて書くようにする」と中学校の教科書には記載があります。

つまり、上記の式では、AB=DE、BC=EF等が成立します。

この合同に対して、

 

対応する点を並べることに数学的根拠は存在するのか?

というのが話題になっています。

 

現在の中学数学では対応する点の順番に並べなければ減点対象となります。

上記の式⊿ABC≡⊿DEFを⊿ABC≡⊿EFDと書くと減点です。

ここに異議を唱えている人が一定数います。

 

僕が中学生の時に使用した教科書にも順番を揃えて書くようにと記載があります。

多分全ての学校教科書に記載があります。

 

異議を唱える人の主張は、

順番を揃えるのはベクトル的な考え方であり、図形の形は書き方で変化しないので揃える必要はない。というものです。

別の話で例えると、2×3を3×2と書いても値は変化しない。Y=AX^2をY=(X^2)×Aと書いても問題ないというものです。

 

合同とは「形と大きさが同じ」ということを認める式なのであって、対応する点まで式で示す必要があるのか?式として余分なのでは?ということです。

 

これ実は昔も議論としてありました。

そのときは結局結論は出ず、といったところでした。

 

僕の個人的な意見としては、対応する点の順番で並べる必要はないと思います。

(減点対象になりますので、生徒にはきちんとし対応する順番に並べるように指導します。僕は必要ないと思うなんてことも絶対に言いません。これは数学的見解と言うより僕個人の意見だからです。)

理由としては、図形はベクトル的な要素を含んでいないとはっきり示さなければならないと思うからです。

例えば、半直線ABというものがあった場合、点Bより先にも直線の延長があります。

Aより先には直線はありません。

半直線ABと半直線BAはそれぞれ違うものを表します。

内分や外分にも同様に線分ABと線分BAで話が変わってきます。

これは点の始点を表現する必要があるからです。

始点が必要な時点でベクトル的な表現と言えます。

 

しかし、合同はベクトル要素を含めなくても証明が出来るものです。

⊿DEFと⊿EFDは同じ三角形を表します。

 

反論として例えば、問題文に「⊿ABC≡⊿DEFを満たす2つの三角形がある。」みたいな場面で図形が描けないではないか!というものがあります。

もちろんそうです。

本来は書けないものなのです。

直角三角形では、「∠B=90°の直角三角形ABC」という表現がされるようにどこが直角かを別で表現します。

合同もそうあるべきなのです。

三角形の形を変化させない規則は暗黙の了解でしかありません。

 

ただ、対応する点の順番で書くことで生じる不利益はありません。非常に便利な規則だと思います。

この規則がないと、「AB=DE、BC=EF、CA=FDとなる⊿ABCと⊿DEFがある」みたいなもはや≡の記号を使用する意味があるのか?みたいな事態になります。(もちろん記号は他にもたくさん使用できる場面があります。)

こういった事態の改善にもやはり上記規則は便利だなと思います。

つまり、作問者側の都合ですね。きっと。

 

作問者には逆らえません。

きちんと対応する順番で書いてくださいね。

 

 

 

お久しぶりです。ロジックの高岡です。

すっかり涼しくなり、秋めいてきましたね。

先日のブログで当塾の河村も触れていますが、受験生にとっては何かと転機となる時期です。

高校生のことについては、河村先生に任せているので、私は中学生の高校受験について、少しだけ。

 

二学期になって半ばを過ぎました。

夏までは部活動で一生懸命だった生徒も引退を経て、勉強へと身を入れ始める。

そうして誰もががんばる季節となっています。

となると必然、模試の結果も気になるところ。

ですが、夏以降の模試は平均点も上がり、偏差値は伸び悩むもの。

一方で新たに始めた取り組みの成果は、そうすぐには結果に繋がってはくれません。

 

ですから、そんな時こそ、基礎固めがより重要になるわけです。

特に理科や社会は、いろんな問題に手を出すよりも、今ある教材に徹底して取り組んでください。

「一通り終わらせる」のではなく、「何度も何度も」。

それこそ問題文さえ暗記してしまうくらいに。

この反復こそが、学習成果を少しでも早く結果につなげるための秘訣です。

 残念ながら取り組み始めるのが遅かった人も、それだけが唯一の逆転への道であると心得てください。

 

短時間で覚えたことは、短時間で忘れてしまうものです。

逆に、私たちが長時間かけて触れてきた日本語は、忘れることはありませんよね。

しかし、限られた入試までの時間の中では日本語ほど時間をかけて習得することはできません。

それを解決するのは密度です。

期間の短さは密度の高さで代替することができます。

適切な問題を徹底して反復することは、本当に大切なのです。


今やるべきこと、しなければならないこと。

それに真摯に向き合い、正面から取り組んで行けるように、これからも指導にあたります。

ロジックの河村です。

 

今日はまた受験に関する話をします。

 

この時期は中学、高校、大学受験に関わらず分岐点になっている受験生が多いかと思います。

一番大きな分岐点として、基礎固めから実戦問題の演習にシフトチェンジする受験生が多いタイミングだと思います。

夏休みで基礎固めを終わらせるのが理想ですが、ほとんどの受験生はそう都合よく出来ていません。

僕自身も大学受験の話になりますが、夏休みで基礎固めが終わったかと言うと終わっていません。

というか、大学受験の浪人生ならまだしも、現役生で基礎がきちんと夏休みで終わる人っているのでしょうか?

終わったよ!という人はこの時期に返却される模試結果で偏差値が10以上向上しているかと思います。

5くらいの向上の場合、まだ不足している知識があるのかもしれません。

 

このように、模試結果を踏まえてまだ基礎固めしなければ!だとか、そろそろ二次試験対策だ!とシフトチェンジが行われます。

高校受験の場合は、シフトチェンジはもっと手前か後です。

この時期に何か学習内容が変わることはあまりないように感じます。

これは、まだ学校で全ての学習を終えていないからですね。

 

あと、もう一つ重要なシフトチェンジは志望校です。(中学、高校、大学受験関係なくありますが、大学受験のパターンで話をさせてもらいます。)

結果があまり良くない、もしくは良すぎて志望校を変えようとする例が多々あります。

ですが、個人的には、この時期に志望校の変更はお勧めしません。というかしてはいけないと思っています。


偏差値の高い大学に志望を変えるのも微妙です。

まず前提として、志望大学を偏差値で決めてはいけないという考えが僕の中にあります。

偏差値を理由に決めていいのは東大だけだと思っています。

他の大学を志望する際の理由に偏差値が絡む場合はそれが消極的な理由になっているからです。

 

実際僕は中学受験こそ偏差値で受験校を決定しています(厳密には、僕の両親と塾講師が決めました。僕の意見はほとんど入っていません。ちなみに僕が出した意見は学食が美味しそうな学校がいいというものです。そういう意味では僕は受験校の偏差値は気にしていないです。)が、大学受験の際は自分が受験した大学の偏差値は知りません。センターリサーチの判定だけ見ました。

 

この時期に自分の偏差値の限界を見据えて志望校を変更することにいいことはあまりありません。

経験的にも言えることですが、今の時期の模試結果で志望校を落とすのは自分に対する甘えだと思います。

せめて共通テストまでは頑張ってみてください。

そこから変更しても遅くはないはずです。

模試結果が良くなかったのであれば、きちんと反省しましょう。

(ここまで言っておいてあれですが、きちんと反省できる人は結果が返却される前にもう既に復習は済んでいるはずです。)


この受験はあなたの人生を大きく変えます。

今からでも間に合います。時間の余白を全て勉強に注ぎ込んでください。

志望校に合格するために必要なこと以外はしないでください。

志望校変更を考えている人にはそれくらいの覚悟がないと合格が難しいのは間違いありません。

それでも諦めきれないのであれば、勉強なんて苦ではありません。

そうやって頑張ることが出来る受験生が半年後笑顔で志望校に通えていることを祈っています。

 

今日も1日頑張りましょう

ロジックの河村です。

 

昨日は久しぶりの草野球でした。

言うても2週ぶりですが。

今年の草野球におけるテーマは「研究」です。

去年までの自分は目の前の数字(成績)を気にし過ぎていました。

今年はバッティングのフォームを見直し、試し、来年の成績向上を見据えた研究の一年にすると決めていました。

様々なことを試しました。

バッティングの引き出しを増やすことで多様な攻めにも対応できる。その引き出しを増やすためには1つ1つの引き出しに拘らないといけないと考えました。

右方向への精度向上、カットの方法、バットの出し方、体重移動、股関節の使い方、配球、アウトローの見極め。

正直年内に満足のいく仕上がりになりそうもありません。

腰も悪くなったので、ジムも退会しようと考えています。

打率3割前後を安定させるためには、様々な改善が必要です。

生徒にもよく言う、自分のベストを尽くすこと。

このベストを尽くすためには打席中にも色々試行錯誤します。

その中身は文字で表現しにくい上に長文になるので割愛します。

 

今日は思考力についてお話をしたいと思います。

ここ最近業界内でこの言葉をよく耳にするようになりました。

なんか入試問題や教科書の中身にこの思考力を問う問題が増えているそうです。

「そうです」と言ったのは、僕自身には実感が無いからです。

個人的にはむしろ逆で、「考えなくても出来る問題」が増えている印象です。

僕と世間で思考力の定義が乖離しているので、どうなんだろうと思っていました。

そもそも思考力って何?って考え始めました。

根本的な話で言うと、「思考力」って必要ですか?って感じです。

個人的な意見ですが、僕は入試や教科書が思う「思考力」は不要と考えています。

思考力を問うと言って出されている問題は知識で解決するものがほとんどです。

知識で解決する思考力に何の意味があるのでしょうか?

ほとんどと言ったのは、一部では思考力を問うめちゃくちゃ素晴らしい問題が出来上がっています。


僕が最近であった問題で言えば、近隣中学校の数学の定期テストの問題です。

知識は一切不要の問題でした。

しかし、そんな問題は定期テストや入試の趣旨にそぐわないとも思えます。

問題自体は素晴らしい(思考力を問うことが出来ている)。しかし、これは中学数学の問題なのだろうか?

これからこのような問題が増加していくなら指導する必要がありますが、その問題が今後出題されるであろう問題達にどのような有効手段をもたらしてくれるのだろうか?と疑問が残ります。

その1問を解くためだけの解法なら僕は解説の必要なしと判断します。生産性がありません。

実際に担当の生徒には、「こんな問題は無視しとけ。」と伝えています。

多くの中学生にとって正答率10%以下の問題を正解することにはあまり意味はありません。

塾講師として考えても、正答率40%以上の問題を正解することを徹底すれば大体の成績は向上しますので必要ない問題と言えます。

正答率40%以上の問題を正解するために正答率30パーセントの問題を解説することはありますが、10%の問題を解説することはほとんどありません。

あまりいい影響も出ません。

 

ここで話を戻しますと、思考力を問う問題はほとんど正答率は20%以下になる傾向です。

なので僕の視点では思考力を問う問題は「捨てるべき」となるわけです。

思考力問題の正答率を上げようと易しくしたら「思考力」を問う問題になります。

しかし、これは僕目線では「知識で解く問題」なのです。

 

僕は結局思考力を問うというのは無理だと思っています。

知識で解ける問題で合格点が取れてしまう以上、知識を持った方が楽です。

作問者が試行錯誤されているのは理解した上で申しますが、もう思考力を問うのは諦めませんか?

ちがう方法で思考力を養いましょうよ。

 

僕は学習そのものを考えてもらうだけでも十分思考力は向上すると思いますよ?

 

今日も1日頑張りましょう。