ロジックの河村です。
今朝、スマホケースを買いに行きました。
いろんなケースが出ていてお店に行くたびにびっくりするのですが、一番びっくりするのが値段ですね。
5000円のケースがあるんですよね。
もはや、スマホケースのケースが必要な値段です。
ケースって本来、落下の際の衝撃緩和といった保険みたいな役割だったはずです。
しかし、最近はもうお洒落なんですよね。
デザインにお金が掛かっています。
需要があるのでしょうね。
それはさておき。
今日は計算ミスが減る方法を紹介したいと思います。
計算ミス。
皆さんもたくさん経験したことかと思います。
僕もたくさんあります。
多分これを読んでいる方々の計算ミスを足しても僕の計算ミスの量は越せないと思います。
僕はそれほど多くの計算ミスを経験し、改善を繰り返していきました。
小学生の時に、分数でシャレにならないくらい計算ミスしました。
中学の時も分数で計算ミスしました。
ある塾の入塾テストを受けた時に「分数の計算が苦手だね。」と言われて初めて自覚しました。
今でもはっきり覚えています。
結局その塾には入塾しませんでしたけど。(中受の時に通っていた塾のテストで、入塾するつもりなくても気軽に受けていいよーって感じだったので受験しました。)
高校では積分や理科の計算で計算ミスしました。
大学では分析化学で何問も計算ミスしました。←電卓使っても計算ミスしました。これは化学専攻の人間なら理解してくれると信じたい・・・
そんな計算ミスと共に人生を歩んできた僕が紹介する計算ミスの改善方法を紹介します。
簡単です。
めちゃくちゃ計算練習することです。
え?ってなりますか?
そんなのすでにやっとるわ!!ってなりますか?
でも解決策はこれです。
特に小学生、中学生のうちにめちゃくちゃ計算練習をしてください。
高校生でもまだやれます。1日100問くらい計算問題解いてください。
何故たくさん練習するかと言いますと、計算ミスをしない人は計算がすでに頭に入っており、計算を頭に入れる方法が計算練習だからです。
詳しく書きます。
「計算が頭に入っている」というのは、計算問題の結果を覚えているということ。
簡単な例で言うと1+1という式、これを皆さんは計算して答えを出しますか?
覚えてますよね?2って思考停止して答えますよね?
これをあらゆる問題で行っているのです。
例えば42という数字を見れば一瞬で2×3×7と素因数分解します。
40+2とも考えます。
数字を見るだけであらゆる考え方をします。
これは計算練習を死ぬほどやったからです。
どんな問題でもそうです。
展開でも因数分解でも二次方程式でも平方完成でも比例式でも積分でもなんでもそう。
計算結果が分かっているから間違えないのです。
小学生の皆さんは、まず九九をきちんと言えるようになりましょう。
僕の小学校では九九を10秒以内に言えるか、みたいなテストがありました。(普通の公立小学校です。)
10秒で言える必要がどこまであるのかは分かりませんが、きちんと頭に入っていれば12秒以内には言えると思います。
まずはここからですね。
その後は分母の異なる分数の足し算→かけ算の順に練習してください。
通分と約分はミスしやすいポイントです。
実はこれ、最近うちの塾の生徒の中学生で九九が言えない子がいる事を知ったので書いています。
九九が言えないというのはかけ算を知らないという事です。
これだと計算に時間が掛かるし、間違いも多くなります。
小学生のうちに計算の基礎を身につけることが非常に重要かと思います。
中学生の皆さんは、とにかく何問も計算練習してください。(まずは1日50問くらいを1ヶ月やってみてください。)
やる問題は小学生の計算ドリル、中学生範囲の多項式の計算、連立方程式、展開、因数分解などです。
計算に自信がない生徒は計算結果が頭に入っていないパターンがほとんどです。
計算練習をして、計算結果を頭にインプットしてください。
※問題を暗記するのとは違います。問題の中にある細かい計算結果を覚えてください。
そうしていけば、単純な問題は全て一瞬で答えが出てきます。
そのレベルになれば、計算は怖くありません。
高校生の皆さんは、まず小中の内容を確認しましょう。
某東大受験ドラマでは高校3年生から小学生範囲の計算ドリルをやっているシーンがありましたが、あれは本当にするべきだと思います。
高校生なら1日あれば出来るはずです。
中学生範囲の計算問題も行ってください。
中学生範囲をきちんと理解すると、今まで学習した内容が少し違って見えてくるかもしれません。
ここまで言うと分かるかと思いますが、高校生に必要な計算能力は中学範囲までで十分身に付きます。
高校生範囲で強いて言うなら、指数対数の計算問題くらいでしょうか?(50問やれば十分に理解できると思います。)
あとは、積分と高次方程式の計算手順に慣れてください。
これくらいで計算ミスはびっくりするくらい無くなります。
計算ミスが無くなれば基礎問題は怖くありません。
イチローさんだったと思うのですが、「無駄なことをしないと合理的になれない。」という言葉を仰っています。
僕の解釈は若干違って、
無駄なことかどうかはやってみないと分からない
と思っています。
無駄だと思っても計算ミスが多いお子さんは是非お試しください。
今日も一日頑張りましょう。
※1日100問は語呂がいいので言っているだけですので、無理のない範囲で1日の演習を行いましょう。
勉強全然出来ないよ!というお子さんは暇な時間にまず10問計算練習しましょうね。