ざっとしちゅう -11ページ目

ブリ線

包茎フェチの僕ですが、もうひとつ、‘ブリーフ派フェチ’でもあります。

しかしながら、どうしても『ブリーフ派じゃないと嫌!』という程のこだわりではなく、
『タイプのあの人がブリーフ派だったらいいなぁ』という程度です。


なぜブリーフ派の人がいいのかは、たいした理由はなく、単純にトランクスよりもモッコリ具合が強調される気がするのと、屈んだ時に見えるズボン越しのブリーフのラインが、セクシーに感じるからです。


某パン屋のお兄さんは、白い作業着越しに、グレーや紺色っぽいブリーフのラインを見せてくれることが多く、そのお兄さんがいる日は買い物をし、いない日は素通り。
ある日、久しぶりに行くと、そのお店はテナントから撤退していて、すごく残念な思いをしました。


僕が通っている床屋さんの理容師さんはビキニブリーフ派。
以前通っていたスポーツクラブが同じで、ロッカールームでチェック済み。
180センチ近い長身に適度に鍛えられた体で、40代半ばの実年令よりも若く見えます。お風呂でチェックしたチンコはやや小さめの、仮性を見栄剥きしたチンコに見えましたが、普段の仕事ぶりを知っている知り合いの秘密を見たようで、異常に興奮しました。



スーパーの鮮魚売場や精肉売場、病院の看護士の制服は白衣が多く、下着が透けやすいものですが、(僕の独断の調査によると)トランクス派の人が多い気がします。 制服に着替える時は、トランクスの方が恥ずかしくないのかもしれません。


比較的、ブリーフのラインが確認でき易い制服姿といえば、ホテルのベルボーイです。

コンサバティブな身だしなみを基本とするホテルマンの制服は、ジャストサイズで作られていることがほとんどです。
ただ、サイズはジャストでも、制服自体は大量生産のものであり、高級な素材はクリーニング頻度の高い制服には不向きな為、生地は薄手の化繊混じりのものが多いようです。

ホテルマンの中でも、ベルボーイの制服は上着の着丈が短いデザインが多く、また、屈んだりする姿勢も多いので、スリムなスラックス越しに下着のラインを確認できます。



最近はボクサーブリーフが人気があるようで、ローライズなタイプなどはなかなかセクシーで、僕も大好きですが、ブリーフには独特の野暮ったさ、イモ臭さがあり、素朴な魅力があると思うのですが、一般的にはどうなんでしょう?

ブリーフ派の人が増えるといいな。

山本山くんの告白

ある日、山本山くんは僕が暇つぶしに買い、教室で読んでいた『Hot Dog』に関心を示し、
「貸して欲しい!」
と、一晩持ち帰りました。
その号の特集は『SEX』。ファッション誌なので、そうきわどいページはなかったのですが、セミヌードの女の子に反応したのか、山本山くんは、家でじっくりと読みたかったようです。

次の日、僕は雑誌を返してくれる山本山くんに、
「どう~だった?」
と、ちょっとからかいも含め聞きました。


山本山くんは少し困ったような顔をして
「もうそろそろ、ムケないとまずいよねぇ?」
と、僕に問いかけてきました。


一瞬、僕は何が何だか分からず
「えっ?」
と聞き直しました。


「いや、だから、もうそろそろ剥けないと包茎になるのかな?」
山本山くんは耳まで真っ赤にして聞いてきました。


「!?」
僕の一番の関心事であるキーワード『包茎』と、クラスで一番の美少年(?)山本山くんとの、ダブルの大好物の組み合わせに、驚き興奮してしまい、僕は一瞬言葉をつまらせ、
「‥‥後でゆっくり、話聞くよ‥‥」
と、言うのが精一杯でした。




その日の放課後の教室で、僕は山本山くんの話を聞きました。


山本山くんは、僕の貸した『Hot Dog』の包茎についての記事を読むうちに、自分がまだ剥けていないことに不安になり、雑誌の持ち主で口が固く、秘密を守ってくれそうな僕に相談してみようと思ったらしいのです。

『口が固く秘密を守ってくれそう』と、山本山くんは言いましたが、自分より小柄な僕が、自分と同じ悩みを持っているのでは‥‥という期待があったのではないでしょうか。


「剥けないって、本当に全然剥けないの?全く剥けないと真性だけど、ちょっとでも剥ければ仮性だよ。」僕はストレートに言いました。

山本山くんの話によると、ほんのちょっと剥けるけど全部を剥いたことはなく、亀頭を触るとかなり痛く、お風呂で洗うのも苦痛。 でも、汚れや臭いが気になるし、将来SEXする時のことを考えると、今のうちにどうにかしたい‥‥
というようなことでした。


僕はとりあえず、毎日お風呂で皮を剥いて洗い清潔にすること。オナニーの時やおしっこの時は、できるだけ剥き、剥きクセをつけるようにすること。触ると痛い亀頭の痛みは、洗ったり剥きクセをつけたりするうちに緩和される‥‥
とアドバイスしました。

最後に
「僕も中学の時にそうしているうちに、治ったよ」
と言うと、山本山くんは少し安心したらしく、笑顔で
「頑張ってみるよ!」
と言ってくれました。



この‘山本山くん包茎リハビリ’を通じて、僕は山本山くんの専属アドバイザー(?)になったことから、信頼を得、何かと頼られるようになりました。



山本山くんとは親密になれたものの、ホモの僕は、山本山くんと包茎の話をする度に興奮し、山本山くんの包茎チンコを想像しては痛いくらい勃起する毎日。
悶々としている僕は、何とかして山本山くんの包茎チンコを見れないものかと、企てるようになりました。

山本山くん

高校は、大学への進学を希望する科に入学した為、3年間クラス替えがありませんでした。

もちろん自分のことは棚に上げて言うのですが、クラスメイトは、スポーツマンや目を引くハンサムは皆無で、イモくさい田舎男の集まりでした。


強いて上げるなら、当時の稲垣吾郎になんとなく面影が似ている‘山本山くん’がマシで、後はルックスが不自由な男ばかりでした。

入学してすぐに、山本山くんと友達になろうと、接触を試みるものの、この山本山くん、無口なうえに掴み所がなく、成績は中の下、もしくは下。運動神経もごく普通。
美点はカラオケが巧いことと、おしゃれな所。また性格が温厚で人を陥れたりするような意地の悪い所がない為、クラスのみんなに人気はあったものの、その人の良さからパシリ扱いにされることもありました。


山本山くんはウブな所があり、きわどい下ネタに顔を赤らめたり、女の子に対して消極的な態度が僕には好ましく、何かとちょっかいを出したりもしました。


そんな山本山くんと僕は、あることをきっかけに、友情を深めることになりました。