21)ディア・ドクター *** 原作/脚本/監督もすべて西川美和の作品。相変わらず自然体の余貴美子、笑福亭鶴瓶、香川照之が好演。国内では、今までに無かったストーリーの斬新さも良かったです。彼女のような監督さんがたくさん出てくれば、日本の映画も良くなります。予算が無くても良い映画は作れますという見本。

22)アマルフィ~女神の報酬~* 欧州イタリア・ロケ敢行で、サラ・ブライトマンの名曲「Time to Say Goodbye」の劇中Liveもあり、大変な予算がかかったと想像できる作品。「ホワイト・アウト」につづく真保裕一の同名小説の映画化。難点は、この手の映画は観客をハラハラ、ドキドキさせなければいけません。なのに、まったく緊張させてくれないのです。予算をかければ良い映画が出来るとは限りませんが、かかっていれば、とりあえず少しはクオリティーを上げることは出来ます。てな作品。映画の世界も大変ですね。

23)プライド&グローリー** またかよ?という警察一家のお話。解っているけど、アメリカならではのストーリーで緊迫感も、一応ちゃんとあるのです。エドワード・ノートンはお気に入りだし、コリン・ファレルも少し体格が良くなって好演。父親役ジョン・ボイトも良い味を....。でも、まったく斬新とは言えません。

24)スカーレット・レター(韓)** この作品に関連して、自殺したような情報が流れた、故女優イ・ウンジュさんと「八月のクリスマス」のハン・ソッキョが出演。イ・ウンジュは初めて観ましたが、劇中のジャズ・ライヴのシーンも良かったし、女優としてもこれからだと云う感じなのに、とても残念ですね。韓国映画界の内幕も大変なのでしょうね。日本の映画界よりもクオリティー高いし、その分、監督も役者さんも、たくさん良い人が後ろから追いかけてきますからね~。勝負は厳しいと思います。
韓国犯罪モノは、リアリティーもあって面白いのですが、これは謎解きが少しうるさい感じです。

今回のお薦めは、21)日本映画ディア・ドクター ***
映画その22

19)ライフ・ドア/黄昏のウォール街* 原題はAugust。映画会社or 買い付け会社(ロード・ショーされた記憶がありません)の邦題クリエイターが、IT関連企業ライブ・ドアをもじって「ライフ・ドア」とつけたようです。お話は、ITバブルで成功した自信満々の起業家(ジョッシュ・ハートネット)が、短期間(だから原題が8月?)のうちに株の大暴落ですべてを失くしてしまい、その栄光と挫折を悟るようになるヒューマン・ドラマです。
しかし、この邦題をつけた人に一言申し上げたいことがあります。
ライヴ・ドアのHさんと似たようなIT産業界の話だからと言って、このような邦題をつけるのは良くないことです。この作品の監督やプロデューサーが、どうして地味なAugustというタイトルをつけていたのか?ということも考えて欲しい。(原作本の題名がAugustかも知れない)。
この作品を作った人たちは、敢えてサラっとした題名が良いと思ったのでしょう。日本では、確かにこのタイトルでは商業的に意味不明だと考える気持ちは解ります。でも、それなら「8月/黄昏のウォール街」で良いではないですか? 何も、安易なパロディーでウケを狙うことはありません。Life doorにも意味があるだろうと悦に入ってらっしゃるとすれば、それは優秀なクリエイターとは呼べません。
ただの "邦題屋さん" と呼ばせて下さい。ライブ・ドアも、Hさんにしても、それぞれに自分の仕事に気概を持って生きているのです。良い悪いは別物で、時代によって違います。世の中の一般の見方とはまったく違うものなのかも知れません。
邦題が素晴らしくて成功した作品は沢山あります。常々コメントしていますが、日本人に理解しやすい邦題をつける人も、その作品に関わる重要なクリエイターの一人なのです。
この品性のない邦題は、笑うことも賛成することも出来ません。素晴らしい邦題をつけて、商業的にも興行収入が上がったとしたら、ボーナスや、たとえ少なくても印税を貰らっても良いと思います。心血を注いで良い仕事をすれば海外のクリエイターにも感謝されます。また、後進のためにも、邦題クリエイターとしてのプライドや、地位向上のために力を注いでいただきたいものです。

僕もクリエイターの一人として苦言を呈しましたが、まあ~このblogは誰が見るわけでもなく、ほとんど自己満足ですのでお許し下さい。
さて、この映画は☆ひとつだし、ジョッシュ・ハートネットも「パール・ハーバー」と「ブラック・ホーク・ダウン」の大作の波に乗れず、悲しげな顔立ちが魅力な、良い役者だと思いますが「ハリウッド的殺人事件」もイマイチ。「ホワイト・ライズ」(仏版のリメイクだが、米版の負け)、「ブラック・ダリア」は映画は好きだけど、彼の印象は薄い。「ラッキーナンバー7」(これも邦題は最悪。原題はLucky Number Slevinでスレヴィンと云う人の名前) は役者は大物が揃っていますが、B級かC級サスペンス。作品に恵まれていないのが可哀想です。事務所が悪いのかな? 
久しぶりに熱くなりました。(笑)

20)消されたヘッド・ライン** ラッセル・クロウ、ベン・アフレックの新聞記者モノ。英国BBCのシリーズでアカデミー賞を取った原題State of Play~陰謀の縮図~のアメリカ版のリメイクらしい。よくありの社会派風サスペンス。この二人が出演すればストーリーと結末は大体想像出来ます。大したことはありません。相変わらず存在感のあるヘレン・ミレンが好演。それにしても、あの「キング・オブ・スコットランド」の監督作品だったなんて!信じられません。

今回は、大した作品でもないのに長い書き込みになりました。
2作でお終いにしますが、お薦めはありません。
14)オーバー・ザ・レインボー** (韓) タイトル通り「オズの魔法使い」の名曲が、N・キッドマン「オーストラリア」に先んじて使われています。韓流love storyのパターンもいろいろと考えるものですね。種明かしに時間がかかり過ぎの冗長な面もありますが、雨の横断歩道シーンと男優イ・ジョンジェの好印象が勝利しました。

15) H「エイチ」特別版(韓)*「カル」から綿々と続く猟奇殺人もの。「羊たちの沈黙」や、とにかくいろいろな犯罪ものの要素を取り入れて失敗した駄作。韓国語の耳への響きと字幕が洋画を観ているようで、最後まで観られるのが不思議です。映像はそんなに悪くないけどね。日本語の映画だったら耐えられないかも。

16)ターミネーター4* 最近流行の映像が暗めな近未来作品。Tシリーズも、もういいかな?と思っているのに、T5を作っているらしい。映画雑食ですから止められない。

17) G.Iジョー* 同じく、映像が暗めな近未来作品。CGも、暗めに作ればバレにくいのか?この手の作品多いですね。どうせCGなんだから、パニック映画「2012」のように明るく、映像も美しくやって欲しいな。それならそれで楽しめます。良質なCGを作るには、時間とお金が必要なのかも知れないけど。


18)スター・トレック** スター・トレックの新作。昔のシリーズはただのSF映画で、面白いと思った記憶がまったく無く、むしろ嫌いな作品だった。でも、これは本国でも評判だったようで、それなりに人間関係の工夫が施されて結構面白く観られます。あくまでもエンタメとしてですが....。

お薦めは14)オーバー・ザ・レインボー**かな。**半でも良いかもね。
相変わらず不作の映画で、今回は、ほぼ韓国旧作特集です。

6)ザ・バンク~墜ちた巨像* 社会悪と闘うインターポールの、あまりにピンとこないお話。現実には起こり得るけど、突き詰める程リアリティーに欠けます。デパートやショッピング・モールでのアクションなんて古くてやってられません。ナオミ・ワッツの影も薄い。やっぱりアメリカ映画はアカン。

7)ホワイト・バレンタイン*** (韓) 「猟奇的彼女」チョン・ジヒョンが高校生時代に主演した幻の作品。韓国ラヴ・ストーリーの原点はここにあったのか?と思うような作品。過去~現在との時間軸移動や、季節感、恋愛小道具など、など、これが韓流のパターンです。映像技術や、予算などを考えても、製作年代を考えれば頑張っていると思う。彼女の自然な演技はこの頃から変わりません。僕は彼女には点数が少し甘いです。

8)ラブリー・ライバル* (韓) TVドラマ風のラヴ・コメディー。「僕が9歳だったころ」で名演技した12歳の女の子イ・セヨンも出ています。

9)トンケの蒼い空** (韓) 僕が韓流映画のファンになったきっかけを作ってくれた「友よ チング」のクァク・キョンテク監督の作品ですから、観ない訳にはいきません。少し、知恵遅れだけど、純真な心根の青年が、少しづつ大人になっていくお話。

10)タイフーン** (韓) 同じくクァク・キョンテク監督。役者もチョン・ドンゴン、イ・ジョンジェと豪華ですが、お馴染みの北と南の問題に、米画「パーフェクト・ストーム」の巨大台風をぶち込んだアクションもの。ハリウッドに追いつけ追い越せの韓国映画の意気込みは好きですが、これはクァク監督でも☆2つ。この後の「愛~サラン」の方が、音楽も映像も素敵です。

11)同い年の家庭教師(韓)* 役者さんが好きになれません。TVドラマ観ているようです。


今回のお薦めは、韓流映画手法が凝縮された7)ホワイト・バレンタイン*** (韓)
と、9)トンケの蒼い空** (韓)

am 4時半になりそう。おやすみさない。
前回で2009年に観た映画175本の寸評が終わりました。
今日から2010年鑑賞分(現在138本目)の1本目~が始まります。
12月頃には更新が正軌道になると思います(笑)自己満足のBlogですのでお許し下さい。

1)ラスト・ブラッド* (韓)2010年の1月はアメリカ映画はまったく不作でした。韓流映画と見逃した旧作を観ることに。チョン・ジヒョン主演、日本アニメの「Blood The Last Vampire」を基にした映画版。ハイスピード撮影満載の日本刀振り回しアクション。色調も暗めで血飛沫いっぱいの駄作で~す。チョン・ジヒョンも久しぶりの映画なのに、次の作品は吟味しないと危ないですよ。
あ、日本女優小雪も出ています。

2) オー!ブラザーズ***(韓)お涙ちょうだいものが多い韓流の中で、キム・ヨンファ監督/脚本、とても気に入りました。シリアスな場面で心憎い笑いを盛り込む「殺人の追憶」、「グエムル」のポン・ジュノ監督と並び、ここでは泣きと笑いの使い方が、とても上手い監督だった。調べてみたら、なんと、これが初メガホンだったのです。「レイン・マン」からインスパイア?とも感じますが、コメディー風なのが良いですね。そして2作目が、音楽業界のお話で大ヒットした「カンナさん大成功です」ではありませんか!いまごろ名前を知ってごめんなさいとお詫びしなければ......。次の作品に期待。

3) チェイサー*** (韓) これも韓流映画お得意手法、主人公のとぼけた人間味が、単なる猟奇殺人のエグい内容を上手く緩和させてくれます。お笑いとかジョークの受け止め方が、日本人よりも、韓国の人たちの方が優れているのかも知れませんね。日本の監督が不得意なところです。真剣になりすぎてしまうのでしょうか? 現実はそんなに上手く事が運ばないという、観客の期待を裏切るところも秀逸です。なかなか良いです。

4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目***** この時期、観たい作品が皆無。寅さんシリーズの中で見逃した作品はないか?と探していたら、まったく知らなかった最終作と特別編を見つけました。
寅次郎「忘れな草」、「相合い傘」、「ハイビスカスの花」に続き、これで4本目の出演となる、寅さんの永遠の恋人、場末の歌手リリー役の浅丘ルリ子と、寅さんの甥っ子役の吉岡秀隆が想いを寄せる恋人役の後藤久美子が、この最終回に花を添えます。老練な山田洋次監督は、若い甥っ子の結婚、そして、寅さんとリリーのHappy Endをも感じさせて、寅次郎の最後の作品らしく、素直に手腕を振います。
柴又帝釈天の家で、お馴染み家族団らんの中、寅さん役の渥美清が、畳にゴロンと横になるシーンで(ちょっと勢いがついた? or 病弱で腹筋力が弱かった?)、セリフを喋りながらのリリー役の浅丘ルリ子さんの目が一瞬「大丈夫かな?渥美さん」と語っているように見えました。(もちろん演技は完璧でしたよ。失礼の無いように、念のため)あくまでも、僕にはそう見えたのです。
監督も周りの人達も、本当にこれが最後の作品だと確信していなければ、あんな映画は撮れないと思う。浅丘さんは、どうやら渥美さんの容体を知っていたようで、ちょっと切なくなりました。そんなところも含めて、この最終作は監督、俳優、周りのスタッフ、すべての人たちが、本当に優しい心を持って創った慈愛と感謝に満ちた作品だと思う。48作も続いた「寅さんシリーズ」に関わったみなさまや松竹映画にも拍手です。日本の映画界に大偉業を成し遂げたという意味でもこの作品は☆5つです。

5)男はつらいよ~ハイビスカスの花~(特別編)*** 松竹映画にも折角拍手を送ったのですが、これは売上確保のために作った苦肉の策。昔の~ハイビスカスの花~に、甥っ子役の吉岡秀隆が寅次郎叔父さんを物語るシーンを加味して作った特別編。

今回のお薦めは、2) オー!ブラザーズ***(韓)、3) チェイサー*** (韓)
4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目*****
8日に池部良さんが92歳でお亡くなりになっていました。若い頃の彼の超美青年のお姿を銀幕で、何回観たことでしょうか。リバイバルで観た作品を除き、僕の最初の印象は、総天然色映画「白夫人の妖恋」だと思います。初めて観たカラー映画で、山口淑子、池部良、少女時代の八千草薫が可愛いくて憧れた記憶があります。もちろん「東京の休日」など、たくさん素晴らしい作品を残されましたが、東映に出演された高倉健主演の「昭和残侠伝」唐獅子牡丹シリーズは最高でしたね。最後の殴り込みシーン、健さんの助太刀のために物陰から現れて、無言で適地に向かうふたりの道行シーンでは、(良いタイミングで健さんが歌う~唐獅子牡丹~が流れます)毎回、お客さんから拍手が起こったものです。
長い間の映画人生、本当にお疲れさまでした。合掌。
とうとう、2009年鑑賞映画の最後になりました。

171)デュプリシティ** ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン主演のスパイ・サスペンス。少し解りづらいところもありますが、最終的に騙されて楽しんで下さい。どんどん駄目になるジュリアです。

172)僕たちの奉仕活動*** 米・独合作 新しいアプローチ内容の予告編が気になったので観てみました。アメリカでも評判の良かったコメディーです。ヒューマン・ドラマとも言えます。

173) インシャラ(韓)* イ・ヨンエ主演の古い作品。砂漠であれはないでしょう?

174)デイジー(特別版)*** (韓)チョン・ジヒョン主演。香港のアンドリュー・ラウが監督です。エンタテイメントのラヴ・ストリーです。登場人物の人間関係も面白いし、アクションも撮影も凝っています。なんと言っても全編オランダ・ロケで予算もかかってそうです。Opening とEndingが同じシーンでも、ちょっと違うのも粋です。種明かしがくどいのは韓国映画パターンですから我慢して下さい。

175)This is it**** 2009年12月の締めくくりは、なんと言ってもM.Jでしょう。年末でも映画館は満杯。唯一無二の世界的に偉大なアーティストを亡くしました。残念ですね。この映画では、舞台の後ろの映像は制作途中段階で、映像が動いていたのはホンの少しだけ。全部完成した舞台は大変なものだったと想像がつきます。当然のこととしてDVDでも発売されたと思うと悔しいです。
LAの知り合いのミュージシャンが3名参加していて、リハーサル代までは貰ったとしても、本番のギャラはどうなったのかと心配になりました。ま~、そんなセコい話はともかく、このプロジェクトに関わったすべての人々、それこそ裏方さんに至るまで、後世に大きなキャリアを残すことが出来たのにと思うと、非常に残念ですね。

お薦めは172)僕たちの奉仕活動、174)デイジー(特別版)、
175)This is itは、記録映画です。世紀のアーティストですから、観ない訳にはいきません。

やった~。20009年度鑑賞映画終了です。
次は2010年度版 映画その19~1)番から始まります。
先月の9月16日に小林桂樹さんご逝去。

真面目なサラリーマン役の「社長シリーズ」は、僕が小さい頃に、父母兄弟一緒に観に行きましたね。長いシリーズで何本も観た記憶があります。大きくなって全編見直しました。森繁久弥、加藤大介、三木のり平と皆さん芸達者で面白かった。その時代は、楽しみは映画くらいしかありませんからね。思い起こせば、その頃から、末っ子の僕が映画、映画と騒いでいたような....。何の映画を観たかったのかは忘れましたが、一度だけ、映画館の前の電信柱に捕まって駄々をこねて、父母兄弟が僕を引き離そうと引っ張っていたような思い出も覚えています。大人になってから良く父母兄弟と大笑いしたものです。

そんな頃から、本当に数々の映画に出演して、昭和の良き時代の大衆娯楽から大現在にいたるまで、映像の世界に大いなる貢献を果たされたのです。高峰秀子さんとの「名もなく貧しく美しく」も良かったし、ちょっとトボけた味も魅力の小林桂樹さんは「裸の大将」も適役で代表作になりました。あの時代大人から子供まで、みんなでモノ真似をしていましたからね。本当にお疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。
165)7つの贈り物*** ネタバレ注意です 。「幸せのちから」のスタッフが再集結したウィル・スミス主演のヒューマン・ドラマ。原題の7 Poundsを邦題「7つの贈り物」にしたことと、「結末は誰にも話さないで下さい」との箝口令のせいで、映画は途中から完全にネタバレです。心臓移植は最初から想像がつくし、観客に結末を読まれないように、スペイン女性に家をプレゼントしたり、盲目の人にヒドい罵倒を浴びせるシーンなどの目くらましをします。盲目の人との関わりを普通に見せてしまったら、簡単に網膜の提供も浮かび、結末がバレてしまうからです。人間は(観客は)不思議なもので、酷く怒っている人や、大嫌いな人に何か提供するとは考えられませんからね。上手い手法だったとは思いますが、この邦題では箝口令も驚愕のエンディングなんて意味がありません。でも、その目くらましが、本当に良い人かを(臓器提供に値する人間か?)見極める方法だったと云うつじつま合わせは、脚本としては納得ですかね。危うく騙されるとこだった。しかし、最後はクラゲか~?
原題の「7 Pounds」は、何か一つの臓器の重量だそうです。

166)痛いほど君が好きなのに** イーサン・フォークの監督による自伝的な経験を基にした恋愛もの。
役者としては大好きです。監督としては、真面目な映画作りだとは思いますが、力の入り過ぎなのでは? もう少し枯れて欲しいです。所詮、映画はエンタテイメントですから。
なんて、偉そうに言ってしまいます。

167)DISCO** 疲れた時に観る、超軽めのフランス音楽コメディー。お歳を召したエマニエル・ベアールがちょっぴり太めで出て来ます。でも良い感じ。

168)マックス・ペイン** 暗めの色調。近未来CGアクションものです。昔から応援しているマーク・ウォルバーグ、ほとんど主演作品が多いのに、いまいち大ブレイクの定番イメージが出ない役者さん。いつも主役が取れるということは、アメリカでは人気があるのでしょうね。ケビン・ベーコン、クリスチャン・スレーター、ヴァル・キルマーなどの中堅どこは、すでに消えかかっていますからね。売り出し中の女優オルガ・キュリレンコも、もう少し頑張れ。

169)インストーラー** (仏)近未来サスペンスというか、刑事モノですかね。長編初監督作品のようですが、結構凝っていて、アクションもなかなかのものです。しかしながら、ストーリーが少し複雑で理解しづらいです。まったく難しいストーリーではないのに、脚本か編集のせいか何かはっきりとしません。映像も色調も近未来のイメージで、無骨な主人公刑事も良かったので、☆ひとつオマケ。そのうちに力量を発揮しそうな監督に期待します。

170)フラッシュバック*** 日本未公開(英)オープニングからエロティック映画ですか?とも思える描写ですが、後半はまったく渋くて高得点です。ダニエル・グレイブ主演。ほとんどが英国映像で、音楽の使い方もお見事、若き日の恋人との再会シーンが良いし、女優クレオ・フォーラニが良い雰囲気を出します。☆ひとつ増やすかな?

お薦めは170)フラッシュバック あと5作品で昨年度鑑賞分(2009年全175本)が終わります。
158)今日も僕は殺される** なんとか新しい試みのものに挑戦するのはクリエイターの宿命です。映画の原題はTHE DEATHS OF IAN STONEだった。この原題から、邦題をつけた人は及第点ですね。Deathが複数になっていると言うことは、イアン・ストーンという青年が何回も殺されるお話ですから「今日も…」でそれを表現した訳です。映画会社で、分かり易く、売れそうな邦題をつける人も重要なクリエイターの一人です。邦題をつけた方の努力に免じて☆2つ。映画の内容は興味深いけど「バタフライエフェクト」にも似てるし斬新とは言えません。

159)ベガスの恋に勝つルール* 世界的なギャンブルの街、Las Vegasを持つ国だから出来る映画。まあ~、宝クジに当たった設定でも出来る映画ですが、でも、それがどうしたの?と気楽に観るしか方法がなさそうです。

160)猟奇的な彼女 IN NY 韓国大ヒット映画のリメイク。どこがリメイクなんだよ、最低!と腹が立ちます。☆1つもあげられない。監督は即座にお仕事を変えた方が良いと思います。過去にどんな映画を作ったかもCheckしたくないです。良いのを作っていると困るので~。

161)LOOK これも☆無し。街のいたるところに設置してあるカメラの実写映像。というキャッチ・フレーズ作品。ロクなDVDが無かったような記憶で観てしまった。大失敗。

162)1012** TVの予告編CGの出来映えで映画館へ。パニックものは大画面で観ないとね。基本的に映画はエンタテイメントです。もちろん言いたいことはあるけど、ジョン・キューザックは好きな俳優だし、楽しめればOKとしますか。

163) Inglourious Basterds イングロリアス・バスターズ* タランティーノです。ブラピも最低(ワザと下手そうに遊んでいるかも?)。いくらエンタメとしても、コメントする気になれません。これも映画館で鑑賞。ちょっと立腹。監督も2作続けてすべってしまうと立ち上がれません。タランさん大丈夫ですか?

164) "ONE PIECE film STRONG WORLD" (日アニメ)ワンピース~ストロング・ワールド*
10歳の愛息とふたりで映画館。彼は面白かったようです。あそこが、ここが、どうのこうのとは言いません。(笑)

昨年の12月のことですが、今回はお薦めはありません。