165)7つの贈り物*** ネタバレ注意です 。「幸せのちから」のスタッフが再集結したウィル・スミス主演のヒューマン・ドラマ。原題の7 Poundsを邦題「7つの贈り物」にしたことと、「結末は誰にも話さないで下さい」との箝口令のせいで、映画は途中から完全にネタバレです。心臓移植は最初から想像がつくし、観客に結末を読まれないように、スペイン女性に家をプレゼントしたり、盲目の人にヒドい罵倒を浴びせるシーンなどの目くらましをします。盲目の人との関わりを普通に見せてしまったら、簡単に網膜の提供も浮かび、結末がバレてしまうからです。人間は(観客は)不思議なもので、酷く怒っている人や、大嫌いな人に何か提供するとは考えられませんからね。上手い手法だったとは思いますが、この邦題では箝口令も驚愕のエンディングなんて意味がありません。でも、その目くらましが、本当に良い人かを(臓器提供に値する人間か?)見極める方法だったと云うつじつま合わせは、脚本としては納得ですかね。危うく騙されるとこだった。しかし、最後はクラゲか~?
原題の「7 Pounds」は、何か一つの臓器の重量だそうです。

166)痛いほど君が好きなのに** イーサン・フォークの監督による自伝的な経験を基にした恋愛もの。
役者としては大好きです。監督としては、真面目な映画作りだとは思いますが、力の入り過ぎなのでは? もう少し枯れて欲しいです。所詮、映画はエンタテイメントですから。
なんて、偉そうに言ってしまいます。

167)DISCO** 疲れた時に観る、超軽めのフランス音楽コメディー。お歳を召したエマニエル・ベアールがちょっぴり太めで出て来ます。でも良い感じ。

168)マックス・ペイン** 暗めの色調。近未来CGアクションものです。昔から応援しているマーク・ウォルバーグ、ほとんど主演作品が多いのに、いまいち大ブレイクの定番イメージが出ない役者さん。いつも主役が取れるということは、アメリカでは人気があるのでしょうね。ケビン・ベーコン、クリスチャン・スレーター、ヴァル・キルマーなどの中堅どこは、すでに消えかかっていますからね。売り出し中の女優オルガ・キュリレンコも、もう少し頑張れ。

169)インストーラー** (仏)近未来サスペンスというか、刑事モノですかね。長編初監督作品のようですが、結構凝っていて、アクションもなかなかのものです。しかしながら、ストーリーが少し複雑で理解しづらいです。まったく難しいストーリーではないのに、脚本か編集のせいか何かはっきりとしません。映像も色調も近未来のイメージで、無骨な主人公刑事も良かったので、☆ひとつオマケ。そのうちに力量を発揮しそうな監督に期待します。

170)フラッシュバック*** 日本未公開(英)オープニングからエロティック映画ですか?とも思える描写ですが、後半はまったく渋くて高得点です。ダニエル・グレイブ主演。ほとんどが英国映像で、音楽の使い方もお見事、若き日の恋人との再会シーンが良いし、女優クレオ・フォーラニが良い雰囲気を出します。☆ひとつ増やすかな?

お薦めは170)フラッシュバック あと5作品で昨年度鑑賞分(2009年全175本)が終わります。