映画その22
19)ライフ・ドア/黄昏のウォール街* 原題はAugust。映画会社or 買い付け会社(ロード・ショーされた記憶がありません)の邦題クリエイターが、IT関連企業ライブ・ドアをもじって「ライフ・ドア」とつけたようです。お話は、ITバブルで成功した自信満々の起業家(ジョッシュ・ハートネット)が、短期間(だから原題が8月?)のうちに株の大暴落ですべてを失くしてしまい、その栄光と挫折を悟るようになるヒューマン・ドラマです。
しかし、この邦題をつけた人に一言申し上げたいことがあります。
ライヴ・ドアのHさんと似たようなIT産業界の話だからと言って、このような邦題をつけるのは良くないことです。この作品の監督やプロデューサーが、どうして地味なAugustというタイトルをつけていたのか?ということも考えて欲しい。(原作本の題名がAugustかも知れない)。
この作品を作った人たちは、敢えてサラっとした題名が良いと思ったのでしょう。日本では、確かにこのタイトルでは商業的に意味不明だと考える気持ちは解ります。でも、それなら「8月/黄昏のウォール街」で良いではないですか? 何も、安易なパロディーでウケを狙うことはありません。Life doorにも意味があるだろうと悦に入ってらっしゃるとすれば、それは優秀なクリエイターとは呼べません。
ただの "邦題屋さん" と呼ばせて下さい。ライブ・ドアも、Hさんにしても、それぞれに自分の仕事に気概を持って生きているのです。良い悪いは別物で、時代によって違います。世の中の一般の見方とはまったく違うものなのかも知れません。
邦題が素晴らしくて成功した作品は沢山あります。常々コメントしていますが、日本人に理解しやすい邦題をつける人も、その作品に関わる重要なクリエイターの一人なのです。
この品性のない邦題は、笑うことも賛成することも出来ません。素晴らしい邦題をつけて、商業的にも興行収入が上がったとしたら、ボーナスや、たとえ少なくても印税を貰らっても良いと思います。心血を注いで良い仕事をすれば海外のクリエイターにも感謝されます。また、後進のためにも、邦題クリエイターとしてのプライドや、地位向上のために力を注いでいただきたいものです。
僕もクリエイターの一人として苦言を呈しましたが、まあ~このblogは誰が見るわけでもなく、ほとんど自己満足ですのでお許し下さい。
さて、この映画は☆ひとつだし、ジョッシュ・ハートネットも「パール・ハーバー」と「ブラック・ホーク・ダウン」の大作の波に乗れず、悲しげな顔立ちが魅力な、良い役者だと思いますが「ハリウッド的殺人事件」もイマイチ。「ホワイト・ライズ」(仏版のリメイクだが、米版の負け)、「ブラック・ダリア」は映画は好きだけど、彼の印象は薄い。「ラッキーナンバー7」(これも邦題は最悪。原題はLucky Number Slevinでスレヴィンと云う人の名前) は役者は大物が揃っていますが、B級かC級サスペンス。作品に恵まれていないのが可哀想です。事務所が悪いのかな?
久しぶりに熱くなりました。(笑)
20)消されたヘッド・ライン** ラッセル・クロウ、ベン・アフレックの新聞記者モノ。英国BBCのシリーズでアカデミー賞を取った原題State of Play~陰謀の縮図~のアメリカ版のリメイクらしい。よくありの社会派風サスペンス。この二人が出演すればストーリーと結末は大体想像出来ます。大したことはありません。相変わらず存在感のあるヘレン・ミレンが好演。それにしても、あの「キング・オブ・スコットランド」の監督作品だったなんて!信じられません。
今回は、大した作品でもないのに長い書き込みになりました。
2作でお終いにしますが、お薦めはありません。
19)ライフ・ドア/黄昏のウォール街* 原題はAugust。映画会社or 買い付け会社(ロード・ショーされた記憶がありません)の邦題クリエイターが、IT関連企業ライブ・ドアをもじって「ライフ・ドア」とつけたようです。お話は、ITバブルで成功した自信満々の起業家(ジョッシュ・ハートネット)が、短期間(だから原題が8月?)のうちに株の大暴落ですべてを失くしてしまい、その栄光と挫折を悟るようになるヒューマン・ドラマです。
しかし、この邦題をつけた人に一言申し上げたいことがあります。
ライヴ・ドアのHさんと似たようなIT産業界の話だからと言って、このような邦題をつけるのは良くないことです。この作品の監督やプロデューサーが、どうして地味なAugustというタイトルをつけていたのか?ということも考えて欲しい。(原作本の題名がAugustかも知れない)。
この作品を作った人たちは、敢えてサラっとした題名が良いと思ったのでしょう。日本では、確かにこのタイトルでは商業的に意味不明だと考える気持ちは解ります。でも、それなら「8月/黄昏のウォール街」で良いではないですか? 何も、安易なパロディーでウケを狙うことはありません。Life doorにも意味があるだろうと悦に入ってらっしゃるとすれば、それは優秀なクリエイターとは呼べません。
ただの "邦題屋さん" と呼ばせて下さい。ライブ・ドアも、Hさんにしても、それぞれに自分の仕事に気概を持って生きているのです。良い悪いは別物で、時代によって違います。世の中の一般の見方とはまったく違うものなのかも知れません。
邦題が素晴らしくて成功した作品は沢山あります。常々コメントしていますが、日本人に理解しやすい邦題をつける人も、その作品に関わる重要なクリエイターの一人なのです。
この品性のない邦題は、笑うことも賛成することも出来ません。素晴らしい邦題をつけて、商業的にも興行収入が上がったとしたら、ボーナスや、たとえ少なくても印税を貰らっても良いと思います。心血を注いで良い仕事をすれば海外のクリエイターにも感謝されます。また、後進のためにも、邦題クリエイターとしてのプライドや、地位向上のために力を注いでいただきたいものです。
僕もクリエイターの一人として苦言を呈しましたが、まあ~このblogは誰が見るわけでもなく、ほとんど自己満足ですのでお許し下さい。
さて、この映画は☆ひとつだし、ジョッシュ・ハートネットも「パール・ハーバー」と「ブラック・ホーク・ダウン」の大作の波に乗れず、悲しげな顔立ちが魅力な、良い役者だと思いますが「ハリウッド的殺人事件」もイマイチ。「ホワイト・ライズ」(仏版のリメイクだが、米版の負け)、「ブラック・ダリア」は映画は好きだけど、彼の印象は薄い。「ラッキーナンバー7」(これも邦題は最悪。原題はLucky Number Slevinでスレヴィンと云う人の名前) は役者は大物が揃っていますが、B級かC級サスペンス。作品に恵まれていないのが可哀想です。事務所が悪いのかな?
久しぶりに熱くなりました。(笑)
20)消されたヘッド・ライン** ラッセル・クロウ、ベン・アフレックの新聞記者モノ。英国BBCのシリーズでアカデミー賞を取った原題State of Play~陰謀の縮図~のアメリカ版のリメイクらしい。よくありの社会派風サスペンス。この二人が出演すればストーリーと結末は大体想像出来ます。大したことはありません。相変わらず存在感のあるヘレン・ミレンが好演。それにしても、あの「キング・オブ・スコットランド」の監督作品だったなんて!信じられません。
今回は、大した作品でもないのに長い書き込みになりました。
2作でお終いにしますが、お薦めはありません。