前回で2009年に観た映画175本の寸評が終わりました。
今日から2010年鑑賞分(現在138本目)の1本目~が始まります。
12月頃には更新が正軌道になると思います(笑)自己満足のBlogですのでお許し下さい。
1)ラスト・ブラッド* (韓)2010年の1月はアメリカ映画はまったく不作でした。韓流映画と見逃した旧作を観ることに。チョン・ジヒョン主演、日本アニメの「Blood The Last Vampire」を基にした映画版。ハイスピード撮影満載の日本刀振り回しアクション。色調も暗めで血飛沫いっぱいの駄作で~す。チョン・ジヒョンも久しぶりの映画なのに、次の作品は吟味しないと危ないですよ。
あ、日本女優小雪も出ています。
2) オー!ブラザーズ***(韓)お涙ちょうだいものが多い韓流の中で、キム・ヨンファ監督/脚本、とても気に入りました。シリアスな場面で心憎い笑いを盛り込む「殺人の追憶」、「グエムル」のポン・ジュノ監督と並び、ここでは泣きと笑いの使い方が、とても上手い監督だった。調べてみたら、なんと、これが初メガホンだったのです。「レイン・マン」からインスパイア?とも感じますが、コメディー風なのが良いですね。そして2作目が、音楽業界のお話で大ヒットした「カンナさん大成功です」ではありませんか!いまごろ名前を知ってごめんなさいとお詫びしなければ......。次の作品に期待。
3) チェイサー*** (韓) これも韓流映画お得意手法、主人公のとぼけた人間味が、単なる猟奇殺人のエグい内容を上手く緩和させてくれます。お笑いとかジョークの受け止め方が、日本人よりも、韓国の人たちの方が優れているのかも知れませんね。日本の監督が不得意なところです。真剣になりすぎてしまうのでしょうか? 現実はそんなに上手く事が運ばないという、観客の期待を裏切るところも秀逸です。なかなか良いです。
4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目***** この時期、観たい作品が皆無。寅さんシリーズの中で見逃した作品はないか?と探していたら、まったく知らなかった最終作と特別編を見つけました。
寅次郎「忘れな草」、「相合い傘」、「ハイビスカスの花」に続き、これで4本目の出演となる、寅さんの永遠の恋人、場末の歌手リリー役の浅丘ルリ子と、寅さんの甥っ子役の吉岡秀隆が想いを寄せる恋人役の後藤久美子が、この最終回に花を添えます。老練な山田洋次監督は、若い甥っ子の結婚、そして、寅さんとリリーのHappy Endをも感じさせて、寅次郎の最後の作品らしく、素直に手腕を振います。
柴又帝釈天の家で、お馴染み家族団らんの中、寅さん役の渥美清が、畳にゴロンと横になるシーンで(ちょっと勢いがついた? or 病弱で腹筋力が弱かった?)、セリフを喋りながらのリリー役の浅丘ルリ子さんの目が一瞬「大丈夫かな?渥美さん」と語っているように見えました。(もちろん演技は完璧でしたよ。失礼の無いように、念のため)あくまでも、僕にはそう見えたのです。
監督も周りの人達も、本当にこれが最後の作品だと確信していなければ、あんな映画は撮れないと思う。浅丘さんは、どうやら渥美さんの容体を知っていたようで、ちょっと切なくなりました。そんなところも含めて、この最終作は監督、俳優、周りのスタッフ、すべての人たちが、本当に優しい心を持って創った慈愛と感謝に満ちた作品だと思う。48作も続いた「寅さんシリーズ」に関わったみなさまや松竹映画にも拍手です。日本の映画界に大偉業を成し遂げたという意味でもこの作品は☆5つです。
5)男はつらいよ~ハイビスカスの花~(特別編)*** 松竹映画にも折角拍手を送ったのですが、これは売上確保のために作った苦肉の策。昔の~ハイビスカスの花~に、甥っ子役の吉岡秀隆が寅次郎叔父さんを物語るシーンを加味して作った特別編。
今回のお薦めは、2) オー!ブラザーズ***(韓)、3) チェイサー*** (韓)
4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目*****
今日から2010年鑑賞分(現在138本目)の1本目~が始まります。
12月頃には更新が正軌道になると思います(笑)自己満足のBlogですのでお許し下さい。
1)ラスト・ブラッド* (韓)2010年の1月はアメリカ映画はまったく不作でした。韓流映画と見逃した旧作を観ることに。チョン・ジヒョン主演、日本アニメの「Blood The Last Vampire」を基にした映画版。ハイスピード撮影満載の日本刀振り回しアクション。色調も暗めで血飛沫いっぱいの駄作で~す。チョン・ジヒョンも久しぶりの映画なのに、次の作品は吟味しないと危ないですよ。
あ、日本女優小雪も出ています。
2) オー!ブラザーズ***(韓)お涙ちょうだいものが多い韓流の中で、キム・ヨンファ監督/脚本、とても気に入りました。シリアスな場面で心憎い笑いを盛り込む「殺人の追憶」、「グエムル」のポン・ジュノ監督と並び、ここでは泣きと笑いの使い方が、とても上手い監督だった。調べてみたら、なんと、これが初メガホンだったのです。「レイン・マン」からインスパイア?とも感じますが、コメディー風なのが良いですね。そして2作目が、音楽業界のお話で大ヒットした「カンナさん大成功です」ではありませんか!いまごろ名前を知ってごめんなさいとお詫びしなければ......。次の作品に期待。
3) チェイサー*** (韓) これも韓流映画お得意手法、主人公のとぼけた人間味が、単なる猟奇殺人のエグい内容を上手く緩和させてくれます。お笑いとかジョークの受け止め方が、日本人よりも、韓国の人たちの方が優れているのかも知れませんね。日本の監督が不得意なところです。真剣になりすぎてしまうのでしょうか? 現実はそんなに上手く事が運ばないという、観客の期待を裏切るところも秀逸です。なかなか良いです。
4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目***** この時期、観たい作品が皆無。寅さんシリーズの中で見逃した作品はないか?と探していたら、まったく知らなかった最終作と特別編を見つけました。
寅次郎「忘れな草」、「相合い傘」、「ハイビスカスの花」に続き、これで4本目の出演となる、寅さんの永遠の恋人、場末の歌手リリー役の浅丘ルリ子と、寅さんの甥っ子役の吉岡秀隆が想いを寄せる恋人役の後藤久美子が、この最終回に花を添えます。老練な山田洋次監督は、若い甥っ子の結婚、そして、寅さんとリリーのHappy Endをも感じさせて、寅次郎の最後の作品らしく、素直に手腕を振います。
柴又帝釈天の家で、お馴染み家族団らんの中、寅さん役の渥美清が、畳にゴロンと横になるシーンで(ちょっと勢いがついた? or 病弱で腹筋力が弱かった?)、セリフを喋りながらのリリー役の浅丘ルリ子さんの目が一瞬「大丈夫かな?渥美さん」と語っているように見えました。(もちろん演技は完璧でしたよ。失礼の無いように、念のため)あくまでも、僕にはそう見えたのです。
監督も周りの人達も、本当にこれが最後の作品だと確信していなければ、あんな映画は撮れないと思う。浅丘さんは、どうやら渥美さんの容体を知っていたようで、ちょっと切なくなりました。そんなところも含めて、この最終作は監督、俳優、周りのスタッフ、すべての人たちが、本当に優しい心を持って創った慈愛と感謝に満ちた作品だと思う。48作も続いた「寅さんシリーズ」に関わったみなさまや松竹映画にも拍手です。日本の映画界に大偉業を成し遂げたという意味でもこの作品は☆5つです。
5)男はつらいよ~ハイビスカスの花~(特別編)*** 松竹映画にも折角拍手を送ったのですが、これは売上確保のために作った苦肉の策。昔の~ハイビスカスの花~に、甥っ子役の吉岡秀隆が寅次郎叔父さんを物語るシーンを加味して作った特別編。
今回のお薦めは、2) オー!ブラザーズ***(韓)、3) チェイサー*** (韓)
4)男はつらいよ~寅次郎紅の花48作目*****