遺される価値
最近は,もうこんな歳だしね、
「やれることはとことんやろうよ!」とか
「やらなきゃもったいない!」
という言葉にフォーカスして,
自分の人生の主導権を握ろう的なことばかり
考えていました。
ですが,
この本の冒頭のこの文読んだら・・
なぜか涙出そうになりました![]()
本の冒頭などによくある
故人に宛てた言葉ではありますが
なぜかジーーンとしちゃいました…
死んじゃう時に、
または死んでしまった後に,
こんなふうに思ってもらえる…
なんて幸せな人生だったんでしょう
そう感じませんか。
主観的に「あー、人生楽しかった!
やりたいこと全部やったわー」と
思うのももちろん素晴らしいことですが、
親子ではない誰かが
自分の人生に深く関わり、
一緒に歩む。
その存在がいなくなってしまったら、
まるで自分の一部が欠けたような
痛みと空虚感で動けなくなる。
二人で共有した思い出や喜び、
苦悩がただただ懐かしく、
その喪失感で
まるで生きていく力を
奪われたように感じられ,
未来への希望が見えない。
空を見あげるだけで
自然と涙があふれる![]()
はぁ~~。
私はこういう経験をしたことは
まだありませんが、
義父がなくなったときの
義母の寂しそうな様子を思い出します。
統計的には,夫に先立たれた妻は
長生きするそうですが,
義母は心にぽっかり穴が開いたようでした。
この本は,あのキャリア・アンカーで
有名なエドガー・シャインさんの本です。
まだ冒頭の章しか読んでいませんが,
この最初の文章になぜか
読む手が止まってしまいました…
「人生の最後の瞬間」
今まで考えたこともないけれど,
自分の存在によって,
遺される価値ってなんだろう・・。
誰かの人生の大切な一部となり
生きている間
誰かに思いっきり愛情を注ぎ
あふれるほどの愛情を受ける。
自分より優先したい誰かがいる。
でもそれは決して自己犠牲なんかではなく
むしろ幸せなことなのかもしれないな~

