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Y.Kのブログ

映画やドラマの感想を不定期に記します。

【ストーリー】
南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が現れる。
故障して動かなくなってしまった宇宙船からは
宇宙人達(エビ)が降りて来た。


以降20年間、彼ら専用の隔離地区(第9地区)を設け

地球人と共存してきたが、増え続けた彼らとの衝突を避けるため、

もっと広い隔離地区(第10地区)に移住してもらうため

主人公が立ち上げるが・・・。


【感想】
面白かった!!最後まで飽きずに観られた。
宇宙人話をドキュメンタリータッチで見せるとは
思わなかったので、まるでどこかの国で本当に
起こっているのではないかと、面白い勘違いができた。
そんな中、疑問や印象的なエピソードをまとめておきます。


■20年間、隔離しただけ?
20年間地球にとどまっていた彼らともう少し積極的に
コンタクトをとる人はいなかったのだろうか。
クリストファー・ジョンソン(主人公と共に
行動する宇宙人の地球名)のような人物もいるのだから。
彼らの目的を早い段階から理解し、宇宙に帰ってもらう
こともできたような気がする。


■3年後の約束
3年後に戻って来るって話はどうなったのだろう。
エンドロールで出てくるかと思って待ったのに。
タニアの前にまた人間の姿で現れることを夢見て、
第9地区に居続けるであろうヴィカスを思うと悲しくなる。


■嘔吐シーンが多い
嘔吐シーンが多かったので気分は悪くなります。
特に、ヴィカスのサプライズパーティーのシーンで、
ケーキとごちそうの上にぶちまけた黒い吐しゃ物は、
もらいゲロをしそうなくらい気持ち悪かった。

スーパーエイトも嘔吐が多かった。

JINでも船の上で皆嘔吐していたな。

コロリでも盛大に嘔吐していた。


■なぜ英語しゃべれるの?
ってのは、映画だからいいか。


冒頭10分で、もう泣きそうになってしまった。

主人公の人生がほとんど音声なく映像で説明され、

愛していた奥さんが無くなってしまう悲しさが

痛いほど感じられました。


ほんっとに人を描くのがうまいな。

もし、あの子が一緒でなかったら、

きっとカールおじさんは、パラダイスで

死ぬつもりだったのではないだろうか。


脇役キャラも、いい味だしていた。

カールおじさんが冒険に出るきっかけになった冒険家も

つらかったろうに。。

ウソつき呼ばわりしていた世間を見返してやろうと、

何十年も幻の鳥を探し続けていたなんて。

レンタルで借りて観たけど、購入を検討。




すごく期待していたので、映画情報は調べずに観ました。

とはいえ、テレビCMのせいで、ET + スタインドバイミー

というキーワードだけはどうしても入ってきてしまったので、

子供たちと宇宙人の交流かな位思っていました。

(記事後半、ネタバレしているので未見の方はご注意)


鑑賞後・・・あれ??

改めて調べてみた、映画生活ランキングや映画ランキングを観ると

評価が低いのもうなづけた。これ、一体なんの映画でしょうかね?

色々詰め込もうと思って結局うまくいかなかったのね。


何もかもが、うすーーーーーーーーーーーーーーーーーい映画。


この映画は誰向けなんでしょう?子供向け?ならグロすぎて

トラウマになるでしょうし、カップル?とりあえずお互いを気遣って

「お、面白かった?ね?」となるでしょう。

70年代に青春を過ごした方は、懐かしいのかな?

映画好きの男性女性は、なんだこの脚本は。と疑問に思うだろうし。



ターゲット層もさることながら、

ストーリーもどこに向かっているのか。

冒頭の列車爆破シーンはすごかったけど、

あれでだれも死なないのはおかしい。ジョン・マクレーンかっ!って感じ。

ファミリー向け子供映画?SF?アドベンチャー?恋愛?

ETやスタンドバイミーの面白さを期待していた私がバカでした・・・。

評価が低いはずだわ。

父との確執を描くには母が死ぬ前の家族の交流などが描かれてないし

(何より母をあんなやり方で死なす必要がないような)

あと、ラスト。あんだけばかすか町を破壊し、人間を殺しておいて

主人公の「気持ちわかるよ~つらいよね。でも生きていかなきゃ。」

で、離すなんて。おいおいおいおい。

ラストのラストで姿を現した宇宙人の顔はグロすぎて、親しみゼロ。

余計なエピソードが多く、何とももったいない映画だった。

ペンダントを手から離すシーンも、あの宇宙人によく渡せるな、と思った。

軍が悪者に描かれていたけど結局何をしたかったんだ?

あ、あの黒人の先生とのやりとりも背景が描かれていないので

唐突感がありすぎた。


以下、後半エピソードを簡単に説明。

アリスが宇宙人にさらわれた!宇宙人の生態を調べよう!先生のガラクタ箱にあるはず!あった!

宇宙人に触ると気持ちがわかるのか。軍に見つかり捕まってしまった!輸送途中に宇宙人に襲われた!

子供だけ無事逃げた!宇宙人はお墓にいるはず!アリスいた!宇宙人に捕まった!

きみの気持ちわかるよ~うんうん。離してくれた!故郷に帰っていった。めでたしめでたし。

(端折りすぎて何がなにやら、、すみません)

あれだけの破壊力がある宇宙人をよく今まで隔離できてたな。


ちなみになぜSUPER8なのか?8人も子供いたっけ?と思っていましたが

動画用フィルムの規格名らしい。ふ~ん、で?

コクリコ観ればよかったけど、それは結果論だからいっか。


あんまり言いたくない表現ですが、あんまり考えずに観れば

普通に面白かったと思う。期待値が高すぎたのかも。

そうえいえば、仁の後半で室井滋が出てきました。

佐分利先生に、息継ぎせいよ!と突っ込まれたほどのマシンガントーク、

面白かったな。


でも、龍馬の呼吸のポンプを室井さんが皆の代わりに

交代でおこなう、と話したとき、なんだか意味ありげだったので

途中で呼吸を止めようとする刺客かと思ってハラハラしていたのは、、私だけ??



本編は、仁&咲と野風・坂本龍馬が中心だったけれど、

周りの人物もとっても魅力的なキャラクターばかりだった。


完結編の第一話では、喜市の泣かされたし、

山田順庵先生も、ペニシリン関連では尽力していたし、

佐分利祐輔先生だって、さ、佐分利先生だって・・・・


脇役キャラ だけ にスポットをあてた番外編が

観たいな~。


または、治療にスポットを当てた回とか。


完結編は、歴史上重要な人物が沢山出てきたし

タイムスリップの謎をとかなきゃならないし、

なにより咲や野風との話を盛り上げないといけないと

いうのは、わかるけれど4話?でやったような歌舞伎の

人を治した回みたいに、病気&仁先生や仁友堂の面々が

治療にあたる回がもっとあればよかったな。


終始全力120%の回だらけだったので、

肩の力を抜いて楽しめる回を観たかった。


栄さまの回とか仁友堂の回とか。

日本のドラマって、11回で終わらせなきゃいけないルール

なのだろうか。

渡る世間は鬼ばかりみたいに続けばいいのに、

って。もう終わっちゃったから無理か。




 JIN-仁-が、とうとう終わってしまった。すぐ感想を書こうと思ったのですが、

心にぽっかり穴が空いてしまったようで、なかなか落ち着いて書けなかった。

この一週間、ことあるごとに思い出す。仁の表情、咲の手紙、タイムスリップの結末。


考え、考え過ぎて現実の世界に支障が起きそうだったので、

これはフィクションだ、作り物なのだから咲もいないし仁もいないと

無理やり自分を納得させ落ち着かせていた。


咲が歴史の修正力によって、仁と過ごしたあの6年近い日々を

忘れてしまったのがショックであり神の優しさでもあると思う。

もし、忘れられなければ咲は仁を探し居ないとわかると

とても寂しく感じるだろうな。先生が未来に帰り治ったことで

うれしく感じるかもしれないけど。

どちらにせよ、咲は手紙を残しそうだな。
残酷で優しい未来、だった。


・・・仁が急に居なくなったことを

皆そんなにすぐに忘れてしまったのだろうか。

歴史の修正力はそんなに強い?

そんなことはない。と、思いたい。


山田先生は、十八番の数字を見て、

思わず薬効あり、と叫んでしまうはず。


三隅はなぜ自分が牢屋に入っているのか

わかっているのだろうか。


佐分利先生は、自分が一番治したい人が

居ない仁友堂で何か変だと思わないのか。


福田先生は、ネズミをみて、鉛中毒を治すために

実験した日々を思い出さないのか。


横松先生は遠心分離機を回しながら仁先生を思い出さないのか。


安道奈津を食べながら喜市や茜、栄さんはこれを作ったのが

仁先生だと思い出さないのか。

喜市も茜も栄さんも、先生に病気や怪我を治してもらったのに。

誰が治したという記憶にすり替わっているのか。


西郷さんは、自分の下腹部の妙な傷痕をどう解釈するのか。


栄さんは、咲がなぜ女だてらに医の道へ行ったのか、

そのきっかけを思い出せないのか、勝さんは、、、

を組の旦那は、、、鈴屋の旦那は、、、


そういえば恭太郎は、錦糸堀の崖に向かっていった時、

一言も「先生、どこですか?」と言わなかった。

もう修正力さんが働いていたのか。

22話も積み重ねてきたストーリーが、なかったものとして

消えてしまったようで、もの凄いさびしい。


ドラマでこんなに感動をしたのは、久しぶりというか初めてかもしれない。

今までうん十年生きてきて、ここまで心を動かされたことは

なかったかも。毎日普通に生きられることの大切さを

教えてくれたのもこのドラマだった。

当たり前のように過ごす日々を感謝している。


・・・・咲さんも仁先生も次回作のプレッシャー、相当だろうな。

最近は咲さんが洋装でテレビに出てると違和感がすごい。

こっちはしばらくは立ち直れそうにないな・・。


で、今JINの初回シリーズの第一回目を観ている。

現代から江戸にタイムスリップする描写、まんま最終回通りだ。

あの包帯男が仁だったとは。

余談ですが、看護士さん役の人、最終回時はぽっちゃりしてる。

安道奈津でも食べ過ぎたか?

 JINがとうとう今週で終わってしまう。観たいような、観たくないような。

ハリーポッターも確かクライマックスの前編だかが公開されるけど

(もう公開してる?)あの映画も長かった。ファンは複雑な気分だろう。

楽しみにしていたものが、最後を迎えるのだから。


JIN・・・思えば、初回は見逃していた。

父が、めずらしく夢中になって観ているのを知り、会話のきっかけに

なればと思ったのが私が見始めた理由だった。


うちの父は、普段ドラマそのものに興味を持つことが少なく、

いつも歴史の本や推理小説ばかり読んでいた。

映像ものといえば、VHSに録画した「男はつらいよ」シリーズ、

「ALWAYS三丁目の夕日」、あと黒澤明監督ものしか観ない。

洋画は、「ダイ・ハード」が大好き(笑)

それを飽きもせず、ず~~っと観ている。よほど好きなのだろう。


そんな父が、歴史・江戸・幕末・坂本龍馬というキーワードに

ひかれたのか、初回からJINを観ていて、会話のきっかけになれば、と思い

私も観て、血は争えないのか案の定夢中になった。


「南方仁役は、大沢たかおと言うんだろう(得意げ)」

「橘咲さん役は有名か?」など、なかなか面白い会話もできた。

いまでは、最終回がどうなるかの予想をしたり、好きなキャラの話をしたり

できるようになったのでJINには感謝している。


なぜか、母とはなんでも話せるけど、父とはあまり話せない。

「星守る犬」に出てくるおとうさんは、うちの父をほうふつとさせる。

いろいろ考えているのだろうけど、結構謎な部分が沢山ある。

でも、身体に気をつけて、いつまでも元気でいてくださいね。


 タイムトラベラーものだけど、恋愛ドラマ色が強そうな本作。

予告編が面白くて、映画館で観に行きたかったけれど時間がなく、

気が付いたら公開終了していたため、レンタルで鑑賞しました。


【感想】

タイムトラベルするたび、服を探す描写が多いので飽きた点と、

肝心のタイムトラベルそのものの謎がついぞ解明されなかった点が少しがっかり。

最期、主人公がああなってしまうのをなんとか防いで大団円かと思ったら、

予定通りああなってしまい、終了。

タイムトラベルすることの意味があまり感じられなかった。

えっ!?終わり?という感想。

映画館で1800円払って観なくて本当に良かった。


もし、あれが遺伝子の病気の範疇で片づけられるのであれば、彼以外にも

タイムトラベラーがいるんだろうな。そういえば娘に遺伝していたけれど、

娘もタイムトラベルするたびに裸なのかと思うと、ちょっと心配。


ゴースト~ニューヨークの幻~以来の感動と、コピーであったけれど

私は感動できなかったのが残念でした。

もう少し、彼女との初期の恋愛や、親友とのエピソード、父親との確執、

母親とのふれあい、みたいなものが丁寧に書かれていたら、

その後のストーリーにも深みが出たのかな。


なんて、素人がエラソーに言ってみた。


キャストは素晴らしかった。特にクレア!ちゃんと学生~母親になっている。

凄いよな~役者さんって。

 TBSテレビで放映されている「JIN-仁-」は、現代から江戸時代へとタイムスリップした
脳外科医、南方仁が織りなす大歴史スペクタクル&SFヒューマンエンタテインメントだ。

毎回、話の中で何かしら病気や怪我が発生し、南方仁が江戸時代としては
神がかり的な技で治していく。脚気さえも死病と言われていた時代で、
あの手術が出来るのであれば、そりゃあ緒方洪庵先生も驚くし、
南方大明神とも言われ尊敬されるであろう。

完結編では歴史上有名な人物がたくさん出てきて、病気を治す!という話は
若干薄れてきたけれど、それはそれで面白くて毎週日曜日の9時はテレビの前で
正座して待っている位だ。

 そのような歴史・医療・SFの視点で楽しんできたJINだが9話放映の
あるエピソードでとても印象に残ったシーンあり別の視点でも面白さを感じた。
それは、佐分利先生が南方先生に京都への同行を頼まれたシーンである。

南方「佐分利先生、一緒に京に行ってもらえませんか?」

佐分利「今からでっか?なんでですか?」

南方「京で患者が待っているんです」

南方「佐分利先生の力が必要になる気がするんです」

佐分利「私の力が、ですか?・・・・喜んで!どこまでも!」

心底嬉しそうな佐分利先生の表情を見て、彼の今までの
エピソードが思い起こされ、少し涙腺が刺激された。
彼は、これまで「自分」を必要とされていると
実感することがなかったのだろうな、と。

初登場時は、南方仁をなめてかかり、自分が医者であることに
威張っていたフシがあった。
その後、南方仁の医療レベルの高さに驚き、こっそり技術を身に着けようと
女郎の遺体を使って解剖したのがばれ、危うく洪庵の塾をつぶしそうになる。

かたや山田先生は薬効のあるペニシリンを見つけるし、福田先生は仁友堂に
売上で貢献しているし、横松先生は遠心分離器を作って南方先生に喜ばれるし。
「俺、何してるんだろう。南方先生の役に立っているのかな、必要とされているのかな。」と
思った日があったに違いない。

以前居た華岡流でもひと悶着があり、緒方洪庵先生のところに流れ、
そしていまは仁友堂で南方先生と一緒に働くことになった佐分利先生。
彼は、まるで転職を繰り返し自分の居場所を見つけようとする若者のようだ。
根底では、必要とされたいという欲求が渦巻いていたのではないか。

9話のエピソードでは、マズローの承認欲求が満たされた瞬間を
見ることができた貴重な回であった。

・・・そうなると橘恭太郎が今度は気になる。

坂本龍馬、勝海舟と接することで己の小ささが痛いほどわかり、
家では強い母が実質上実権を握り、南方仁という医者に影響された妹は、
女だてらに医の道へ進むことを決意。好いた女は他の男のものであった。
旗本頑張ろうと思ったら徳川幕府は大政奉還され、自分の居場所も
なくしつつあり。今度は母と妹を人質に坂本龍馬を討てという。
書いてて辛くなってきた。
はたして、恭太郎が笑える日は来るのだろうか?

江戸時代から、いや、もっと前から人は、人に必要とされたいと
願う生き物だったんだろうなと思う。それが生きる原動力になる。
そんな私も、今それを猛烈に欲している。
「私だから」依頼される仕事がしたい。

明日も仕事、頑張ろうっと。