2011年冬ドラマは、期待していなかったからか
意外と面白いものが多かった。今見ているのは
・妖怪人間ベム
・11人もいる!
・秘密諜報員 エリカ
・相棒season10
・家政婦のミタ
この中で「妖怪人間ベム」と「11人もいる!」は
毎週の録画を設定した程。
以下感想
■妖怪人間ベム
冷やかしで見るつもりだった。
まっっったく期待していなかった、というのがまず前提として
あったからか、案外良い。そして最後は、うわ!面白い!となった。
ストーリーはごく単純。妖怪として産まれてしまったベム、ベラ、ベロが
人間になりたくてもがくのと、人間から受ける差別で苦しむというもの。
アニメは観たことがない。
人間に迫害されてもなお、人間になりたいと願う彼らの悲哀が
物語全体に暗い影を落としているけど福くん演じる無邪気なベロの
お蔭で救われてる感じ。人間になってやりたいのが、あったかいごはんを
食べてお風呂に入りたいなんて。
この既視感どっかで・・・?と感じで思い出したのが、
映画版X-MEN。人間として産まれたのに突然変異を起こし、
普通の人間から疎まれる彼らと似ている。
ベムが必死でなりたがっている「人間」なんてたいしたことないのに。
ただ、ベムベラベロの名前の区別がつかん。
これ書くのにも調べたし(笑)
ベム:亀梨和也演じるベム、不思議な魅力がある。伏し目がちの
表情に何だか・・・色気があって、でも影があって目が離せない。
特にあの刑事との相合傘のやりとりにドキリとした。
男性同志、いや人間と妖怪なのに・・。
ベラ:杏の演技、初めてみたけどSキャラ合うし声がいい。
ヘンテコな衣装だけど、似合っている。ベロの母親のような感じで、
Sなのに癒し系。という不思議キャラ。
ベロ:鈴木福演じるベロ。いや、演じてるのか?そのままじゃないか?
何十年もベムとベラといたのに。子供のままだ。無邪気で可愛いから良し。
でも・・・妖怪に変身後の彼らを見たら。
これは。。。。無理だ。
カメレオンとコモドオオトカゲとサイバイマンと同じ世界に住むなんて無理。
相容れない。
考えてみよう。彼らが人間との信頼関係を築き人間の世界に受け入れられたと。
前提は妖怪変化前。きっと人間と平和に過ごすうちに、ほんとの自分を見てほしいと
願うだろう。で、変化。逃げるわこりゃ。いっそ、悪の心を持っていればよかったのに。
どうあってもハッピーエンドになれそうになさそうだが、
どうにか救いのあるドラマにしてほしい。
人間にしてあげてほしい。
来週も楽しみ。
■11人もいる!
広末涼子演じる幽霊ママが、可愛い。
こども店長とのやり取りが、お互い楽しんでいる感じ。
頭は叩いたのは、本気っぽい。
田辺画伯は、イメージぴったり。
天然で何も考えてなくて天真爛漫キャラ。
紫の薔薇の人だった気がするがもうこのイメージで確立。
そのなかでも三浦靖子演じるお母さんが意外とはまってて。
特に、才悟にお父さんとの出会いを説明しているシーン。
「才悟のおかげで皆のお母さんになれました。」ってセリフが印象的だった。
来週も楽しみ。