「ツリー・オブ・ライフ」の感想:恐竜と惑星と私 | Y.Kのブログ

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映画やドラマの感想を不定期に記します。

 久しぶりのブログ。色々あってね・・・。
そんなことは置いておいて、映画を観たので、
その感想を少しだけ。


映画名:ツリー・オブ・ライフ
主演:ブラッド・ピット、ショーンペンなど。
監督:テレンス・マリック


予告編での壮大な音楽や映像のイメージから、ブラピ演じる厳しい父親と
優しい母親に育てられた息子の成長&家族愛が繰り広げれられるのかと
思ったけど、中身はそれをもっっっっと俯瞰でみた描写が繰り広げられていた。
正直、宗教的・哲学的過ぎて意味がわからない映画だった。


冒頭、ショーンペンがつぶやいている途中で映像が宇宙まで飛ばされて、
まずびっくり「は?」と。


恐竜やら惑星の映像やらが30分位?延々と流されるという責め苦。

ドラマを観に来たのにお堅いドキュメンタリーを見せられる気分。
いつ物語が始まるのかと思ったけど始まらないまま終わった。


観ている方はどこに心の主軸を置いたらいいのかまったくわからない。
この映画がどこに向かって何をしているのかもわからない。
途中で数組が退場し、私も眠気がおそってきた。


ブラピの映画なのに、我慢してみたの生まれて初めてだよ。


と、いうか映画を我慢して観たの初めて。あ、うそ。
ゴジラ対ビオランテを観たとき以来だ。(ただし、トイレに行きたくて我慢した)


それはそうと、これさ、演じている人たちには何らかの説明があるわけだよね。
(じゃないと自分の役に感情移入もできないと思う)で、
どういった説明をされているのかが気になる。というか教えてほしい。


あと試写会ってあったわけでその時のお客さんの反応も知りたい。
キリスト教圏の人にとっては面白いのかな。


たまに結末の解釈を、観客にゆだねている映画を観るけど
(インセプションなど)これはそれ以前の映画だと思う。

“豪華な食材を集めました。何を作るかはお任せします。では。”
または、
“ここに料理があるんですよ?見えないんですか?”
と言われた感じ。


冒頭でも伝えたが、正直、宗教的・哲学的過ぎて意味がわからない映画だった。


考えさせられる、ではなく、どう考えていいかわからない。

現代でこんな経験できるなんて、ある意味貴重な経験であったなあ。