【はじめに】

 

先般、一番前で聞いておられた方が「和尚さん、私は死んだら本当に天国に行けるんですか。天国ってどんなところですか」と真顔で聞くんですよ。私は「知りません」と即答しました。

 

だって和尚の私は死んで戻ってきたわけではないので本当に知らないんですよ。

 

 

 

 

~ある住職氏の言葉~

 

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【本文】

 

■ユーモアを交えて聞く人の心に響くように話すことです!■

 

あるお寺の住職が、お寺に親しんでもらえるようにと無料で定期的に講和を開催している。

 

檀家の人だけでなく、うわさを聞きつけてかなり遠くからもお客様が見えるそうだ。

 

今、日本全国、どこのお寺でも檀家が減り続け、住職の跡継ぎもままならず、荒れ寺が増えていると言う。

 

檀家になってくれとは言わないが、お寺に少しでも親しみを感じてほしいと住職は考えた。

 

話す内容は、仏教用語は使わず、簡潔かつ印象的に話すと心に決めている。

 

講和を聞いたお客様は「キミマロの漫談よりも面白いし、ためになる」と口々に話す。

 

一方、ビジネスマンは仕事上、社内外のいろいろな立場の人と話す機会が多い。

 

ただ用件だけ話しても「コト」は済まないだろう。

 

簡潔かつ印象的に話し、相手からいい返事をもらわなければ仕事は前に進まない。

 

そのコツは独創性豊なニーモアを織り交ぜて話し、相手の心に響くことが大事なのだ。

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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【教訓】

 

リーマンショックの時、多くの企業は学生に出していた内定を取り消しました。わが社は内定を取り消さずに「自宅待機策」を採りました。

 

出社を指示するまでの間、アルバイトなどは自由を認め、初任給の6割を支払うことにしました。

 

 

 

 

 

~川田達男氏の言葉~

 

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【本文】

 

■リーマンショック時も内定を取り消さない偉大な経営者がいた!■

 

学生にいいこと尽くめのPRを繰り返し、優秀な学生に内定を出したが、リーマンショックの影響で夏場ごろから景気後退が鮮明になり、多くの企業は頭を抱えた。

 

既に出してしまった内定を取り消す企業が続出し、学生は大混乱に陥った。

 

大企業はひどい仕打ちをすると非難を浴びても、どこ吹く風だった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

一方、繊維関係で有名なセーレンと言う会社は、正直ずいぶん悩んだ様子でしたが内定を取り消さないことを決断しました。

 

そして、半年間の自宅待機策を採りました。

 

月2回出社してもらい、会社の現状や見通しを説明し、約束の給料の6割を支給しました。

 

自宅待機の期間中は、アルバイトをすることも認めました。

 

「川田社長(当時)」のEQは、あっさり内定を取り消した経営者とは比べ物にならないほど高かったと思います。

 

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【はじめに】

 

成功のカギは的を見失わないことだ。

 

自分がもっと力を発揮できる範囲を見極めてそこに時間とエネルギーを集中することだ。

 

 

 

 

~ビルゲイツ氏の言葉~

 

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【本文】

 

■外国人ドライバーを採用して育成する対策を採った宅配業者!■

 

「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親は故小倉昌男氏だった。

 

小倉氏は「収支は問題にしない。サービスが先で利益が後だ」と社員に訴え続けていた。

 

事実、「クール宅急便」や「スキー宅急便」、「ゴルフ宅急便」など新しいサービスを次々生み出した。

 

配達時間指定便は留守がちな家庭にとっては本当に助かった。

 

「一般家庭の荷物」や「B to Bの荷物」を扱っている時代には、「サービスが先で、利益は後だ」と言う考えは正解で、独創性あるサービスで業界を独走していた。

 

ところが大手通販会社の荷物を大量に安く受注するようになって、状況は一変した。

 

再配達が増え、ドライバーに長時間労働を強いて、サービス残業も恒常化させる結果となり、次々ドライバーに辞められて苦境に陥ったのだ。

 

大手通販の仕事を見直し、ライバーの労働環境を見直す政策を採ったが、一旦辞めたドライバーを呼び戻すことは容易ではなく、一部は外国人ドライバーも増やす政策にシフトして成功しつつある。

 

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【教訓】

 

商いの原点は、どうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人々に心から喜んでもらえるかである。

 

 

 

 

~松下幸之助氏の言葉~

 

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【本文】

 

■お客様の要望を何でも聞いてあげる街の電気屋がある!■

 

ヒット商品を生み出せばたくさん売れ、たくさん売れれば利益がたくさん出るから儲かる。

 

それゆえ、企業経営者はヒット商品を生み出せ、そしてたくさん売れとハッパをかける。

 

だが、ヒット商品を生み出すのは至難の業だ。

 

例えば、アサヒの「スーパードライ」や大正製薬の「リポビタンD」などはお化け商品だから長年売れ続けているが、このような商品はめったに生み出せるものではない。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

東京都町田市界隈を「デンカのヤマグチ」のシマウマ模様の車が走っているのを見かける。

 

近隣には家電量販店が数軒あるが、「デンカのヤマグチ」は特にお年寄りから圧倒的な支持を得て繁盛している。

 

修理依頼が来れば代替機を無料でお貸しするから不便をおかけしないし、電球一個でも迅速に配達するなどお客様に常に寄り添っている。

 

工務店も併設しおり、家のことは丸ごと何でも聞いてあげられるからお客様に喜ばれる。

 

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【はじめに】

 

お客様が品質の良さを認めてくれても直ぐに受注には至らない。必ず工場審査をして、一定以上の成績でなければ発注に至らないのが日本の取引慣行だ。

 

わが社も創業当時、何社も工場審査に行くと言われたが、何とか工場を見学せずにお帰り頂くように工作した。

 

 

 

 

~永守重信氏の言葉~

 

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【本文】

 

■工場見学をさせずにお帰り頂くために大変気を遣いました!■

 

ニデック(旧日本電産)は今でこそ大企業に成長し、世界的モーターメーカーになったが、創業当時は畑の中の民家を借りて、たった4人で創業した。

 

だが、生み出されるモーターの品質はかなり優秀だとの評判だった。

 

試作品やサンプルを納品するとすばらしいモーターと評価された後で、「是非工場審査をさせてほしい」との申し出がきた。

 

審査結果が一定の水準以上だと量産品の取引に結び付くのだ。

 

当時の日本電産にとって「工場見学に行く」と言われるのが一番辛いごとだった。

 

畑の中の民家の工場を見学させれば、「こんなみすぼらしい会社とは取引できない」となる恐れがあるからだ。

 

そこで、永守社長は最初京都の観光スポットを案内し、わざと渋滞にはまる道を走り、時間切れに持ち込んで京都駅に送り、「次回は是非見学頂きますから」と言ってお帰り頂いた。

 

見学させないための独創性豊な手段だったが、中には何が何でも見学させてくれと言われて案内せざるを得ないお客様もいて、その方の会社とは残念ながら取引には至らなかった。

 

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【教訓】

 

自分がお客さんだったらうれしいことは、何でもしてあげなさい。

 

 

 

 

~大薗誠司氏の言葉~

 

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【本文】

 

■女性社員が男性出張族の心を癒してくれるビジネスホテル!■

 

東横インの創業社長は、いろいろ不祥事を起こし、世間を騒がせた経緯があるが、その後娘のK氏が社長になったと聞いたが、今も頑張っているだろうか。

 

創業当時、1号店は先代の行きつけの飲食店の女性に支配人をお願いしたが、2号店は男性を支配人にした。

 

一号店はいつも綺麗で明るく、支配人の教育で、お客様をお迎えするとき「お帰りなさい」と言うことにしたところ、出張族は我が家に帰った気分になり、くつろぐことができた。

 

2号店はタバコ臭くて暗いから、1号店のように良い評判は立たず、業績はよくなかった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

特にビジネスホテルに宿泊する男性出張族は、「ただいま」と言って我が家に帰った気分にさせてくれる女性社員のほうがありがたいと考えている。

 

そのような願望をキャッチした東横インでは、支配人なら主として40歳代の元CAや元教師、専業主婦だった人、スタッフなら若い女性を採用するように舵を切った。

 

ビジネスホテルは365日、休みなしだから、女性社員の心温まるおもてなしは男性出張族の心を癒してくれるから他のビジネスホテルに比べて圧倒的にリピーターが多い。

 

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【はじめに】

 

多くの会社では電気代の節約に力を入れてきた。チリも積もればで、年間を通すとかなりの金額になる。私は、執務室で夏は下着姿、冬は着込んでエアコンは使わなかった。

 

節約の大切さを説きたかったからだ。

 

 

 

 

~山田昭男氏の言葉~

 

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【本文】

 

■ユニークな電気代の節約を断行した会社!■

 

未来工業の創業者である故山田昭男氏は、ケチで有名だった。

 

山田氏は生前、「節約や改善の大切さを浸透させるため」と語っていた。

 

旧日本電産(現ニデック)の「N会長」もケチで有名だが、使うべきところには大胆に使う経営者だった。

 

利益を少しでも多く出すためには、経費の節約が重要だ。

 

どこの会社でも取り上げられるのが電気代の節約だろう。

 

だが、未来工業も日本電産も電気代の節約は独創的だ。

 

昼行灯にならないように通路の蛍光灯を全部外し、エレベーターの周囲も真っ暗にした。

 

部屋の蛍光灯には担当者の名札をぶら下げ、個人管理にして離席時は確実に消灯させる。

 

来客用のトイレ以外は、冬場でも便座の暖房は切るほどの徹底ぶりだ。

 

やりすぎと思うかもしれないが、社員に問題意識を植え付ける効果は絶大なようだ。

 

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【教訓】

 

中国人旅行者はマナーの悪い旅行者の代名詞になっている。

 

古典の漢文に出てくる文言によると誰もがEQに長けたすばらしい人物ばかりなのに、今の中国人はなぜマナーが悪いのだろうかと不思議に思う。

 

 

 

 

~下山明央氏の言葉~

 

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【本文】

 

■中国人は今やマナー悪い民族第一位になってしまった!■

 

中国人は長いこと「一人っ子政策」を採ってきたため、みんなお姫様であり、王子様だ。

 

甘やかせ放題甘やかして育てたツケは重く、日本の観光地ではせっかく中国語で注意書きや禁止事項を掲示しているのにほとんど守ってくれない。

 

行列して待つことが大の苦手で、大声を上げ、わめき散らす様は正に「烏合の衆」だ。

 

「残してよいのは足跡のみ、持ち帰ってよいのは思い出のみ」と教えてあげたい。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

近年、日本人も決してマナーが良いとは言えないが、世界的にみればマナーはいいほうだ。

 

特にアスリートやサポーターたちは世界から絶賛されるほどすばらしいマナーを発揮する。

 

多くの会社では改善活動に5Sを取り入れており、その中に「躾(しつけ)」が含まれている。

 

決め事をみんなで遵守し、良いマナーを持続させるために「躾」が威力を発揮している。

 

「躾」ができていないと5Sをやってもすぐに崩れてしまうことは誰もが経験済だ。

 

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【はじめに】

 

今でもタイムレコーダーを使っている会社は多い。そもそもレコーダーの記録を集計する総務部の労務費がムダである。

 

レコーダーが仕事をするのは朝と夕方だけで、しかも行列ができるから増設してくれと組合が言い出す。

 

 

 

 

~山田昭男氏の言葉~

 

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【本文】

 

■タイムレコーダーの廃止で総務部の労務費を節減した会社!■

 

昔から社員の出退勤管理用のために多くの会社がタイムレコーダーを導入してきた。

 

朝の出勤時には、タイムレコーダーの前に行列ができるからギリギリに出勤する社員はタイムオーバーで遅刻に打刻される恐れがある。

 

夕方の退勤時にも朝ほどではないが行列ができる。

 

労働組合の委員長はこの問題を取り上げ、タイムレコーダーを増設して職場の近くに設置するよう求める。

 

始業開始5分前に職場に集結して、みんなでラジオ体操を始め、ラジオ体操が終われば丁度始業時刻となり、職場ごとに朝礼が始まる。

 

そのとき職場に来ていない者は、本来は遅刻扱いのはずだ。

 

軍隊ほどでなくとも、規律ある行動は、チームの結束力を高めるはずだ。

 

進歩的な会社として有名な未来工業では、タイムレコーダーを廃止して自主管理に任せた結果、遅刻者はほとんどいないだけでなく集計する総務の人件費が節約できた。

 

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【教訓】

 

ケーズデンキの社長である私は、売上高や利益で一位になって、果たしてどれほどの意味があるのだろうかと考えました。

 

私は「一位にならないように頑張らないようにする。

 

それが私たちの経営なんです」と主張しています。

 

 

 

 

~加藤修一氏の言葉~

 

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【本文】

 

■売り上げ・利益一位を否定し頑張らない経営を目指す経営者!■

 

コンピューターの処理能力について、一位と二位ではその持つ意味が全く違うらしい。

 

何も知らない蓮舫氏が、仕分け会議で「どうして一位を目指すのですか。二位ではダメなんですか」と質問したことが、今も鮮明に記憶に残っている。

 

コンピューターの処理能力の重要項目が演算スピードだ。

 

スピードが一位と二位では持つ意味が全く違ってくると言うわけだ。

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

会社も、売り上げ・利益で業界一位になることは経営者の夢なのかもしれない。

 

売り上げ・利益で一位になると、富士山の頂上に登った気分になるのだろうか。

 

一方、ケーズデンキの運営会社であるケーズホールディングスの「加藤社長(当時)」は「一位にならないように頑張らないようにする」と語っていたのが印象深い。

 

売上・利益で一位を目指すのではなく、お客様が求めるモノやサービスを提供して喜んでもらえる経営を目指すと言うことだから、EQに長けた経営者としてリスペクトしたい。

 

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