Little Friends -547ページ目

魅惑のパブタイム⑦~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)料理を待ちながら、ゆっくりグラスを傾け、列車の揺れに身をゆだねる。

窓の外は見えないが、やわらかなシェードランプの光が映る。

車内も、大騒ぎするようなバカはおらず、若干1名のKY(=鉄道マニア)を除けば、みんなゆったりと「ダイナープレヤデス」の魅惑のパブタイムを楽しんでいる。

そのKYが席を立った。レジでスタッフになれなれしく話しかけているが、スタッフの表情は固い。

…だから、空気読めってむかっ

スペアリブの黒胡椒風味が運ばれてきた。

スペアリブをナイフとフォークで食べるのは苦手だが、今日は肉欠乏症だから仕方がない。

肉はやわらかく、黒胡椒より醤油ベースのタレの方が強いが、なかなか美味。

時間は22時20分、あと10分でオーダーストップだし、じゅうぶん堪能した。

会計を済ませ、自室に戻る。しめて4720円也。(続く)

魅惑のパブタイム⑥~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)とは言え、1人で飲みに行くのも物憂い。常連ばかりの店に1人で入ってしまった時など、大変居心地が悪いし、店の人が気を使って話しかけてくれるのも、かえってこちらが気を使う。

だいたい、ラーメン屋は長時間労働だから、飲みに行く時間もない。

昔は、旅先で1人居酒屋に入るのが好きだったが、今はそれもなくなった。

最近は、もっぱら「宅飲み」ばかり。それも、睡眠薬がわりの味気ない寝酒だ。

食堂車のパブタイムは、いくらでも時間があるし、1人でも変な顔もされない。適度に値段も高いから、飲み過ぎる心配もない(笑)。

水割りをおかわり、料理も追加した。

今度は、スペアリブの黒胡椒風味。またも肉ドキドキ(笑)。メタボパワー全開だ。

と、隣のテーブルの鉄道マニアが、素頓狂な声で食堂車のスタッフに話しかける。

「これ、イモ多いっすね~!」

…お前、バカじゃないのか!?

味や見た目じゃなく、付け合わせのポテトの量を誉めてどうする!!しかもコイツ、何も飲まずに料理だけ食べているしむかっ

それに、食堂車に時刻表持って来るな!!スタッフも完全に引いてるぞ!!

少しは空気読めむかっ

早く帰れと念じながら、真暗な外を見る。(続く)

魅惑のパブタイム⑤~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)地鶏と書いてあったが、ちょっとパサパサ。肉質以前に少し揚げすぎだ。

僕は鶏肉が好きで、中でも唐揚げ(竜田揚げ)は大好物。いつも自分で作るし、正直ウマい。だから、唐揚げにはうるさいし、採点は厳しくなる。

ちなみに北海道では、唐揚げ(竜田揚げ)のことを「ザンギ」と呼ぶ。ただのザンギだと鶏肉、それ以外はタコザンギ、イカザンギなどと呼ぶ。

パブタイムは喫煙でき、グラスを傾けながら、ゆったりと時が過ぎてゆくのを楽しむ。

本当なら、好きな文庫本でも読みながら飲みたいが、あいにく今日は持っていないので、結局携帯でブログの原稿書き(笑)。

僕は1人で飲むのが好きだ。

もちろん、若い頃はみんなで飲みに行くのが常だったし、大いに語り、ドンチャン騒ぎをしていた。しかし、年を経るとともに、どうしても仕事がらみの酒が多くなる。

飲みながら仕事の話をする、職場のコミュニケーションをとるというのは、いかにも日本的なやり方だが僕はきらいだ。仕事に対して不謹慎だと思う。

ラーメン屋になってからは、酒が翌日の味覚に影響して、仕事に支障が出るからと、極力他人と飲まなくなった。もちろん言い訳だ。(続く)