魅惑のパブタイム①~「トワイライトエクスプレス」北帰行
(続き)個室の液晶モニターで「ハリーポッター」を見ながら、携帯でシコシコとブログの原稿を書く。7月に入っても延々と続く「トワイライトエクスプレス」北帰行だが、実は乗車当日の6月25日から、すでに書き始めていたのだ!ただ、行き当たりばったりで書いているため、書いても書いても札幌に着かない。
ほぼ1年ぶりの札幌の町の様子なども書きたいし、帰国した翌週からJRの「北海道フリーパス」を使って、毎日札幌から日帰りで道内を駆け巡るという、「水曜どうでしょう」なみの無謀な旅をしているから、早くそのバカげた旅の様子も書きたいのだが、とにかくこの「トワイライト」が終わらないことには、どうにもならない。
食堂車「ダイナープレヤデス」では、ディナータイム終了後、予約不要のパブタイムが始まる。
21時からとなっているが、ディナータイムの都合で多少前後するのが普通。
21時少し前、パブタイム開始の車内放送が流れた。
「北斗星」の経験から、ディナーの予約をしていない人が、パブタイム開始とともにいっせいに席につくから、注文を聞きに来るのも、料理が出てくるのも遅いはずだ。
食堂車が落ち着くまで、しばし待つことにする。(続く)
ほぼ1年ぶりの札幌の町の様子なども書きたいし、帰国した翌週からJRの「北海道フリーパス」を使って、毎日札幌から日帰りで道内を駆け巡るという、「水曜どうでしょう」なみの無謀な旅をしているから、早くそのバカげた旅の様子も書きたいのだが、とにかくこの「トワイライト」が終わらないことには、どうにもならない。
食堂車「ダイナープレヤデス」では、ディナータイム終了後、予約不要のパブタイムが始まる。
21時からとなっているが、ディナータイムの都合で多少前後するのが普通。
21時少し前、パブタイム開始の車内放送が流れた。
「北斗星」の経験から、ディナーの予約をしていない人が、パブタイム開始とともにいっせいに席につくから、注文を聞きに来るのも、料理が出てくるのも遅いはずだ。
食堂車が落ち着くまで、しばし待つことにする。(続く)
北陸から東北へ⑦~「トワイライトエクスプレス」北帰行
(続き)新津19時40分発。
ここで信越本線と別れ、秋田への羽越本線に入る。
「トワイライト」はこの先、県庁所在地新潟は通らず、このまま羽越本線を北上してゆく。
ものすごいのが新津の次の停車駅。なんと翌朝7時17分着の北海道の洞爺まで、約12時間もの間ノンストップなのだ。もちろん、乗務員交代や機関車の付け替えなどで、実際にはいくつも停車するが、全て客の乗降をしない運転停車だ。
「北斗星」や「カシオペア」では、午前0時以前や午前4時以降なら主要な駅にはたいてい停車するが、「トワイライト」は、関西と道央を行き来する客層にターゲットをしぼっているから、実は停車する秋田でもドアは開けないし、函館にも入らず、ひとつ手前の五稜郭で機関車を付け替えてしまう。
普通の列車なら、ある程度利用客の利便と集客を考えて停車駅を設定するのだが、「トワイライト」にはそのような常識は通用しない。
…普通の列車ではないのだ。
毎日運転され、さまざまな客層が利用する「北斗星」との大きな違いだろう。
日本海の眺望、と言うのであれば、羽越本線も「笹川流れ」のような見所のある路線なのだが、さすがにこの暗闇では無理だ。(続く)
ここで信越本線と別れ、秋田への羽越本線に入る。
「トワイライト」はこの先、県庁所在地新潟は通らず、このまま羽越本線を北上してゆく。
ものすごいのが新津の次の停車駅。なんと翌朝7時17分着の北海道の洞爺まで、約12時間もの間ノンストップなのだ。もちろん、乗務員交代や機関車の付け替えなどで、実際にはいくつも停車するが、全て客の乗降をしない運転停車だ。
「北斗星」や「カシオペア」では、午前0時以前や午前4時以降なら主要な駅にはたいてい停車するが、「トワイライト」は、関西と道央を行き来する客層にターゲットをしぼっているから、実は停車する秋田でもドアは開けないし、函館にも入らず、ひとつ手前の五稜郭で機関車を付け替えてしまう。
普通の列車なら、ある程度利用客の利便と集客を考えて停車駅を設定するのだが、「トワイライト」にはそのような常識は通用しない。
…普通の列車ではないのだ。
毎日運転され、さまざまな客層が利用する「北斗星」との大きな違いだろう。
日本海の眺望、と言うのであれば、羽越本線も「笹川流れ」のような見所のある路線なのだが、さすがにこの暗闇では無理だ。(続く)
北陸から東北へ⑥~「トワイライトエクスプレス」北帰行
(続き)残り陽に豊かな田園が広がっているのがわかる。言うまでもなく、越後平野は日本有数の米どころだ。
長岡をはじめ、新潟の駅弁はおいしいコシヒカリを使った個性豊かなものが多く、日本有数の駅弁どころでもある。
長岡で3分停車したのだが、このあと21時から食堂車のパブタイムが始まるし(まだ食べるつもりでいる)、さすがに駅弁を買う気はおきなかった。
窓のカーテンを閉め、シャワーを浴びる。自宅や普通のホテルなら、シャワーくらい好きな時に浴びることもできるが、列車では個室A寝台のみ許される贅沢だ。
と言っても、北海道に向かう寝台特急以外、個室内にシャワーやトイレを備えた列車はない。
大阪と青森を結ぶ「日本海」などは、この春のダイヤ改正で個室寝台すら外されてしまい、2段式A寝台などという時代遅れの劣悪な車両に置き換えてしまった。
JRも、何がなんでも寝台特急を廃止したがっているとしか思えない所業だ。
シャワーを浴びてさっぱり、持参のジャージにはきかえた。部屋に備えつけのナイトウェアでは、僕には少々 小さくて、生足が目一杯露出してしまって美しくない。
カーテンを開けると、外はすっかり暗くなっていた。(続く)
長岡をはじめ、新潟の駅弁はおいしいコシヒカリを使った個性豊かなものが多く、日本有数の駅弁どころでもある。
長岡で3分停車したのだが、このあと21時から食堂車のパブタイムが始まるし(まだ食べるつもりでいる)、さすがに駅弁を買う気はおきなかった。
窓のカーテンを閉め、シャワーを浴びる。自宅や普通のホテルなら、シャワーくらい好きな時に浴びることもできるが、列車では個室A寝台のみ許される贅沢だ。
と言っても、北海道に向かう寝台特急以外、個室内にシャワーやトイレを備えた列車はない。
大阪と青森を結ぶ「日本海」などは、この春のダイヤ改正で個室寝台すら外されてしまい、2段式A寝台などという時代遅れの劣悪な車両に置き換えてしまった。
JRも、何がなんでも寝台特急を廃止したがっているとしか思えない所業だ。
シャワーを浴びてさっぱり、持参のジャージにはきかえた。部屋に備えつけのナイトウェアでは、僕には少々 小さくて、生足が目一杯露出してしまって美しくない。
カーテンを開けると、外はすっかり暗くなっていた。(続く)