Little Friends -550ページ目

北陸から東北へ⑤~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)薄暮の田園地帯の中、上越新幹線の橋脚が見えてきた。
このあたりで、陽はすっかり傾き、最後に撮った写真では雲に夕陽の残像が反射していた。

長岡19時ちょうど発。

花火でも有名な、鉄道の要衝長岡だが、あの悲哀に満ちた会津戦争より前に、この地で官軍との戦いが行われた。

戊辰戦争を予期していた長岡藩家老河井継之助は、藩の財政再建と藩政改革を急ぎ、最新の西洋式兵器を導入して軍備を刷新し、武装中立という主張が容れられなかったために、単独で新政府の大軍と激戦を繰り広げ、数に優る官軍をさんざん苦しめた。

結果的に敗れたものの、滅んだ旧江戸幕府側が無能者揃いだったわけではない。

たまたま幕府側にいたために、才能を発揮できなかった人材は多かった。身分や秩序の厳しかった当時はもちろん、自由なはずの現代だって、そういう人はいまだたくさんいるだろう。

「格差社会」が深度化している現在、誰にでもチャンスがあるはずの「民主主義」すら形骸化しつつある。

明治維新から150年、そろそろ「この国のかたち」を、変えなければならない時期に来ていると思う。

でも、現代の日本に河井継之助のような人材がいるだろうか?(続く)

北陸から東北へ④~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)「八角弁当」を食べながらビデオを見る。

「釣りバカ日誌」放映中。

「ハリーポッター」放映中。

「オーシャンズ13」放映中。

画面を撮る必要はないのだが、撮ってしまったので載せた。(続く)

北陸から東北へ③~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)「ロイヤル」にはオーディオサービスがある。

BGMは4チャンネルあるが、僕的には内容はイマイチ。携帯に入っているお気に入りの音楽を聞いている方がいい。

ビデオは3チャンネルで、この日は「釣りバカ日誌」「ハリーポッター」「オーシャンズ13」だった。きちんとパンフに書いてあるのも親切だ。

「北斗星」では、何が放送されるかさっぱりわからないうえ、1チャンネルで2本のビデオを朝までずっと交互に流しているだけから、「トワイライト」の方が使い勝手はいい。

「カシオペア」の場合は、新型車両だけあって、ビデオ放送のほか、衛星放送、FM文字放送、さらに列車の現在位置を表示できるナビまであるというスグレモノ。

列車に乗る時、僕は基本的に外を眺めている。かと言って、きちんと外を見ているわけでもなく、ただでさえ止まりがちな思考回路を完全に停止して、ひたすら呆然とすることが多い。

でも、こういう状態は、普段なかなかできるものではない。非日常的な旅の中でしか許されない、ある意味贅沢な時間だと思う。

ゆえにビデオなどのサービスは不要なのだが、車窓が見えない夜行列車では、ありがたいサービスだと思う。(続く)