こんにちは

 

THE CAPSULE CLINIC 院長 木塚雄一郎です

 

「自毛植毛について」16回目です

 

前回、前々回に引き続き、AGA治療に関連することについて触れたいと思います

 

 

1.自毛植毛について 『まずは動画をご覧ください』

2.自毛植毛について 『毛の引っ越し』

3.自毛植毛について 『切るか切らないか』FUEとFUT

4.自毛植毛について 『3つのステップ』手術の流れ

5.自毛植毛について 『刈るか刈らないか』グラフト(株)採取のこと

6.自毛植毛について 『ホールとスリット』移植床作成のこと

7.自毛植毛について 『インプランターとピンセット』インプラント(移植) のこと

8.自毛植毛について 『1回にできる移植密度』密度のこと

9.自毛植毛について 『自然さのこと』毛量や自然さについて

10.自毛植毛について 『計算します』移植株数の目安

11.自毛植毛について 『一旦、抜けます』術後の経過について

12.自毛植毛について 『足りない分は植毛で現状維持は育毛で』育毛治療のこと

13.自毛植毛について 『医学的根拠に基づく』ガイドラインのこと

14.自毛植毛について 『毛周期』AGAのこと

15.自毛植毛について 『ジヒドロテストステロン(DHT)』AGAのこと

 

 

AGAのこと

『フィナステリドとデュタステリド』

 

前々回は毛周期の乱れによってAGAが起こること

前回はジヒドロテストステロン(DHT)が原因となりAGAが起こること

について説明させていただきました。

今回はそれを踏まえて、治療について触れたいと思います。

 

前回の内容と重なりますが

 

ジヒドロテストステロン(DHT)はテストステロンが5α還元酵素により変換され生成されます。

5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型の2種類があります。

 

 

・フィナステリドやデュタステリドは5α還元酵素を阻害する薬です。

(テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されるのを抑制)

・男性型脱毛症、前立腺肥大症いずれもジヒドロテストステロンが原因で発症します。

・これらの薬は初め前立腺肥大治療薬として、後に男性型脱毛症治療薬としても販売されたという経緯があります。

 

・先に発売されたフィナステリドはⅡ型5α還元酵素を阻害します。

・後に発売されたデュタステリドはⅠ型5α還元酵素を阻害、Ⅱ型5α還元酵素もフィナステリドの3倍強く阻害するので、より強いDHT産生阻害効果を持つとされています。

デュタステリドの方が発毛を促す効果が1.6倍高いとされています。

・副作用については数%に性欲の減退や性機能不全が、まれに肝機能障害が起こるとされています(その他の副作用としては女性化乳房、蕁麻疹、抑うつ症状など)。

・デュタステリドの方が副作用の発現頻度はやや高くなります。

 

その他の注意点として、

・女性、小児の内服は禁忌(触ることも避ける)

・重度肝機能障害のある方は服用に際しては注意が必要

・PSA(血清前立腺特異抗原)検査を受ける場合(値が低くなる)

・服用中の献血は出来ない

などがあります。

 

 

自毛植毛

副作用(リスク):腫れ、痛み、出血、かゆみ、血行不全、傷跡、感覚の違和感、ショックロス、くせ毛、自然さの限界、など

※経過には個人差があります

 

 

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