初めて口にした山菜、先日の「ウコギ」と、もう一つは「モミジガサ」!(通称しどけ)
しどけは、東北ではとってもメジャーな山菜。こちらではメジャーではないけど、
何年も前から、秋田のnaomaruさんの記事で気になって気になって探したかった山菜の一つ!
それに合わせて、随時野菜の直送便を行っていますが、料理教室のお客様から
「おじいちゃんと山に採りに行って食べた記憶が忘れられなくて、箱一杯に送ってほしい♪」
と言われたので、これは探すしかない!と本気になったー!(笑)
だって、何かを、懐かしさで食べたくなる気持ち、わかりすぎるほどわかるからー!
今季、有難く出会うことが出来た仙人たちにまずは教わる!
そしたら、仙人師匠のKさんが現物を持ってきてくれた↓生でかじると風味が「ふき」みたい!
さらに、ご自宅で育てている間違いやすい「ヤブレガサ」(可食)も見せて下さった♡
キノコも山菜も、図鑑などの画像でなく、現物を見るのと実際生えている雰囲気を知ることが大事。
で、モミジガサがどんなところに生えるかと聞くと、
「水が滴る崖とか」と言われたので、
「じゃあ、タキナとかがあるような場所ですか?」って聞いたら、
「そうそう!大概一緒に生えてるね」と教えて下さった。
その瞬間、私の頭の中に、何か所か候補が上がったー!
てことで確かめるべく、帰り道に思い当たる場所があったので行ってみたがなし・・・。
(後でわかったが、この場所は標高が高くてまだ早かった。今日見たらあった!)
翌日、仙人師匠からアドバイスを頂いた方面に出向き、「ありそう!」って雰囲気の谷を偵察!
とりあえずの谷、そこのすごい崖を更に登って迎えたのは、何とも美しい緑豊かな渓谷。
人つかずの道なき先の谷なので、本当に美しい光景です。心がときめく!
「タキナ」はいっぱい生えている場所で、ふと目をやると「山ウド」も♪久しぶりの再会だ♪
画像には2本生えていますよ♪ おうちにも沢山生えているけど、この2本頂いちゃいました♡
そして、よく見るとありましたー!「モミジガサ」! きらめくときめくこの出会っちゃった感!!
本当にモミジみたいな葉っぱが特徴♪
これは、左がモミジガサで右が「たきな」 。
師匠が言ってた「あるところにはある!」って。まさにそんな光景でした♡
他にも、モミジガサの城を見つけて、「私って本当に野生の勘がすごいわ!」って自画自賛(笑)
自分で見つけたことにかなりその日ルンルンになっちゃいました。
長野の師匠くまひゃんさんに「呼ばれている感じ」という言葉を頂いたけど、まさにそんな感じ!
まだ、この頃は時期が早かったので小さいやつ。
とりあえず、まんまの味も味わいたく湯がいて、お浸し2種で。
そして天ぷら! 真ん中の列がモミジガサ(しどけ)です♪(上段/コシアブラ、下段/ウコギ)
天ぷらにすると、何と化学変化が!風味もよいが何かモチっとした食感が出て美味しい!
仙人師匠のEさんが「こいつは天ぷらにすると、これがまた何とも言えない食感と味になる」と、
教えて下さった意味がよーくわかりました♡ 想像から実感に変わると快感だぁ♪
油との相性がいいんだなぁ♪今度は、また違った食べ方を試してみよーってワクワクな山菜。
あ、そうそう2本確保した山ウドは、白い部分を定番の酢味噌和えに♪木の芽も散らして♪
残りの剥いた皮や葉っぱや茎の部分は、ぜーんぶキンピラに♪
ウドは丸ごと美味しい! 天ぷらもいいよねぇ♪
ウドの過去レシピ記事はこちら
小さい頃は、じいじ(父)とよく言ってた山菜採り。
今では父はあまり動けないので、私が採ってきて、いろいろ調理。
「ウドの酢味噌和えが食べたいなぁ」とじいじが呟いたので作ったんですけどね。
自分でも食べるけど、誰かが喜んで食べてくれると、余計に作るのも楽しいもんです♡
山は面白いけど、蛇や毛虫が出てくる時期だから、そろそろ海にシフトだなぁ・・・。
毎度、服とかカバンとかに1cmくらいの芋虫が付いているだけで発狂する母(涙)
今季、3匹蛇に出会いましたが、恐ろしいことに、見かける蛇がどんどん大きくなってる!( ゚Д゚)
極めつけな大きさに出会う前に退散しなきゃあ(笑)
はぁ・・・、ほんと、新しい食材に出会うって楽しい!仙人師匠~、教えて下さり感謝です!
出会いたいと思った人に出会える、出会いたいと思った食材に出会える!祈ってみるもんだ(笑)
鳥取大山の旬野菜で料理教室