幸せに満ちているから 哀しみや寂しさに気付けてしまうんだろうな


変わらないものがあるからこそ 変わりゆくものが ちょっと羨ましく見えたりしてしまうんだろうな


勇気も愛も 弱さや涙でさえも

自分の醜さを隠すための着こなしに過ぎないのかな


こんな夜は誰かに会いたくて

でも、会いたい誰かなんて分からなくて


今日も 明日も 変われない夜を過ごすんだろうな

アルコールに身体を痺れさせて 理性をニコチンで煙りにまいたって


埋め合わせの効かない 心の穴は もっと もっと大きくなってしまうだけだなんだろうな


本当は今すぐに誰かに会いたくて

でも 会いたいなんて恐くて誘えなくて


現実に対し臆病になってしまう


寂しさが分かるからこそ

幸せを感じるからこそ

臆病な自分を知っているからこそ


まだまだ気付けることがたくさんあるんだろうな


それ以上に まだまだ気付けていないこともたくさんあるんだろうな・・・
地球はまわる 時計はまわる


終わりをみせずにまわり続ける


僕らもまわる 果てある螺旋階段をまわり続ける


終わりが欲しいのか、恐れているだけなのか


足踏みを繰り返し、まわり続けてる


空は青く 海は青く


水平線と地平線が青さで滲む


僕も青く あなたも青く

繋いだ互いの想いが青く馴染んでいく


一つになりたくて 一つになりきれなくて


自分達の青さに溺れそうになる



まわり続ける 青く在り続ける

流した涙もまわり青く変わっていく


地球は流れる 時間は流れる


空の青さも海の青さも

僕とあなたでさえも 流れていくだけ・・


流した涙は


流れた命は


何処へ流され行き着くのでしょう

のでしょう・・
僕の好きな詩人が言っていた

天文学とは恋愛論のもう一つの呼び方だと・・


喜怒哀楽を星の瞬きに重ね合わせ


毎夜毎夜 星の数の数え唄


空を仰ぎ歌う声は 五線譜にもならない不協和音


それでも僕は星のランウェイを繋いでしまう


あの輝きは 何年前か 何百年前の輝きか?


誰もが生まれし月の 星の恵をつかさどり


天を仰げば 12の瞬きに包まれてる


生きる事を迷ったとき

恋の悩みを知ったとき


あなたの星は強く輝くことでしょう


星を見て 空を見て

あなたの星を繋げましょう・・
あなたは言う、

笑いなさい 歯を食いしばってでも 笑いなさい


弱くあるという事は強くいるという事で


涙やため息なんかよりも あなたには笑顔が一番似合うから


悲しいときは 涙を流して笑いなさい


悔しいときは 空を見上げて笑いなさい


どんな妙薬や労りよりも 微笑みこそが救いなのだと・・


ねぇ、僕は上手に笑えてますか?

周りの誰かが辛い時や僕自身が苦しい時

空を見上げるときや海を眺めるとき


駅のホームや誰かの横で

僕は上手に笑えてますか?


あなたには まだ伝えていないけど、あなたの微笑みが僕の救いで あなたの笑顔が僕の全てなんです


ねぇ、僕は上手に笑えてますか?


僕の笑顔は笑えてますか?
あなたがいます

まぶたを閉じれば あなたがいます


色どって 着せ替えて それでも 掴めない


決して 僕には微笑まない

あなたが僕の中にいます


忘れなくていい 想い出は時間の流れと共に

身体の奥に染み込むから


無理しなくていい 頑張らなくていい 哀しみは滲み出て いつか蒸発してしまうから


僕は血液よりも赤いものを知らない


体温よりも温かいものを知らない


涙よりも伝わる想いを知らない


あなたよりも大切なものを僕は知らないんだよ


・・あなたがいます


瞼を閉じればここに あなたではないあなたがいます


ねぇ 笑って もう少しだけ笑っておくれ

僕は瞼を閉じてるから・・・
静かな夜ほど 騒々しい胸の鼓動


軽やかに踊る想いの中に 一点の蒼さあり


欲するならば 全てを与え

望むならば 全てを捨て


愛するならば 憎しみを知り


空けるならば蓋をし


伸ばすならば縮ませ


我 此処に在り


・・・・が故に


我 何処へと向かう
何でもいいから 理由をつけて君のそばにいたくて


君の望むこと全部 僕が叶えてあげたくて


無理して息苦しくなって


言葉にならない感情に飲み込まれ


午前2時 僕は溢れ出すんだ


なかなか繋がらない携帯電話


それ以上に繋がらない二人の距離がもどかしくて カッコ悪くも苛立たしくて


僕は君の電波を求めて 覚めない夢の中、徘徊してしまうんだ


何故だろう?

好きになればなるほどに苦しさを覚えるのは


どうしてだろう?

君のためになんて思ってみたところで やっぱり自分のためにやってることばっかりで 結局、君を好きなはずなのに君を傷つけてしまってる


ねぇ、もう一度出会えた頃に戻れたならば


今頃は 君の手を繋ぎ笑い会えてるのかなぁ


もし なんて空しさがこみあげるだけだけど

それでも 気が付けば僕は 夜に浸っている・・
この胸の中、言葉に出来ない思い

形にしてはいけない思いがある


彩らず つけくわえず ありのままの気持ちがいい


二人の間に形を求めてはいけない


求めるだけじゃ愛じゃない


・・そんな事はわかっているんだけど、



会いたい時には会いたいといいたいんだ


無理だと分かっていても好きだと伝えたいんだ


建前やいいわけじゃなく 刺々しい本当の言葉を聞きたいんだ


あなたと僕の距離が どんなに遠く離れていても直線で繋がっているならそれでいいんだ


僕が傷つくのは構わない

こう見えて辛抱強く打たれ強いから大丈夫さ


だから 包まずに話し掛けてもいいだろうか


思いのたけを思いつきで語りかけてもいいのだろうか


蝉がないている


太陽が照っている


雲は今日も流れている


昨日と何もかわらない こんな日だからこそ


僕は怯えずに明日をかえてみたいんだ・・・
思い出は薄れてく どんどん どんどん馴染んでく


蓋をあけた炭酸水のように


どんなに強い笑劇や 哀しみも


一度、蓋をあけてしまえば 炭酸という感情の起伏は弱く 薄くなっていくだけで


時間に比例して刺激がなくなり泡となるだけ 甘くなるだけ


時間が経ってしまえば涙も微笑みも 味気無く、きの抜けた炭酸水にかわるだけ・・・


思い出を風化させないため

馴染ませないために


僕は繰り返し同じ炭酸水を飲み続ける


繰り返し、繰り返し・・・
花が舞いちる 蝉時雨

夜空を色どる花びらよ


儚さだけを身にまとい 火花を残す 夏景色


赤 青 黄色 黄金色 所在無きは 我が身のみ


心の余す うやもやを 打ち上げ 散らせ夏化粧


大きく咲けよ もっと咲け

大きく鳴けよ 轟かせ


雲散霧消の 夏陽炎


どこどこ いづこへ 流れでる


花のように 火のように


揺れる季節 燃ゆる日々


あなたは何処へ 向かうのか?


私は何処へ 向かうのか?