思い出は薄れてく どんどん どんどん馴染んでく


蓋をあけた炭酸水のように


どんなに強い笑劇や 哀しみも


一度、蓋をあけてしまえば 炭酸という感情の起伏は弱く 薄くなっていくだけで


時間に比例して刺激がなくなり泡となるだけ 甘くなるだけ


時間が経ってしまえば涙も微笑みも 味気無く、きの抜けた炭酸水にかわるだけ・・・


思い出を風化させないため

馴染ませないために


僕は繰り返し同じ炭酸水を飲み続ける


繰り返し、繰り返し・・・