おはようさんでございます!

 

昨日に続いてモバイルハウスの話題です!

 

10分の1サイズの軽トラ&モバイルハウスの模型を作っちゃいました!!でも、まだ屋根はないです。。。

 

まさに図工ですね!

 

ボディはスタイロフォームを使用して、フロントガラスやタイヤは折り紙を貼りました。知らなかったんですがスタイロフォームは木工用ボンドで簡単に接着するんですね!

 

もちろん軽トラとモバイルハウスは分離できます。これからモバイルハウスの天井や入口や窓を作っていきます。

 

模型があるとイメージが膨らみますね。寸法も当然10分の1で(ほぼ)正確に作ってます!(なんちゃって)図面も引き始めてるんで、その様子も後日UPしますね。

 

最近、ずっとモバイルハウスの事ばかり考えています。あーでもない、こーでもないと想像をめぐらすのは楽しいです。旅行計画を立てるのとすごく似ていますね。

 

はやく引退してモバイルハウスを造りたい衝動と戦っている毎日です!

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

「モバイルハウス」!

キャンピングカーのフジより

 

なかなかいい響きだ!!

 

これまで軽トラの荷台に載せるコンテナを「コンテナハウス」って勝手に名付けてたんだけど、一般的には「モバイルハウス」って呼ぶようです。

 

新しい用語が一般的に周知されるのは、名付けた人が誰か(芸能人とかYouTuberとか)って言うのもあるけど、センスがいいのが(しっくりくるのが)大事なんだなって思います。

 

というわけでこれから呼び方をモバイルハウスに変更します!

 

遠くの知り合いに「俺、モバイルハウスに住んでるんだ!今度、そっちまで遊びに行くよ!」って言うのカッコよくないですか?!

 

さてさて53歳の内に旅をスタートできるかな。ワクワクです!

 

最近、テニス肘でテニスを休んでるんで週末、暇です。よってモバイルハウスのブログやYouTubeばっかり見ています。ほんと、便利な時代だよな。本買わなくても情報収集に全く困りません。

 

むしろ情報がありすぎて迷ってしまうとかしないとか。。。

でも、作成開始までにトコトン調べまくって世界に一台しかない最高のモバイルハウスを造ります!

 

走行時は天井を低くしておいて、宿泊・停車時に高くできるような仕様(昇降式)にしようと想像を膨らませています。なぜかというと、街乗りの時に車高が高いの目立つ過ぎるでしょ。また車高が高いと横風に弱いし、立体駐車場に入らないし。。。

 

今のところ、このような昇降式のモバイルハウスは見たことがないです。なので(当然)設計から自分でやらなければなりません。これが楽しいんですよね!

 

というわけで、呼び方を「コンテナハウス」から「モバイルハウス」に変えたよっていう報告でした。

価格.comマガジンより

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

もうやけくそで書き進めますね!!

 

15.三大宗教

  もうわかると思いますが、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は起源を同じとする兄弟宗教です。同じ唯一神を称えています。呼び方はヤーヴェ、ヤハベ、エホバ、アッラーとありますが全て同じ神なのです。もっと言えば、「人間の身分で神に名前を付けたり描いたりするのは神に失礼に当たる」ので本当は名前を付けたくないが、名前がないと不便なので仕方なく付けてます。

 

  また、神を描くことは基本的には禁止です。特にユダヤ教やイスラム教では絶対禁止です。イスラム教は神以外でも聖人も描くことも禁止されているので、アッラーどころかムハンマドの肖像画も厳禁です。その他、人や動物も山も川も描きません。その分、幾何学文様やアラビア文字の書道のようなものが高度に発展しました。

 

  乱暴に言うと、アジアを除くほとんどの世界では宗教と言えば、この3つの宗教なんです。それ以外の仏教や神道やヒンズー教は宗教ではないんです。だって、神は唯一神であるヤーヴェのみであり、ヒンズー教のように「牛も象もカエルも山も神ってなんのこちゃ!?です」

 

16.近親憎悪

  不幸は似ているから起きています。ヒンズー教や仏教は彼らにとっては「関係ないし、遅れた部族が信じてる何か(宗教ではない)でしょ」なんで、争いは起きません。

 

  でもユダヤ教・キリスト教・イスラム教は似てるからこそ、起源が同じだからこそ気になるし、憎しみも生まれるんです。

 

  だって、イエス・キリストは救世主じゃない(ただの人)って言われると、神の子だと信じてるキリスト教徒にとっては許せないですよね。ムハンマドが「神の啓示を受けた」救世主って言われても、ユダヤ教徒にとっての救世主はまだ現れてなんだから「はぁ??」ってなりますよね。

 

  イスラエル(パレスチナ)周辺の小さな小さな地区でこの3つの宗教が生まれたってのは不幸だし、必然だったという事です。

 

イスラエルシリーズ、どこまでやるんだ・・・

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

3月4日に始めたブログが4か月経ちました。土日以外は祝祭日も含めて更新が続いています。投稿総数も80を超え、100の大台も今月中に超えそうです!!

 

7/3正午時点

・フォロワーさん:93人→81人

・30日間のアクセス数:510回→559回

・「世界一周・バックパッカー」ジャンル:42位(最高)

 

フォロワーさんが減りました。これまではフォローバックを必ずしていたんですが、フォローできる上限が(たぶん)200人とわかったので、商売系のブログのフォローをやめたのが原因かと思います。記事の質と量で地道にフォロワーを伸ばしていきたいと思います!

 

ジャンルも「世界一周・バックパッカー」に変更しました!このジャンルがしっくりきますね。

 

6月も「シギ」さんからのコメントありました。同い年だったのを知り嬉しく思っています!!アラフィフは色々と今後の事を見つめなおすタイミングですね。

 

またRuh (るぅ)さんからのコメントもらいました。人気のない(いいねが付かない)イスラエルシリーズですが、読んでくれる人もいるんだと勇気づけられます!(まだまだ、嫌になるほど続きますよ!)

 

シギさん、Ruh (るぅ)さん、本当に本当に感謝です!これからもコメントをもらえるように頑張ります!

 

そして皆様にありがとうです。

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

イスラエルの歴史を書こうと思いましたが、どこまで遡ればいいのやらです。でも書いてみましょう!

 

12.聖書とイエスキリスト

  まずは「聖書」です。古代イスラエルの歴史=聖書です。キリスト教には旧約聖書・新約聖書ってありますが、違いが判りますか?

 

  乱暴に言うと旧約聖書はイエス・キリスト誕生以前で、新約聖書は誕生以後です。

 

  B.C. 1000年とか見たことあると思うんですけど、B.C.は「Before Christ」。つまりイエスキリスト誕生前です。そんでもってA.D.は「After Death」。そう、死後です。誰の死後かは言わずもがな。

 

  ユダヤ人にとって聖書と言えば旧約聖書(タナハ)のみです。簡単に言うと旧約聖書(タナハ)には神が全てを造った(天地創造)からアダム&イブやノアの箱舟や十戒などがあって、いつかメシア(救世主)が現れるって書いてあります。

 

で、ユダヤ人はイエスキリストをメシアとは認めていないので、イエスキリストの活躍が書かれた新約聖書も当然認めていません。

 

  ちょっとややこしいんだけど、イエスはユダヤ人(ユダヤ教徒)です。しかし、ユダヤ教の教えに疑問を持って自分が信じる教えをユダヤ人たちに伝えて回ってました。そうするとユダヤ教徒にとってイエスは反逆者や異端児となります。

 

  イエスは当時平凡な名前だったようです。イエスには「神は救う」っていう意味もあるらしいけど、まあ、ありふれた名前なんでナザレっていう地方に生まれたイエスさんくらいで呼ばれていたようです。

 

  そしてキリストは「神から油を注がれた者、救世主」という意味があります。なのでユダヤ教にとって救世主(キリスト・メシア)はまだ現れていないので、ユダヤ人は(ナザレの)イエスの事をキリストとは決して呼びません。

 

13.聖書とイスラム教の関係性

  で、この辺りのもう一つの宗教であるイスラム教にとっての聖書は何でしょうか?そう、コーランです。旧約聖書とコーランはイコールではないですが、旧約聖書の逸話がたくさん出て来るらしいです。もひとつ言うと、イエスキリストはイスラムにとって救世主ではないが聖人の一人と扱われているようです。

 

  更に、コーランは翻訳が許されていません。神の言葉であるアラビア語で書かれたものだけがイスラムの聖書「コーラン」と認めらています。なのでアラビア語はイスラム世界(東南アジアも含めて)にとっての共通語でもあります。

 

14.イスラム教について更に

  イスラム教って日本人にとっては、テロとか男尊女卑のイメージがあって凶暴で遅れたイメージがあるじゃないですか?でもユダヤ教・キリスト教・イスラム教の3大宗教の

中では最も先進的です。そらそうでしょ!紀元前何千年も前に出来上がったとされるユダヤ教や2024年前に生まれたイエスキリストを始祖とするキリスト教に比べれば、ぜんぜん新しいです。7世紀にムハンマドが神の啓示を授かったのが起源なんだからせいぜい1300年くらいかな?

 

  当然、ユダヤ教とキリスト教の論理的に弱いところを補って作られています。豚肉を食べないってのは当時としては理にかなってますよね。豚は牛や鶏より食中毒になる確率が高いです。

 

  また、一夫多妻制というのは当時の社会保障です。戦乱の影響で男性が少なくなったので、一夫一妻制ではあぶれた女性たちが砂漠で生きていけません。なので、(妻を平等に愛し、平等に分け与える場合は)一夫多妻を認めようというものです。先妻の同意も必要となります。後世において悪い男どもによってこのルールが悪用されているとしてもコーランが悪いわけではありません。

まだまだ長くなりそうです。

 

ほなさいなら!  

おはようさんでございます!

 

いつまで続くのか自分でもわからなくなってきたイスラエル編の続きです。

 

9.キブツ内の恋愛事情

  まず欧米人はパーティー好きですね。金曜日と土曜日の夜はキブツ内のダンスホールでみなさん踊ってました。私もパーティーに参加することはありましたが、踊れないんでそんなに面白くなかったですね。海外生活長いけど、未だに踊れません。でも私のように「踊れるとか踊れない」とか考えてる欧米人はいないでしょうね。彼らは勝手に体が動いているというか・・・

 

  そんな週末のパーティーを挟むとすぐにカップルが出来ちゃいますね。リゾート気分の若者が集まってるんで当然です。でも、すぐ別れます。彼らには特定のパートナーに絞らないお試し期間「Dating」ってのがあるようです。また、「Dating」が終わってもカジュアルに付き合う「Casual relationship」とかいう期間があって、その後正式に「Boyfriend and Girlfriend」になるようです。

 

  そのあたりの区切りは曖昧で「Friend with benefits (FWB)」に途中から移行することもありますね。FWBは日本風に言うとセフレなんだけど、もっとオープンというかなんというか・・・

 

  キブツ内の恋愛事情と言いながら欧米一般の事情になっちゃいました。もちろん、欧米各国によって違うようですけど、イスラエルはアメリカと近しいのでおそらくアメリカ式なんだと思います。

 

 

10.私の経験(恋愛)

  興味ないでしょうが、キブツ内での私の恋愛も書こうかと・・・

   

  欧米人とは正直、デーティング(お試し期間)にも発展しませんでした・・・。私の後からキブツに入所して来たスウェーデン人のボランティアと一夜の「お試し」はありましたが、私では役不足だったんだと思います。彼女は次の日からパレスチナ人のマッチョとデーティングに進みました。当時の私はこんな欧米式の付き合い方も知らなくて、それなりに落ち込むこともありました。

 

  韓国人の女の子といい関係にもなりましたね!日焼けで真っ黒でしたが、目がクリっとしてアイドルみたいにかわいい子でした。いい感じのとこまで行ったんですが、「韓国に恋人がいて初めてはその人と」言って断られ続けました。いい思い出です。

 

11.キブツについての総評

  世界でもまれにみる成功している社会主義の組織体だと思います。キブツで育てた野菜やフルーツはヨーロッパで人気で結構な値段が付くようです。砂漠地帯で育ったそれらは甘さたっぷりです!また、工業製品を作っているキブツもありました。

   

  イスラエルの灌漑農業も世界中で注目されているとのことでした。日本から視察団も来るほど当時は先進的なものだったようです。砂漠で水が貴重なので注水システムもコンピューターで管理されてました。

 

  住民たちは質素ながらもおいしい食事が食べられ、住居も十分快適で、(見た目には)みなさん仲良くしていて、週末はいろんなイベントが開催されるような環境だったので幸せそうに見えました。でも退屈すぎると言ってキブツを出ていく若者が多いようです。

 

  今はどうなのかな?

 

キブツの中の共通語は英語という事で飛び込んだのですが、私の滞在したキブツはスペイン語話者が多く、なかなか苦労しました。でも、ユダヤ人やパレスチナ人、欧米・南米人や韓国人と4カ月間、一緒に暮らせたのは私の大きな財産です。

 

ここには書いてない苦労も、まあ色々ありましたが今となっては全ていい思い出ですね!!

 

明日からは歴史を書いてみましょうか。

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

月初恒例のリタイヤ実現性について書きますね。

 

大前提として私にとっては以下がベストです。

 ① 円安×ドル高

 ② 円安×現地通貨高

 

5/31→6/28の推移は以下のとおりです。

 ① 円×ドル  :157→161

 ② 円×現地通貨:103→102

 

円×ドルがついに160円を突破して161円になりました。160円ラインで日銀が為替介入するかと言われてましたが、容認したようですね。あるいはできなかった?このラインを簡単に突破したので165円まで更に円安進むかと予想します。

5月同様、給料以外に国債の配当がありました。国債の価格は若干下落傾向で5月よりは含み損ですが、償還時まで得か損かはわからないですね。

 

6月は3泊4日のタイ旅行(バンコク&パタヤ)に行きました。旧友に会ったりで想定外に使いすぎました。まあ仕方ないでしょう!

 

パタヤに初めて行きましたが、物価が安くビーチとバー&レストランが充実してるので、移住先として魅力的です。ちなみに現在の移住先候補地はKL、バリ、ダナン、パタヤです!とはいうものの軽トラ一人旅を2年くらいする予定なんで、55歳くらいからですかね。

 

今月末で私の中での大台に資産が乗りました!もう二頑張りぐらい必要ですが。

 

リタイアまで残り1年と3か月!!なんかゴールが見えて来た感があります!

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

今月52歳になりました!

 

53歳の9月末で引退しようと始めたブログです。引退まであと1年と3カ月です。

 

正直実感が湧きません。近づいてるんだけど、世の中の情勢や周りの状況によっても変わる可能性があります。

 

来年のいつかは未定ですが引退をカミングアウトすることによって周りの人から更に色々言われるでしょうが、老い先短い残りの人生を大いに楽しもうと思っています!

 

ブログの自己紹介も51歳→52歳に変更しました。

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

ほなさいなら!

おはようさんでございます!

 

イスラエルシリーズの3回目はキブツについてです。

 

3.キブツとは

  説明するのがちょっと難しいんでググったんだけど、小難しいことが書いてあったので自分の言葉で説明しますね。

 

  簡単に言えば農業共同体。大勢(数十人から数百人)で集まり衣食住を共にし、そこで主に農作物を生産販売しています。キブツの構成員はキブツ内に住むことが原則です。ユダヤ人が経営してるんだけど、1999年当時はワーカーとしてパレスチナ人も働いていたし、日本人や韓国人を含む(おそらく)OECD各国からのボランティアもいました。

 

  で、面白いのがこのキブツ内においての所有という考えです。基本的に全てのものはみんなのものです。つまり、家や車やそして子供たちまでが構成員全員の所有物という考えです。平日子供たちは施設に預けられ、週末のみ家族の元に帰ります。朝昼晩の食事も大食堂で全員で取ります。

 

  さすがに結婚という観念はあったんで(残念ながら?)パートナーも構成員全員の所有物っていう訳ではなかったけど、ボランティアやユダヤ人の間では結構そのあたりが緩かったです。私も恩恵に預かったとかいないとか・・・

 

4.ヤマギシ会

  ある程度の年齢の人なら、大昔に社会問題となった「ヤマギシ会」って聞いたことあると思うんですが、キブツとヤマギシ会は理念や実践が似ているように思います。

 

  でもキブツはイスラエル国内でしっかりと認知されていて初代首相ダヴィド・ベン=グリオンや、第5代目の初の女性首相ゴルダ・メイアもキブツ出身です。一方、ヤマギシ会は現在、三重県津市と伊賀市に本拠地があり750人のメンバーが共同生活をしているが最盛期からはずいぶんと人が減っているようです。興味があったら調べてみてください。

 

 

5.ボランティア

  さっきも書いたけど、ヨーロッパ各国や南米から多くのボランティアが来ていました。特にヨーロッパの若者にキブツは人気で、太陽を求めて彼らはやって来ます。2・3カ月ボランティアをして、また国に戻るってスタイルです。まあ、リゾートに来てるって意識なんで彼らは明るいしテキトーですね。キブツに飽きたらエジプトやヨルダンに旅行に行くってスタイルの人もいましたね。

 

6.キブツの韓国人

  アジアでは日本と韓国からのみボランティアが来てました。韓国人はキリスト教徒が多いってのもあって結構いました。当時私は英語が全くしゃべれなかったんで、ストレスでふさぎ込んでた時期がありました。そんな中、いつも韓国人には助けられました。飲み会に誘ってもらったり、昼間でもよく声を掛けてもらったり。「私たちは日本語わからないけど、日本語が話したくなったら、私たちに日本語で話しかけてくれたらいいよ!」って言ってくれずいぶん救われました。すごく感謝しています!!

7.ボランティアの仕事内容

  ボランティアって呼ばれてるだけど、それなりに仕事してました。朝は5時開始で朝食を挟んで昼11時に終了でした。・・・たいして働いてないか。トマトやマンゴーの収穫でした。他には酪農や造園業に従事していた人もいましたし、洗濯や炊事、キブツの売店で働くと様々な仕事がありました。

 

8.キブツでの自由時間

  午前中の仕事が終わったら次の日の朝までずーっと自由時間です。プールに入ったり昼寝したり、ビール飲んだり、シーシャやったり。まあみんなそれぞれです。そして月5000円くらいのお小遣いももらえます。キブツから住居と食事(と古着)が提供されるんで、お小遣いのほとんどはビール代に消えてました。ご飯もすごくおいしかったので、酒以外に使うことありませんでしたね。

 

長くなりました。明日はお待ちかね(?)のキブツ内の恋愛事情です!

 

ほなさいなら! 

おはようさんでございます!

 

昨日に続いてイスラエルです。ここからはタイトルをつけて話していきたいと思います。

 

1.エルサレムの住民  

  まずは地図を見てください。エルサレムは1㎞四方の城壁都市です。その中は迷路のようになっていて、大まかにイスラム地区、キリスト地区、ユダヤ地区、アルメニア地区と別れてますが、それぞれの地区に壁はないので実際にはモザイク状に入り組んでいます。

Yahooニュースより

 

  昨日も説明した聖墳墓教会(キリストの墓があるところ)はキリスト教地区にありますが、巡礼の道の多くはイスラム地区を通ります。

 

  この地図では嘆きの壁と岩(黄金)のドームは少し離れてるように見えますが、実際は隣接しています。

 

  キリスト教の巡礼ツアーの人たちはライフル銃を持ったイスラエル警察の先導で巡礼してました。しかし、城壁内は当時危険な感じはなく、私自身も城壁内のホステルに宿泊しました。

 

2.アルメニア人

  そして、聞いたことも無いようなアルメニア人地区ってのもあります。アルメニア共和国ってのは現在この位置にありますが、彼らもユダヤ人やクルド人と同様、迫害の歴史を持っています。

 

  まず世界で初めてキリスト教を国家宗教としたのがアルメニア人です。だったら西欧諸国と仲がいいかって言ったらそうではなく、アルメニア教会という独自色の強い宗派です。つまりカトリックやプロテスタントや正教会とは違い異端とされています。おまけに現代においても楔型文字のような特殊な文字を使っています。

 

  古代にはローマ帝国に滅ぼされ、中世から近現代においてはオスマントルコに支配されています。しかし、その支配下でも独自の宗教であるキリスト教を守り、世界各地にアルメニア人居住区を作り暮らしてきました。多くはイスラム圏で交易や金融業に従事して多額の税金を納めることで信教の自由を守ってもらうというユダヤ人と共通した境遇であったと言えます。

 

  そして第一次世界大戦中にオスマン帝国の一体化を目指す方針によりアルメニア人の大虐殺が行われました。その数は数十万人とも数百万人とも言われているようです。実際は150万人くらいか。そして2021年にバイデン大統領はこの大虐殺を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認めると宣言しました。穿った見方をすればアメリカは世界最大の在外アルメニア人が住む国なので、彼らの票が欲しかったのではないかとも思います。

 

明日は、私が4カ月間滞在したキブツについて書きたいと思います。

 

ほなさいなら!