〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽22ー21:うすい クラス会へいく【初回2019年5月17日(金)】
▽脚本:坂井史世
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:菱川直樹
▽作画監督:丹内 司
▽原画:松丸知宏・津田夏貴・上田温子
・少女マンガ家をめざすうすいさちよがクラス会に行くことになった。学校で同じクラスだった人たちがひさしぶりにあつまって、たのしくお話しする会だ。さがしていた本を見つけてくれたあの人…。生きものがかりでいっしょだったあの人…。あま~い思い出いっぱいの男子たちとの再会(さいかい)に、ドキドキワクワクうすいさちよ。いきなり愛(あい)を告白(こくはく)されたり、さちよをとりあいケンカになったらどうしよう~~。(公式HPより
📝ラストこそいつものうすい回ですが、なんとも良い話でした。むしろ無理にあのオチにせずとも、会場戻って皆で楽しく談笑するカットで締めても良かったのでは、と思ったり。それなら自分的にも「うすいと少女」に匹敵する回になり得ただけに、なんだか面白いけど勿体ないなぁとも。
・クラス会の招待状が届いたうすいさん。一方、「どこかに面白い事は落ちてぬかの」などと言いつつマリーさんの屋敷に来たおじゃる丸と電ボ。その時、クラス会に着ていく服選びに悩むうすいさんとバッタリ。
「図書館で一緒だったアンソニー君。元気かしら…」とアンソニーとの甘い思い出を語り出すうすいさん。更に、「生き物係で一緒だったジャンピエール君…」とこちらもまた甘い思い出があるらしい。「モテモテだったのでございますね」と電ボ。
クラス会でアンソニーとジャンピエールに告白されたら、などと妄想膨らむうすいさん。面白そうとクラス会に付いていく事にしたおじゃる丸
・クラス会の会場、月光町ホテル到着。会場は既に人いっぱい。しかし、テーブルの下で小さく丸まってしまったうすいさん。いざとなると緊張、やはり帰ろう、と言い出すうすいさんを「せっかくここまで来たのじゃ」とシャクで会場ど真ん中に放り出すおじゃる丸。
会場の視線を浴びるうすいさん。「うすいさん」「本当だ、うすいさんだ」と話し掛ける男性二人。もしやあの二人がアンソニー様とジャンピエール様?と電ボが尋ねるも、「全然知らない人よ、ここにいる人たちの事、さちよ全然知らない…」と戸惑ううすいさん。
・「久しぶりだね、うすいさん」と話し掛けてきた先ほどの男性の一人、このノート覚えてる?と一冊のノートをうすいさんに。そこに描かれていたのは「アンソニーと私」なるマンガ。部屋を掃除してたら出てきたらしい。
怖くて面白いんだよね、と語るその内容は、うすいさんが屋敷で語った胸キュンの思い出そのまま。「もしかして、わたしの中の学校の思い出って全部自分が考えたマンガのストーリーだったの…?」
更に「思い出すなぁ、うすいさんって休み時間も授業中もずっと一人でマンガ描いてたよね」と続ける男性だったが、当のうすいさんは突如「なんでもない、さようなら~!」言い残し会場を飛び出してしまう
・ホテル屋上。ため息のうすいさん。尋ねてきたおじゃる丸と電ボに「自分でも笑っちゃう…モテモテだったわたしはマボロシで、本当は思い出の1つもないただの残念な女だったなんて…」と涙。
その時、「そんなことないよ!」と男性の声。その後ろには同級生たちも続々と。「俺たちの中にはいっぱいあるよ。うすいさんの思い出。」とノートの男性。
・うすいさんの過去回想。マンガを描いていたうすいさん、うっかり床に落としたそのマンガは同級生たちに大好評、マンガを描くうすいさんの周りには次々と人が。
そして現在、「本当面白かったよな」「怖くてクセになるんだよね、うすいさんのマンガ」「そうそう」と口々にする同級生たち。「オッホ、モテモテじゃの、うすい」とおじゃる丸、その隣で涙を拭ううすいさん。
「なにこれ…怖いってなんの話かわからないけど、なんか…めっちゃ嬉しいんだけど…」と号泣のうすいさん。つられて電ボも号泣。
・うすいさんの新しいマンガが読みたい、と同級生たち。「わたし、怖いマンガは描けないけど、甘~い少女マンガなら描けるわ…よ~し!こうなったらみんなの為に描く!」とその場でノートに描き出すうすいさん、同級生たちの前に降ってきたそのマンガは…
・「怖すぎ~!」 悲鳴と共に一斉にいなくなる同級生たち。「クセになるレベルを越えていたようにございますね(電ボ」 「張り切りすぎじゃ うすい…」というお話。
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