今回は1年前にラストランとなった大阪環状線201系が、東海道・山陽本線で活躍していた時代から現在に至るまで歩んだ歴史を振り返りたいと思います。(写真は東海道・山陽本線時代の201系)
本題のJR大阪環状線201系は、2019年6月7日に営業運転が終了しました。
この201系は、1979年に登場した国鉄初の電機子チョッパ制御(サイリスタチョッパ制御)、電力回生ブレーキを装備した「省エネ電車」として設計・製造された形式で、1981年から量産車が中央線快速・中央・総武緩行線・京阪神緩行線の3線区に合計1,018両が投入されました(写真は総武線201系)
関西で導入した201系は、1983年2月21日から国鉄 東海道・山陽本線の京都駅~西明石駅間で営業運転を開始しました。
2003年11月から体質改善工事が開始、前面のブラックフェイス部のほか内外装の大幅なリニューアルが施された
リニューアル前の201系車内(京葉線201系)
JR京都線・神戸線に導入された321系(上写真)の玉突きで、網干総合車両所 明石支所から森ノ宮電車区へ転属、2005年12月15日から大阪環状線で運用を開始しました。
最盛期は森ノ宮電車区に201系128両(8両編成16本)が在籍していました。
当初はJR京都線・神戸線時代のスカイブルーのままで運用されていましたが、2008年末から大阪環状線本来の車体色である橙色に統一されました。
東京の中央線を彷彿させるカラーリングの大阪環状線201系
中央線201系は2010年10月17日にラストランを行い後継のE233系に統一された。
JR東日本管内では、京葉線201系(上写真)が2011年6月20日の運行をもって引退、201系はJR西日本管内で活躍する車両のみとなりました。
103系のUSJラッピングを引き継いで、2012年10月17日にLB6編成が、2013年2月1日にLB15編成がそれぞれUSJラッピングとなる。
2013年12月にスタートした「大阪環状線改造プロジェクト」の一環で、車両の老朽化やドア数の統一を図るため、2016年から323系による置き換えが始まり、2017年度から廃車や奈良支所への転属(6両編成化)が始まった。
323系
ウグイス色に塗り替えられ6両編成となった201系は、大和路線・おおさか東線・和歌山線・桜井線で活躍しています。
奈良支所の201系は、6両編成22本132両が活躍
2017年10月3日に大阪環状線から先輩の103系が引退
2019年3月16日ダイヤ改正から、201系は桜島線内の運用と直通運転のみとなり、同年中に323系の全編成(8両編成22本計176両)の投入が完了した事を受け、2019年6月7日をもって大阪環状線201系の営業運転が終了しました。
ウグイス色の201系にも置き換えの話が・・・
2020年度から2023年度にかけて、JR京都線・神戸線へ225系電車144両(上写真)を新製投入した玉突きで221系を転属させ、大和路線・おおさか東線の201系を置き換え、JR西日本所属の201系全車の運用を終了させる予定となっています。
昭和43年10月ダイヤ改正(ヨンサントオ / 1968年)から関西で活躍している103系よりも早く引退してしまうのだろうか(写真は東海道・山陽本線で活躍していた103系)
ウグイス色の201系が、JR京都線・神戸線で活躍している221系(上写真)を転属させ置き換えるとは・・・
奈良地区で221系を見る機会がますます増えますね
個人的には、外観デザインやジェット機みたいな音を立てるモーター音が好きな201系、京阪神ではあまり爆音を鳴り響かせる姿を見られませんが、残りの約3年を事故も無く頑張って走り切って欲しいと思います。
JR東日本 豊田車両センターで保存されている201系量産車トップナンバーもどうなるんだか・・・

個人的な話ですが・・・
6月5日に注文した中古のノートパソコンが昨日届きました!Microsoft office2019フルセット、外付けのウェブカメラ、USBアダプターも付いて合計で9,751円なりPC
届いたのは2013年製の富士通LIFE BOOK A553/Gで、外観に若干の傷はありましたが、画面は綺麗で中古とは感じさせない動作状態なので大満足ですウインクしかも2013年当時にいた会社で使っていたパソコンと同じ機種なので使いやすいにやり
パソコンが届いた事で、1週間限定のリモートワークもこれで安心ぶー昨日の夕方は関東で激しい雷雨に見舞われましたが、急な天気の変化や気温差による風邪などに気をつけて今週もコツコツ頑張りましょう日本国旗

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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