こんにちは、母娘カウンセラーの高橋リエです。
昨日は、心配症な親御さんが、
じつは子どもの心配というより、
自分の心配をしている
という話を書きました。
(前回記事はこちらです)
親はふつう、
親が子どもの心配をするのは当然だ、
心配する自分はいい親だ、
くらいに思っていますので、
ためらいなく、その心配を口に出して、
子どもに伝え続けます。
すると、親の心配は
「わが子が○○できなかったらどうしよう、
(お母さん、超落ち込んじゃうわ!)」
ですから、
「あなたは○○できないんじゃないの?」
という「自分の不安」を、
わざわざ子どもに伝えていることになります。
毎日毎日、何度も何度も、
「あなたはできないんじゃないの」と言われたら、
ほんとにウザイし、いやですよね。
さらに困ったことに、当の子ども自身も、
「自分はできないんじゃないか」と思いはじめます。
つまり、親の不安が子どもに伝染する のです。
言ってみれば、
「試験で百点を取りなさい」
というプレッシャーと、
「あなたにはできないんじゃないの?」
という不安をセットにして、
親が子どもに正面からぶつけていることになります。
「友達と仲良くしなさい」
「あなたにはできないんじゃないの?」
「勉強もスポーツもがんばりなさい」
「あなたにはできないんじゃないの?」
「就活がんばって、いい会社に入りなさい」
「あなたにはできないんじゃないの?」
という調子でいつも言われていたら、
誰だって、気がくるいそうになりますよね(^^;;)
しかもこれらのメッセージは、
「○○できれば、あなたには価値があるよ、
でも、あなたにはできないんじゃない?」
という意味なので、
「がんばればわたしには価値があるけれど、
がんばれないからわたしには価値がない」
となります。
そして、
「がんばらなくちゃ! でもがんばれない・・」
という強いあせりと不安が頭の中で渦を巻き、
しだいに神経症的な症状が出てきます。
自分がいい人をやれてるかどうか、
友達に好かれているかどうかは、
他者の評価で決まりますので、
人の顔色をうかがうようになり、
対人恐怖の傾向が出てきます。
そして、
このまま追い詰められていくと、
ある日、
「わたしはもうがんばれない(価値がない)」
となり、動けなくなってしまいます。
親の心配は、百害あって一利なし。
不安になることはなかなか避けられませんが、
それを子どもにぶつけることはやめて、
「あの子は大丈夫!」
と唱えて、
一歩引いて、にこにこ見守っていましょう。
そして、
何ができたかで子どもの価値をはかるのではなく、
子どもがただそこにいてくれることに感謝しましょう。
なーんて、エラそうに言ってるつもりは全然なくて、
自分に向かって言っています(^^;)
明日は、昔のいわゆる「おふくろ」がなぜ、
つべこべ口や手を出さず、
一歩引いて、子どもを見守れたのかについて
考えてみようと思います。
ま、もっと毎日朝から晩まで忙しかった、
っていうのもあるかもしれませんが・・(^^;)
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