手紙 -7ページ目

クソマラソン

パンツくらい替えたかった。マラソン中にカドワキは思った。心底後悔した。マラソン大会に出場したのだが、そんな日に限ってゴムが切れてビロビロのパンツを履いて来てしまったのだ。走れども走れども、どんどんはみ出てくるパンツ。後輩に、パンツ買って給水ポイントに持ってきてと頼んだ。給パンツポイントだ。だが、何を思ったか女性用を買ってきやがった。穿き変えたが結局それもゴムちぎれ、最終的にけつにはさみながら、ゴールした。

無給

なんで金入ってねえんだよも~。下番報告してねえからか。だったらもう働かないのが生活を守る防衛策だ!プンプン!とか言いながらlionは今日は桜台に向かっている。もう働かない!と思いつつ、働きに行っている最中だ。なにせよく書いているように彼は色んなところへ出向いている。仕事で。だが、最近、交通費をもらうことが出来なくなった。ついでに、とでも言わんばかりに、そのうちに給料までもらえなくなった。喜んでタダ働きをしに行っている状態だ。だって、電車、楽しいんだもの。馴染みのなかった湘南新宿ラインに現在乗っている。なかなかにゴキゲンだ。

公私

昔、まだラッシーがボスのもとにいた時のことさ。ボスの鼻から、鼻水が垂れてきたんだ。幸いマスクをしている。ならば堪えろ。役者なら。痒いときとか往々にしてある。そんな時でも堪えろ。とボスが言うので、ラッシーは聞いた。ボスは役者だったんですか?と。するとこう返事があった。肩幅の広い俺だから、仕事用の顔とプライベートの顔を用意する必要があったんだ。仕事中に苦言を呈されて素直に謝る俺と、プライベートで偉そうに苦言を呈する俺。だって威厳ももたないといけないから、偉そうにしたくなくても偉そうにもしないといけない。こう考えるとプライベートも大変だね。でも仕事じゃないんだから、電車を降りたその瞬間から、肩幅も広く切り替えて、やることをやらないといけないのだ。ん?何言ってるかわからない?だからさ、俺みたいに肩幅が広いと、電車で座った時に両隣と肩ぶつかるの。会社の代表として電車乗ってるのに、ぶつかったらマズイでしょ。だから仕事中は小さくなってるの。で、電車から降りてプライベートになったら、思いっきり胸を開いて羽ばたくの。